ドイツ国鉄無料の旅が、、、

日本は参議院選の開票結果が伝えられていた日曜日の夜、ヨーロッパはサッカーのEURO2016で盛り上がっていました。

僕は、、、。サッカーというものにあまり面白みを感じないのでいつもは気にもしていないんです、実は。何故苦手なのかな?って考えてみました。まずは自分がサッカーがあまり得意ではないと言う事。あとは、結構接触プレーが多いでしょ、サッカーって。それで良くテレビで映るのが足が当たっていないの大袈裟に転けて見たり、痛がったり。(だってその後何事も無かったかの様に走ってたりするでしょ?)それがサッカーの面白い所だって言う人もいるんでしょうが、僕はそこが理解し難くて、、、。何となくサッカーとは距離を置いている気がします。

そんな僕が今回の決勝戦は観戦しましたよ。勿論テレビですけど。みると、やっぱり手にあせ握って応援したくなりますよね。僕は今回はフランスを最初から応援していたんです。

何故イングランドでもなく、ユリアンの母国ドイツでもないかって?それは姑息な理由なんです、、、恥ずかしながら。

ユリアンの住むドイツ、サッカーが強い国でもあるんですね。今回も優勝候補の一つに上がっていて、この前にドイツを訪れたときもこのヨーロピアンカップの準備で大賑わいと言った感じでした。

そんな国だからその催しに便乗して色々なビジネスが作られるなんです。そんな一つをユリアンがゴリ推し。それがDeutsche Bahn(ドイツ国営鉄道)が打ち出したユーロ2016の優勝国当て。19ユーロで3ヶ月有効のバーンカードを購入して、自分が優勝する国を決めてその国がもし勝ったら8月中の高速電車ICEが無料で乗り放題というもの凄い企画。もちろんこのカード他にも特典があってその3ヶ月間は通常料金の25パーセント割引で乗れるんです。だから自分の予想国が負けてもそこまで損しない感じに。

上の文章からお気づきの様に僕が選んだ国はフランス。

こんな感じでカードに自分の予想した国の国旗が付いてきます。

では何故、フランスか?と言う所ですよね。

これはユリアンの案。この話を聞いた時に、“じゃ、ドイツにしよう!!”って僕が言うと、、、。”うーん。ドイツは選ばない方がいいよ。”との返答。愛国心は何処に?と思っていると。

ユリアンの解説はこのようなもの。ドイツは強くて優勝をするかもしれない。だけど、バーンカードはドイツだけで実施されているから愛国心と、チームの強さから言って沢山の人がドイツを選んでいるはず。そうすると休暇シーズンでもある8月の電車の旅は人の波で地獄になるから賢明な選択ではない。では、他の優勝候補ではというと地元開催の強みもあるフランス。これがベストだと。(因にユリアンもサッカーには疎いのでサッカー好きの友達に聞いた情報らしいです、フランスが強い事は。)

フランスは好調に予選もトップ、準決勝で強豪ドイツも破り、”これは優勝間違いなし”モードに。それに比べてポルトガルはギリギリ予選通過、ポーランドに危うく負けそうになりながらも決勝にコマを進めた感じ、それプラスポルトガルサッカー界のスターであるクリスチアンロナウドが前半早々に怪我で欠場。

僕とユリアンの中では8月の無料鉄道の旅が繰り広げられていたのですが、、、、、。フランスがチャンスがあったのに決められず、延長戦でまさかのゴールを許して試合終了。僕らの夢も砕け散りました、、、、。

けど、今回はダークホース的な国が頑張りましたよね。ポルトガルもユーロを制するのは初めてだし、小さなくにであるアイスランドとこれまた小さなウェールズが準々決勝、準決勝とそれぞれに駒を進めて各個人の頑張りよりも、チームとしての団結が勝るのかなと思わせてくれるユーロ2016でした。

試合後はここがイギリスにも関わらずポルトガルを応援していた人達が多かった様で花火は上がるは、大声で喜びを分かち合う人、車のクラクションなどで賑わっていました。

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