人の肌を触るように

朝起きるとあいにくの曇り空。ただ気温は身震いをするほどはなくて、風もこの数日にくらべると穏やかなもの。ユリ君を6時半に送り出して、日記を書いたり、ストレッチ運動をして準備完了。今日は曇り空の下を走ることにしました。

晴れの朝日を浴びながらも気持ちがいいのですが、曇りの日は気温が一定なのでたくさんの汗をかかないところはいいですよね。しかも穏やかな風が吹くだけなので走りやすさもあります。今日もウォーキングステッキをもってよく会うおばちゃんに挨拶をして追い抜きました。このおばちゃん、"モイーーーン’って伸ばすの挨拶なので覚えているんです。今日はモイーーンではなくモゲーーーンでした。この時間はあと、犬の散歩をしている人が圧倒的に多いですね。海辺の近くは早起きした観光客の人。ただその数は早朝なので多くなくて走るのに支障はないのですが。

曇りの日のいいところは堤防の上を走っているとき。僕の住むドイツ北西部の地形はどこまでも平。本当にはるか向こうまで見えるんですよね。あまりにも平らで、ここあたりは海よりも標高が低いんです。なので高潮などで海の水が流れ込まないためにこの緑の堤防が作られているわけなんですね。高さも結構あって、かなりの見晴らしのよさ。そこを1kmぐらい走るのですが。曇りの日はそこからの景色がドラマチック。ここは曇りでも海の上には太陽が出ていたり、反対の陸地のほうに青空が見えたり。阿蘇の山の中で育った僕にとってはこの見渡せる景色って新鮮なんですよね。まるで物語が始まりそうな天気。

今日もちゃんと10km走って、その後シャワーを。汗で体から塩分が抜け出てるのがわかるほどに口の周りが塩味。

そして冷蔵庫で冷やしていたアンズをパクリ。

アンズって食べたことありますか?僕はね実はヨーロッパにくるまでジャムでしか食べたことはなくて。6月から7月が旬のアンズ。ドイツのスーパーで最近よく見かけるので買ってみたのですが、本当においしい。甘みと少しの酸っぱさの素敵なコンビネーション。

しかもね、この色。本当にいろいろな色がまじりあって綺麗なんですよね。濃いオレンジ、黄色、白みを帯びた黄色、そしてその間の暖色が混ざり合って芸術作品。そして肌触り。これが、少しだけエロイ。産毛が生えているんですよね、桃みたいに。けど桃の産毛って刺さりません?痛い!みたいな感覚が丸かじりするとありますよね?それがアンズにはなくて、まるで人の肌を触っているような柔らかさでついつい撫でてしまう。。。病みつきになる肌触りなんですよね。

皆さんはどうですか?果物を普段から食べますか?僕は子供のころから3食のうち1度は果物が出ていたので、よく買うんですよね。特にドイツに来てからは果物の摂取量が多くなりました。今はアンズのほかにオレンジ、リンゴ、そして平らにつぶしたような形の桃が果物籠に。

旬が終わる前にもっと食べなきゃな。

こんなに簡単に、、、

土曜日のお昼過ぎ。ドイツ北西部は残念ながら曇り空。温度も少し寒い感じかな?だけどTシャツと短パンで過ごしている僕。せっかくの夏だからね、着れる時に着ておかないと。そう、なぜか僕のワードローブにはタンクトップが沢山あるんです。ロンドンもここドイツもそこまで暑い国ではないのにね。

さて、昨日の夕方ユリ君が1週間の出張を終えて帰ってきました。何か不思議な感じ。今までいなかったのに突然、現れた感じが新鮮でした。

そんなユリ君へのお出迎えにデザートを作ったんですが、これがブラウニーを作るかのごとき簡単さで、しかもかなりのおいしさ。

用意するものも、あんまりないんです。クリームチーズ、ヨーグルト、生クリーム、グラニュー糖、卵、小麦粉。

これを順番に混ぜる。

 

よく混ざったら、僕はパウンドケーキの方に流し入れました。

ベークドチーズケーキと同じで、白い耐熱性の容器には熱湯が3cmほど張っています。これで蒸し焼きにする感じですね。

170度の温度でオーブンで焼き色が付くまで焼きましょう。僕の家のオーブンでは45分。

常温のまま冷えるまで待って、そのあとは冷蔵庫へ。僕は一晩寝かせてから食べました。

チーズケーキよりは軽くてさっぱりだけど、奥深さはちゃんとあるし、イチゴとの相性がまた抜群。これはお菓子作り初心者にもおすすめです。

 

 

心臓を食する

ユリ君は健康そうな生活をする割には、好き嫌いが多かったりするんですよね。お母さん曰く、昔は野菜のほとんどが嫌いだったらしいのですが僕が出会った時は夕食には絶対にサラダを食べるという習慣があって、野菜嫌いは克服していたようですが。それでも芽キャベツは今でも絶対に食べないし、真っ赤なビートルートもダメみたい。食べるけど本当は食べたくないのはブロッコリー、カリフラワー、ナス。あとは、オリーブ、アンチョビ、ケーパー、ブルーチーズは食べないので僕も最近はご無沙汰。

人によって新しい食べ物に挑戦していく人と、自分の好きなものを保守的に食べてその領域を広げない人の2つに分かれると思いませんか?僕の中では新しいものに積極的に取り入れるのは女性が多いなって思います。逆に男性は保守的。それって美容院でもあらわれませんか?男性って良かろうが悪かろうが同じ床屋さんに何十年も通うのに対して、女性は気に入りの美容院が見つかるまでいろいろなところを試すという話をよく聞く気がするのですが。

食に関していうと僕は新しいものを挑戦したタイプだなって思います。レストランでも何か珍しいもの、自分では作れないものを注文することが多いし、料理を家で作るときも冷蔵庫の中や調理戸棚をざっと見まわして何があるかを確認した後、好きなように自分流の料理を作るんです。ユリ君はこれがあんまりないかな。

なので、先日スーパーに一緒に買い物に行ったときにこっそりと買ったものが。鶏のハツ。心臓ですね。僕が八ツを食べたのは実はロンドンに住んでからで、レストランで焼き鳥のものを食べたのですが食感が面白いなと思ったのと塩のシンプルな味が活きるなと思ったこと。ただ、自分で調理をしたことはなかったんです。それが、鶏のから揚げでもユリ君にしようかなと思って肉のコーナーを見ていたら不思議な肉が。読んでみると鳥の心臓だと書いてあります。”よし、勝手みて何か作ってみよう。”と決めたのですが、ユリ君が反対しそうだったので、カレー用に買った牛肉の下に隠してショッピングカートへ。無事にバレずにお会計も通過。

そして昨日、ハツを調理したわけなのですが。なぜか料理をしながら考え深くなってしまいました。ハツは400gほど入っていてその数40個。という事はここには40羽分の心臓が、鶏の存在があるというわけで。ハツの調理法で、なかの血をちゃんと取り除いたほうが良いとあったので500円玉のより少し小さなその心臓を切っては開いて水洗いをしていたのですが、穴があるんですよね心臓のところに。多分ここが血液を送っていた血管があった場所なんだろうなとか、また開てみると何個かの空間があってこれが理科の時に習った心臓の構造なのだなと思い、自分の心臓もこのようなんだろうなと思いながらさばきました。

普段肉を買ってきて、その食べられる牛だったり、鳥や豚を考えることってなくないですか?もう食べ物としてしか見てないなって。それが心臓があんなにも入っていてそれを調理していたら、せっかく40匹分の命を食べるからおいしく味わって食べなくちゃなっていう感謝とも義務感とも言わないその交わった感情が心を占めたんですよね。不思議な体験でした。

ハツはネギと一緒にガーリックパウダーと塩でシンプルな味付けに。お米を一緒にと思ったのですが次の日がカレーで米続きだとユリ君から不満が出そうだったのでジャガイモのスライスをパルメザンチーズで軽く和えたものを副菜にしました。”これ何の肉?”と言いながら食べるユリ君。鶏だよといっただけど深くは説明しない僕。終わりごろに、”心臓っておいしいね。”っていうと”そっか、心臓か。うんうん。美味しい。”ていう返答が。どうやらハツは問題なく食べれるようです。良かった。

だけどね、炒めたんだけど焼き鳥のような食感にならなかったんですよね。今度はオーブンで焼いてみようかな。

食べられないケーキを作る週末

毎日が暗闇のような日々だった先週ですが、日曜日だけいい天気に。なので、ユリ君と走りに行ってきました。特にユリ君、最近よく走って体力づくり。と言うのもスキー旅行がもうすぐあるから、そのための基礎体力作りなんですね。なので、仲良く冬の太陽を浴びながら9kmほど走ってきました。しかもこの晴れた日は、ユリ君の誕生日だったんですよね。

誕生日だからと言って特別に何をするわけでもなく、家にいたんですが。ケーキは作りましたよ。しかもね、食べられないケーキを。しかも2つも。

ロンドンにいたときは結構な頻度でケーキなどのお菓子作りをしてブログにも載せていたのですが、ドイツにきて僕の料理器具がまだ箱に入っているのもあるし、作っても食べてくれる人が周りにいないのでご無沙汰だったんですよね。

久しぶりのケーキ作りに、余裕をもって音楽を流しながら半日かけてゆっくりと作るプロセスを楽しみました。

まず一つ目はこちら。

この材料を見ればわかってしまうかもしれませんが、キャロットケーキ。いつもならばオレンジジュースで浸したレーズンを入れるのですが、ユリ君がレーズン嫌いなので今回はなしに。

チアシードを入れて焼き上げてみました。このケーキはそこまで膨らまないずに、フロスティングはクリームチーズとレモン、それにチアシードのものをチョイス。

 

完成こんな感じ。食べ応えがあるケーキかな。

二作目は一つ目とは違って軽いスポンジを焼きます。高さからすると最初のスポンジの倍以上の高さに。

ただ、オーブンから出してしまうと焼き縮みしてしまうんですけどね。素敵な色に焼きあがりました。これが冷めるのを待って3つの層に切り分けます。これがね、何かと難しいですよね。

 

このスポンジの間や上に乗せるものは、大人の感じに仕上げました。まずはこの切ったスポンジに濃いめに入れたコーヒーを浸して苦みをプラス。クリームはマスカポーネと生クリームを合わせた最強クリ―ム。ちょっとだけ味見と言って何回も食べちゃいました。そのクリームをスポンジの間、上部、側面に塗ったらチョコレートを皮むき器で削り落としたものをかけて出来上がり。

出来上がった時には夕方でした。さて、どうしてこのケーキが食べられないケーキと書いたか、、、。実は、これユリ君が仕事場の同僚に自分の誕生日を祝うためにもっていきたいとお願いされて作ったからなんです。なので、折角おいしそうにできたのに僕の口には入らず、、、、。今朝大きな箱に入れてユリ君が持っていきました。会社に行く前に、”もしあまったら1スライスずつ持って帰ってきてね。”とは頼んだのですがどうなるかな、、、。

 

 

食べ物のシンプルさと食の神髄に思いを馳せて

雨が降ったり、晴れたりと落ち着かない空模様のドイツ北西部。これが冬の気候だと言われれば、それを受け入れなくてはいけないですよね。けど気が付けば、あと一ヶ月ほどで冬至。という事はその一か月後にはまた、日が長くなっていくと思えばそんなに苦痛ではないのかもしれません。今まで曇りで、雨粒が降っていたのに突然に眩しい太陽が顔を出して外の通りを明るく照らしています。日が出ているうちに、ジョギングにでも出かけてこようと思います。

そんな日曜日の朝はユリ君が朝ご飯を作ってくれました。トーストにスパニッシュオムレツ。コショウが少しと、塩分をそんなに感じないシンプルな味付け。そのために、具材のタマネギの甘みをよく感じられて僕は好きだったんですよね。なので、何気なしに”今日のオムレツはシンプルでいいね。”とユリ君に伝えると。

”そんなシンプルじゃないと思う。もっと、スパイスを利かせるべきだったって事?”との返答が。

どうやら、シンプル=味がなくまずい、と言った方程式がユリ君の中にあるようだったのでそれを訂正して、”おいしかったよ。”とは伝えたのですが素直に受け取ってくれたかは、、、。

確かに色々なソースやスパイスを混ぜ合わせてコンプレックスな奥深い味というのも美味しいと思うのですが、使っている野菜や肉の味を前面に押し出したシンプルさって素敵だなって思うんですよね。特に日本に帰って色々なものを食べてその思いが強くなったように思います。

今日は日本で食べた食事の話にしようかなと。

日本食って確かに準備に手間暇かかる物も多いですよね。だしを取るために煮干しを前の晩から水に浸して置いたり、和菓子にはほとんどとも言っていいほど使われる餡を作るのだって、ものすごい工程と時間が必要で。だけど、そこの中に使われる素材はシンプルなものが多いのかと。

餡だと使うものは、小豆と和三盆糖だけだったり、煮物だと出汁、醤油、ミリン。世界で今となればどこでも通用する言葉になった寿司も、寿司米と魚、そしてワサビのみ。刺身に至っては魚だけの味を楽しむものですもんね。だから、味がシンプルというのは素敵な誉め言葉だなって僕は思うんです。

そんな、素材の味を感じられるシンプルな日本の食べ物に出会い事が今回の旅でできました。

まずは、和歌山県の熊野古道を旅した時に泊まった古民家。

兵庫で生まれ育ったある男性がオーナーで、自分で古びた民家を改良して熊野古道を旅する旅行者に安価で宿を提供しているんです。この古民家、一見丸ごと貸し切りで中には台所、木の香りが充満するお風呂に、畳の間が3部屋。もちろん昔ながらの縁側もついて、道を挟んで素敵な熊野の山深い景色の広がりを見ることできます。台所があるので自炊をしてもいいのですが、1日中山の中を歩いて近くにスーパーもないので夕飯もお願いすることに。朝食もついていますよ。オーナーが朝に近く町の喫茶店まで車で送ってくれるし、今回は無理を言っておひるごはんのお弁当も頼みました。それで、1人8000円はお得でしょ。

この料理の種類の豊富さ。ほとんどはここのオーナーの手作りで、その他のものは近所のおばちゃんたちの手作りのものだそう。旬のものを食べれるおいしさ。そして、田舎料理の温かみが1日中歩き疲れた体には心地よかったです。

この土地で育っていないオーナーが、過疎化が進むこの場所で近所の人々とつながって助け合いながらこの古民家宿泊を地域をあげて活性化をしている姿が印象的でした。

古き良き日本の姿をユリ君に見せたいと思っていたので、島根県の出雲では旅館に泊まることに。確かに、値段は結構な額でしたが夕食と朝食が入っていればそこまでは高くないのかもしれません。しかも、島根特産のおいしいものを豊富におなか一杯に楽しめたのですから。

ここで感じたのは盛り付けの美しさ。口で味を感じて、鼻で匂いを感じ、目でその料理を楽しむ。ものすごい数のお品書きだったのですが、どれが一番目立っているわけでなくてそれぞれに輝きを放って、主張をしすぎにハーモニーをなす。まるで日本人の精神構造を現したようだなって食べながら思いました。

喜界島では島料理を。この島ではヤギを食べるんですが、ヤジの刺身なんてのもあるんですよ。今回はヤギの刺身は食べずに、炒め物に。確かにラム肉に様な臭みが少しありますが、美味しい。あとは、島でとれる白身の魚の刺身や、夜光貝の焼き物などを島のレストランで食べ、クレちゃんの実家では、島ミカン、手作りのグアバアイスクリーム(庭にグアバの木があって、あまりにも実がなりすぎて食べれないほどなんだとか。)お母さんお手製の島のお吸い物と至れり尽くせり。

あとは、喜界島のおもてなし料理である鶏飯(けいはん)を食べにある食堂へ。地元の幼稚園との運動会と重なったこともあってか、僕達が行った時には鶏飯は残念ながら残り1つ。ユリ君にそれは譲って、僕は油ソーメンを。途中で、ここのお母さんが作ってくれる無農薬のニガウリのお茶うけなどもいただいて、地元の味を堪能しました。

 

もちろん阿蘇の実家に帰って母の手料理をおなか一杯に毎日食べれる幸福感。”何が今日は食べたいの?”って毎日のように聞かれたのですが、あまりにも食べたいものがありすぎるというよりは、何が出てきても美味しいので選ばなくてもいいかと母に任せました。

自分でご飯を作る今ですが、母の作るものは自分で作ることってないんですよね。だって、自分で作って食べて思うことはいつも一緒だから。”あー。やっぱり母の味を超えることはできないな。”って。

栄養素を取るために食事という物があるわけだけれども、人間は料理という物をした時から、栄養だけではない、人の感情や愛情もその中に込めて相手に食べさせているのだろうなとこの旅を通じて感じました。ただ、口に詰め込むものでなく、味わって食べる食事にこそ食の神髄はあるのかもしれませんね。

達成感で終わっちゃう病

今日の朝も霧で真っ白な景色で1日が始まりました。もしかしたら、これからは毎日がこんな感じで霧なのかな?

さて、僕は平日の夕飯づくりを担当しているのですが、どうしても1つ問題が。それがね、何を今週は作ろうと思ったのか思い出せないという事。これって、僕だけなのかな?

僕は平日、ユリ君は週末の夕飯を担当していて、週に1度大きな買い物をスーパーしにいくんですよね。なので、その日には事前に作りたいものを僕だと5日分、ユリ君は2日分の材料を書きとめて、スーパーへ。

この買い物が大体。木曜か金曜日。なので、僕がご飯を作る順番までにちょっと時間が後半あるんです。それで、月曜になって冷蔵庫を開けて色々な品物があるけど、これらは何のための材料として買ったんだっけ?って悩んで、悩んでわからずじまいってことが最近多いんですよね。

買い物に行くときにはちゃんと買わなきゃいけない材料と、何を作るかの料理名も書いてるメモを持っていくんです。それを見ながらスーパーをうろうろして必要なものを買っているので、そこまでは完ぺきなんですよね。けど、ここ僕の掃除と一緒で、達成感で終わっちゃう病が。買い物をしてメモをなくさないようにとどこかに入れておくんですが、どこに入れたかがわからなくなって、、、。っていうケース.

けどね、ちゃんと覚えているのもあるんですよ。例えば、これ。

さて。ここから何が出来てくるでしょうか。これ、小麦粉、油、お湯だけで作ってあるんです。本当は、市販のものがあったら市販のものがあったら楽だなっていうのが正直な感想なのですが、ドイツの田舎で手に入れられるものは限られていますからね。何事も作れるなら、頑張って作る精神でやってます。

次のステップがこれ。

これ餃子の皮。ネットでレシピを見つけて挑戦することにしたんです。これで40個分の餃子の皮ができるんですよ。

それで、餃子の具はこの前頑張って買ってきた豚肉のミンチ、ニラがないのでスプリングオニオン、玉ねぎ、マッシュルーム、しょうが、にんにく。

左側のちょっと歪な円状になっているのが僕のお手製の餃子の皮です。綺麗な円にするのって本当に難しいですね。職人技だなって実感しました。

そして、ちゃんときれいに包んで、おいしい餃子の出来上がり。

 

ただね、餃子を焼いたのはいいんですが、底がフライパンにくっついてしまってそこの皮が取れちゃったんですよね。だから、ちょっと残念。次回はパリッとした餃子を目指して頑張ろうかなって思ってます。味はおいしかったですよ。ユリ君の気に入ってくれたようなので、リベンジを誓っている今日この頃です。

そして、今日は週1回の買い物デーなので、今回はちゃんとメモをなくさずにしたいなって思ってます。

お洒落なだけではないのか、、、!

昨日は冷蔵庫の中の食料品が尽きてき始めたので、食料の買い出しに。ユリ君とは週1回のペースで大きなスーパーへと買い出しに行くんですよね。今回もいつもと変わらずに、ユリ君は仕事場から僕は家からそれぞれに出発して、スーパーで落ち合おうという段取り。

それにしても、秋が色濃くなってきましたね。ツタの色が赤くなっていたり、すーんとするような冷たい空気を鼻先に感じたりで、30分の散歩を秋を感じながら楽しみました。アメリカのミネソタに住む友達のふぁフェイスブックには色鮮やかに紅葉した木の写真が。日本はどうなんでしょうね?9月の終わり。寒いのかな、それともまだ暑さが残っているのでしょうか?

二人で食料品を買いに行ったときはいつもそうなのですが、夕飯は何か簡単なものになることが多いんですよね。タダ。僕が今夜のことをそこまで考えてなくて、ユリ君にその旨を伝えると、”じゃ、チーズとパンだね。”との提案が。どんなチーズとかもお任せで、買い出し終了。

夕飯の時間になって、”チーズをセットしなきゃ。”と台所へと消えていったユリ君。何の準備を”と思ったら、こういう事。

 

チーズをオーブンで溶かしていたんですね。これね、たぶんカマンベールチーズで、中のチーズはトロトロ。見た目にはわからないかもしれないんだけど、スーパーでカマンベールチーズって木の輪みたいな梱包がされていませんか?”さすが、ヨーロッパ。オシャレ。”ってしか思っていなかたのですが実はこれお洒落な梱包なだけではなくて、実用性も兼ねていたんです。

ユリ君曰く、これオーブンに入れても大丈夫だから。と一番上の紙だけをはがして、あとはオーブンに。時間にして15分くらいかな?こんな状態になるんですね。あとはそこに好きなパンを突っ込んで食べるというシンプルなもの。けどね、温かなチーズがハイジ気分を高めてくれて、スイスの夕暮れの牧草地が目に浮かぶよう。アルプスの少女ハイジごっこをしたら、僕がハイジで、ユリ君はクララだろうなー。そんなことを思いながらの夕飯でした。

チーズの話になりますが、ドイツは本当にチーズをよく食べるんですよね。しかも種類が多いし、おいしいからついつい食べ過ぎちゃう。けど、アジア人の95%が牛乳を上手く消化できないと聞くし、食べすぎには気をつけなきゃなって思うんですけどね。こんなにおいしいそうなチーズを目の前に、NOって言えませんよね。

ユリ君はどんなチーズも食べるんだろうなって思っていたら、”青カビチーズはきらい。”とのこと。僕は好きなんですよね、青かびのやつ。なので、今度は1人の夜があったときにはワインと一緒に食べようかなって計画中です。

ちょっと気になって冷蔵庫の中に何種類のチーズがあるんだろうって見たら、6種類ありました。

ちなみに世界の一人当たりのチーズの消費量を見ると、1位は納得のフランスで26kg。2位は同率でドイツ、アイスランド、ルクセンブルクの24kg。ものすごい量のチーズを食べてるんですね。日本はなんと2kg。なのでドイツの12分の1。なので、日本では海外の人がスーパーの中の魚売り場で匂いがきついって言ってるけど、ドイツだとチーズ売りがは物凄いにおいが立ち込めています。

国が変われば、言葉も、習慣も、食べ物も、体質も、体型もかわってくる。ほかの国を知るって本当に面白いですよね。

土曜日のお土産

とうとう週末ですね。今日はいつもよりも遅めに起きて、ゆったりとしたスタート。普段の朝食はすぐにユリ君の出勤の時間のために時間内に食べることが重視されがちですが、休日の朝はそんな”せかし”もないので、いつもの朝食とは違って感じます。

外は雨が降ったり、晴れたりと目まぐるしく変わって自転車で出かけようか、でかけまいか迷っているところ。明日の予報は一応は晴れなのですが、ユリ君曰くあてにはならないとの事。ここドイツ北西部も、イギリスも天気の移ろいが早いようでそれを予報するのは難しいようです。

朝食の後に、僕はどうしてもしなきゃいけない事があって、数時間ほどコンピューターの前で。その間に散髪に行って、ついでに朝市にも行ったユリ君。髪がすっきりして凛々しい感じに。いつもは一緒に行く朝市だけど、今回は一緒に行かれなくて残念。

ただ、頑張って作業をしている僕にお土産が。これなんだかわかります?

 

これね、マジパンっていうお菓子なんですよね。ユリ君の大好物。なので、僕へのお土産なのかは少し疑問もあるのですが。

マジパンって、僕の子供のころあったんですよね。だからそのイメージしかなくて、ユリ君が”マジパン好き。”って言ってた時は、どうして?って思ってたんですけど、、、。どうもね、僕が子供のころにマジパンと思って食べていたものがマジパンではなかったと言うことに気が付いたんです。僕がマジパンだと思っていたのは昔のホールケーキにはよく飾りとしてついていたサンタクロースや動物の型をしたもの。食べるときには結構、ガリって感じの感触で硬くて甘いだけの思い出が。それを誰かにマジパンだと教えられて、それをずっと信じていたんです。

ドイツで言うマジパンは、アーモンドを粉にしたものに砂糖を混ぜて煉り合せたもの。発祥はどうやら中東の様です。それが東ドイツを経てバルト海に入ってきたのと、あとはイタリアを通る南のルートで伝承されたようです。ドイツにきて、マジパンを色々なところで見かけたり食べたりする機会が多いのでドイツのもなんて思ってたんですが、スペインやイタリアにもマジパンを名物としているところがあるようです。

ドイツでマジパンと言えばリューベック。リューベックはドイツ北部にある都市でハンザ同盟の盟主として栄えた街ですお店屋さんでうっているのも、このリューベックの名前があるものが多く、味もパイナップル、ピスタチオ、コーヒーなどいろいろ。しかもオシャレなパッケージなんですよね。なんで、ここリューベックが有名になったかというと、ある時この街に飢饉が訪れ、貯蔵庫にあった大量のアーモンドで作れるものはないかと作らせたのがマジパンだという起源があるのだとか。

さて、今回のはドイツのどこにでもあるお菓子屋さん、HUSSELのカカオが外側にまぶされただけのシンプルなもの。なんとなく、トリュフチョコレートを彷彿させますよね。触感はトリュフよりも少し固め、噛んだ瞬間にアーモンドの独特の香りと味が口いっぱいに広がります。舌触りは少しだけザラっとした感はありますが時間がたつうちに溶けていきます。最後には甘さと爽やかさの同居みたいな後味かな。

マジパンをユリ君と出会って食べ始めて、僕もどうやらその魅力にだんだんと魅せられているようです。

優しい味は心にしみる

水曜日、週半ばですね。皆さん元気にしてますか?どうだろう、日本はまだ暑いのかな?ドイツ北西部はもう20度を超えない日がほとんどで、これから先の10日間の天気を見るとずっと雨か、嵐。夏はとっくに過ぎてしまったようですね。家の隣りにある木も葉の色が赤さを増して、秋の深まりを感じさせます。

そんな天気には何か温まるものがいいですよね。そこで作ったのが、野菜たっぷりのスープ。ね。、色からして野菜たっぷりですよって雰囲気でしょ。しかも、作り方もものすごく簡単なんです。

使う野菜は、ネギ1本、ズッキーニ1本、ジャガイモ大2個、セロリ2本、さやいんげん50g。ね、野菜たっぷりでしょ。あとは、これに1Lの水と野菜のブイヨンと塩で味付けをするだけ。

まずは野菜をすべて写真の様なサイズに切りましょう。これを油を敷いた深鍋で数分間炒めます。次に塩、ブイヨン(なければコンソメのもとや、何かのスープのもとでもいいと思いますよ。)をいれて蓋をして沸騰するまで待ちます。沸騰したら、ふたを取り除いて15分ほど火にかけます。この中で一番火の通りにくいのはジャガイモなので、ジャガイモが柔くなっていたらオッケー。一度味を見て、整えてくださいね。

これだけでも食べれるんですが、緑色のスープではないんですよね。この状態だと澄んだスープのままなので。お玉3杯分の具をスープ鍋から取り出して、ミキサーやブレンダーで液状にしてみれば、緑の液体ができるはずです。これをまたスープ鍋に戻せば今度はスープが鮮やかな緑色になっているはず。

ちなみに、この黄色のゴロっとしているのはジャガイモでなくて、パスタの一種。なかにヤギのチーズとほうれん草が入ったトルテリーニというもの。イギリスやドイツでは、スーパーなどの冷蔵の棚にあるんですけど、日本はないのかな?それでしたら、9月のお月見の頃だから、米粉のお団子を入れてもいいかもしれませんね。

トルテリーニを入れるときは一番最後。いれて数分で一煮立ちすれば大丈夫。ね、かんたんでしょ?日本はまだ暑いかもしれないけど、寒くなったらおすすめです。

さて、少し落ち込み気味だった昨日の僕。そんな感じを察してか、ユリ君が小さなプレゼントを。

これ、トフィーというお菓子でアメリカとかイギリスではとよく見かけるものなのですが。日本にはあるのかな?トフィーには硬いのと柔いのがありますが、これは柔いバージョンで、クルミ入り。やわらかいキャラメルって言えば通じるかな。グリコの昔食べて好きだった、アーモンド入りのお菓子に似ていて、ふわっと優しい味、

この箱には、頑張ったね(勇敢}トフィーと書いてあって、励ましのやさしさを感じました。楽しい時を大事な人と過ごすのもいいけど、ちょっと物悲しい時やつらい時はその存在感が2倍にも3倍にもかんじます。

ありがとう、ユリ君。

大声で歌えば、すべてはどうにかなる

新しい週のスタートですね。皆さん、いい月曜日が送れていますか?ドイルは少し肌寒さは感じるものの素敵な晴れの月曜日です。僕は相変わらず朝から早起きで、電話を掛けたり、あるテストを受けたりと忙しく過ごして、今ほっと一息ついてこのブログを書いているところです。

そういえば久しぶりに奄美群島の喜界島に住む友達とも電話で話しました。ヤフーのニュースで50年ぶりの記録的な大雨という記事があって、大丈夫なのかなと思ってメッセージを送ったら、その数分後に電話が。”いま、雷がすごい!!雨もバケツをひっくり返したような感じで振るし、道も水で沈んでいるところもあるよ。どうしようってくらいなんだけど。”との事。話を聞いてみると、喜界島は旧盆のお祭りがっていて親戚、家族が集まって友達の本家のおばあちゃんの家にいるらしいんです。ただ僕の友達は自分の家のご先祖様のご飯をかえるために、1人で一時戻ってきたときにこの雷の嵐に巻き込まれてしまったそう。そんなタイミングで僕のメッセージが届いたので、藁にも縋るおもいで電話したのだとか。久しぶりに話して話題に花が咲き、1時間ほど喋っていました。元気そうで、いつものように明るくて、何より。電話が終わるころには雷もいなくなったと安心していました。

そんな大荒れの南の島とは違って、牧歌的な気候のドイツ北西部。昨日もこんな感じの、素敵な日曜日だったんです。ユリ君も僕も”でかけたい!でかけたい!!でかけたい!!!”病を発症して、いざ出陣。

こんな日は自転車乗りで決定!!

ユリ君が自転車を2台持っているのと、ドイツは本当に自転車専用の道路、それに自転車で巡るルートが多様にあってたくさんの自転車に乗っている人を街中でも田舎道でも見かけるんですよね。チェックポイント様な地図があるところや、休憩所、それにルートを記した標識も本当に沢山あって迷うことも疲れすぎることもないように出来ています。田舎の町で迷ったら、そこら辺の人が”どこどこに行きたいなら、その道だよ。”とか教えてくれたりと親切。なので、ユリ君とのサイクリングはこれで3回目。僕たちの新しい趣味になりつつあります。

ルートはいつもユリ君任せ。僕は後ろをついて行って、”うわー。綺麗な家だな!!”とか、”牛がいる!羊がいる!ポニーがいる”と騒いでいるだけ。お笑いで言うとユリ君が突っ込みで、僕が完全なるボケです。

今回は今までで1番完璧なルートだったなって思います。小さくメルヘン的な小さな集落をいくつも見れたし、対岸のオランダを見ながら潮風かおる道を通ったり、両脇に木が整然とならんだ木陰の道を通り抜けたりと様々な風景を楽しめました。

”天気が良くて、気持ちがよかったね。けど、かなりの距離を走ったね。”と聞くと、ユリ君から”きょうは60km走行したよ。”と言われビックリ。僕の中で60kmって物凄く、果てしない距離って感じがあって、車や電車なら60kmねって思えるけど、自転車でってなるとね。だけど意外とそこまで苦になる距離ではないなってことが今日の経験で分かりました。

自転車に乗っている間、もちろん2人で喋ったりもするんですが喋っていないときもあるわけで。そんな時僕は1人で歌を歌っていました。だってあまりにも牧歌的だし、人はあまりいないし、開放感がたまらなかったから。

最初は、”線路はつづくよ”とか、”おかをこえゆこーおよー”などの旅の気分が出る童謡を歌って、その次にTKの歌、篠原涼子のLady Generationや hitomiの Go to the Topなどを口ずさみ、そのあと山口百恵や中森明菜など最近なぜか聞いてしまってハマっている昔の歌姫たちのシリーズに突入。”そういえば、男性歌手の言うた歌ってないなー。”と思って、福山雅治の桜坂や、ユズの夏色を。けど、一番ペダルをこいでいてあったのは大黒摩季の熱くなれ!かなー。

そんな半大声で歌っている僕を横目に何にも気にしないユリ君。彼の唯一知っている日本語の歌、”ポニョ、ポニョ さかなのこー”って歌ってました。歌も歌えたし、体も動かせて、素敵な景色も楽しめる。サイクリングおすすめですよ。

夕飯はユリ君が作ってくれたので、僕がデザートを。

フルーツはざく切りの桜桃とラズベリー。白いのはムースなんです。ムースって意外と簡単できるんですよ。まずは卵白1つを少しツノがたつまで泡立てます。ほかのボールのホイップクリーム150mlと砂糖40gをいれてこちらも軽くツノがたつまでかき混ぜてください。後は先ほどの卵白を入れて混ぜればできあがり。ただしこの時、かき混ぜるのでなく、やさしく織り込む感じで。後はそのまま食べてもいいですし、このように果物を入れてもオッケー。無0スはそのままにしても、果物と一緒でも15分ぐらい冷蔵庫で冷やしたがいいですよ。