電車に揺られて、いくつもの国境を越える

ドイツは穏やかな朝を迎えています。最近ものすごく早起きな生活をしていて目覚めが日の出という健康生活。だけど、朝早く起きると空気は澄んでまだ冷たいし、いろいろなことを沢山できるのでこの生活スタイルが気に入ってもいるんですよね。

僕のロンドンのフラットは朝日の感じはわかるんですが直接的に日が差し込んでくるのは午前10時ぐらいなので、このユリ君のフラットのように朝日が昇ってくるその時の大きな光みたいなのはないんです。だからその太陽の明るさと暖かさを感じられるのは嬉しいことです。

さて今日は時間を少し戻して、僕がドイツまで旅してきた道のりについての話を書こうと思います。

普段はロンドンから飛行機でドイツに飛んでそこから電車で2時間というのがお決まりのパターンでったのですが。今回は僕の街からユリ君の街まで電車で行こうというものに。飛行機チケットがこの時期高かったのと、電車だと持ち込み荷物の規制がゆるいし沢山持っていけるのもあってこの旅程に。

朝の5時11分の電車ででかけてユリ君の街につくのが午後5時半。イギリスとドイツには時差が1時間あるので11時間ほどの電車の旅なのです。順番としては僕の街からロンドン中心地の駅であるセイントパンクラス駅に行き、そこでユーロスターに乗り換えてベルギーの首都ブリュッセルに。15分の短い乗り換え時間で今度はドイツの新幹線であるICEにのって大聖堂でも有名なケルンで乗り換えてユリ君の街まで。

ちなみに電車のチケットはウェブサイトで購入。自分で印刷して持っていくだけなんです。

見てわかるようにただのコピー用紙です。そこに乗客の名前とQRコード、そしてロンドンからの乗り換えの電車の名前や駅名が書いてあるだけの簡素なもの。

ロンドンでの出国手続きも簡単でした。荷物検査の向こうに小さなデスクがあってそこがイギリスの出国デスク。その10歩先にもう1つのデスクがあってここがフランスの入国デスク。その後はユーロスターに。ユーロスターって僕が学生の頃にイギリスとフランスを結ぶ海底トンネルができてそこを走るってニュースになっていたのを思い出させます。多分中学生かな?テストの問題に出た気がするんですよね。イギリスに住んで10年以上もたつのに実はこれがユーロスターに乗るのは初めてなんです。車内は旧型だったのか少し古いなって感じで。乗り心地は悪くはありませんでしたよ。

ブリュッセルの乗り換え時間が15分なので駅に着く少し前に席を立って降車口で待機。ただ、乗り換え用の通路があって余裕をもってICEに。こちらはドイツの新幹線とあって車内もきれいだし、携帯を充電で切るようにコンセントも完備。残念ながらこの快適な電車は2時間足らずで下車。

ケルンでは1時間半ほどの乗り換え時間があるので駅になるベンチに座って読書をすることに。ここで気が付いたのが物乞いの人の多さ。しかも本を読んでいる僕に近寄ってきていろいろな言い訳でお金をねだられるんです。僕はすべてNOで通して次の電車のプラットフォームへ。

これが最後の電車なのですが、4時間という長丁場。ユリ君から僕が乗るこの時間の電車は旧型だからと言われていたのですが、乗って納得。昭和時代を感じさせるレトロな特急。僕はボックス席を予約していてそこは3人1列で対面の6人掛け。幸運なことにも混んでいなかったので最後の駅まで3人だけ。座席の上には網棚とその下には長方形に長い鏡があって空間を広く見せる工夫が。テーブルもガチャリと倒す感じの旧式で、けどそこが味わい深いなって思いながらのスタート。

走り始めて40分。突然に電車が止まりそこから15分ぐらい動かず。車掌さんが行ったり来たりしていて、何かが起きた模様。アナウンスが流れるもドイツ語のみ。すると、真向いの中年の女性が英語で何が起きているのか教えてくれました。どうやら前を走っている電車に不備が起きて同じ線路にいる僕たちはそのせいで足止めを食らっているのだとか。

それがきっかけで4時間の長い旅の間ときおりこのおばちゃんと話すことに。おばちゃんは最終駅でフェリーに乗りかえてある島に行き、そこであるコンサートを見に行くんだとか。しかも1週間という休暇もかねて。車掌から流れる景色で面白いものがあると、”ここは造船業が盛んで、小さな町だけれども行政は潤っているのよ。”とか、”このレンガ造りの建物は少年院よ・”など。僕のいく街の名前をいったら、”数日前の新聞にマチェス<ニシンの塩漬け>が今は旬で、その街に有名な製造所があるって書いてあったわよ。”など親切に教えてくれました。

結局、電車は40分遅れでユリ君の街に到着。それでも、この遅れがあったからこそこの女性と話すこともできたわけだし。よかったなって思いました。

長い旅ってその旅程でいろいろな人に会えるからいいですよね。今回も素敵な旅の始まりとなりました。

そして家路につく ヨークシャー最終日

土曜日の昼間にこの前のパーティーで知り合った子が遊びに来るというので、朝から少し散らかり気味の自分のフラットを掃除。その後買い出しに出かけると約束の3時前に。本当は友達の到着前にデザートを午後のお茶用に作ろうと思ったのですが、間に合わず、、、。お茶を入れて話しながら作ることに。こんな時ってオープンプランって便利ですよね。

おやつにはラズベリーとストロベリーをグラスにまず入れ、その後ホワイトムースをピスタチオの砕いたものを振りかけたもの。これがあんたんだし、美味しくて作った自分もびっくり。夕飯はフランスパンの上にバルサミコ酢で軽く味をつけたロケットとブルーチーズにプロシュートを乗せたものが前菜で、メインにはエビをマスカルポーネと赤ワイントマトピューレで作ったソースを絡めたパスタに。

話に花が咲き、気がつくと開けたワインが4ボトル。しかも朝の3時半。即眠ることに。

僕は朝の9時に起き、ゲストは11時過ぎまで寝ていて昼ごはんを食べて午後の3時に帰って行きました。これ、長期滞在するユリ君や日本から来た友達を除けば最長記録かも。

そして今日曜日の夜は静かに音楽を聴きながらこのブログを書いているところです。週末ってどうしてこんなにも早く過ぎてしまうのでしょうね。

僕たちのヨークシャーでの休暇もまさに今週末のようにあっという間に過ぎて行きました。

最終日。ネットで予約した時にはチェックアウトが午前11時だったんですよね。ただ、僕たちのロンドンへ帰る電車が午後の3時すぎで、それまで街中でも散歩してもいいけど、荷物がね。っていう悩みが。このホリデーコテッジのオーナーから”何かあったらメールをしてね。”と言われていたので、午後の3時ぐらいまで荷物だけ置かせてくれないかと前日に送ると凄返信があって、”荷物だけと言わず、チェックアウトを3時30分にしてあげるよ。”との素敵な回答が。だからそれに甘えて、ゆったりとした朝を過ごしました。

何をするわけでもなく、ただベッドに寝そべって過ごす穏やかな時間。これってものすごく贅沢だなって。小さな窓から差し込む光の中で、大好きな人が隣にいて、何をしなくてはいけないと焦ることもなく、ただ寝そべっているというこの時間。幸せってこんなところにあるんだなって気づかされますよね。

結局、街中へは出かけずにコテッジに午後の3時までいて、その後は駅に。駅って別れと出会いが交差するましょだから、なんとなく不思議な感覚に包まれません?特に自分が旅人として訪れる場合は。

4日間のヨークシャーでの時間がものすごく有意義で、しかもホテルでなく、ユリ君との自炊の生活。いつもお互いの家に行って過ごすことはあるけれど、自分たちの見ず知らずの土地で生活を4日間でもするというのは新鮮でした。新しい暮らしが始まったそんな面白さを感じさせてくれて。

そんなメランコリーな気持ちを抱えて電車に。

ロンドンへと着いたのは午後5時半。ラッシュの時間帯で人で溢れかえる駅。街の中にも人が、ものが、車があふれて数時間前の風景がまるで夢物語のように。

せかせかと忙しく歩く人々。もしかしたら、僕は穏やかな生活を求めているのかもしれません。

2番目の頂点 ヨークシャー紀行3

金曜日はダメですねー。魔物が住んでいて。

そう、睡魔という魔物が。夕飯食べて、ちょっとソファーで横になってラジオでもと思ったのが間違い。気がついたら夜の11時半。寝ている間に天候も変わったようで雨が降っていました。空いていた窓からひんやりした空気が流れ込んできているのが目覚まし時計代わりになって先ほど如何にか起き上がりました。

起き上がったはいいものの、料理したままの台所での洗い物が。これって嬉しくないですよね、、、、。”もう、ベッドで寝ようかな。”とも思ったのですが、ちゃんと片付けましたよ。それで少し頭が冴えたので、ブログもと思い今書いているところです。

さて、昨日の続き。

ハイキング2日目の後半ですね。最初の頂点を極めて、次の山へ向かうのですがかなり遠く。

雲の向こう、遠くに見える高い山が見えますか?あれが次の山。遠いでしょ。最初の頂上からは下り坂で、途中で2つの道に分かれます。1つは2003年にできたちゃんと砂利が敷かれた道。もうひとつは道なき道で獣道のようなところを手探りで探していくような感じのところ。僕たちはどっちを選んだでしょう。

答えは、後者。実はこの上の写真、最初の頂上から分かれ道に入って撮ったものなんです。写真中央よりも少し右側に少しだけ色が濃いところがあるでしょ?こんな感じで人か動物が作った道を行く感じです。途中で湿地帯化したところもあるのでここはハイキングブーツが必須。途中で小川の流れの横で昼食に。今回もサンドイッチ、ゆで卵、とうもろこしに今日はご褒美でマフィンも。

この石造りの小屋が度しても気になって収めた1枚。なんとなくもの悲しさが感じられませんか?

 

その後また歩き続けてやっと人のいるようなところに出ました。見て、かわいい橋でしょ。”ユリ君、写真撮ってあげるから、橋の上に立ってよ。”というとアマノジャクのユリ君、わざわざ川の中をざぶざぶと入り橋を使わずに渡って行ってしまいました。

2番目の頂上に行く前に素敵なものがあるんですよね。僕がなぜこのハイキングコースにしたか、それはひとえにこの建築物があるからなんです。なんとなくハリーポッターの映画の魔法学校への列車の旅に出てきそうじゃないですか?

ここから第2の頂上に登っていくんですが、ユリ君が足が痛いとの訴えを。ここ、上りはそこまできつくないのですが下がキツイそう。ユリ君の足は物凄く痛むわけでなく、急な下り坂が痛みが強くなるとのことで2番目をパスして、3番目に登ることに。

 

3番目の山が、これ。なんとも面白い形をしているでしょ?どちらかというと最初の山の形に似てますよね。2段型というか、台形型が面白いですよね。大好きなニューメキシコのメサの形をなんとなく思い出します。

だんだんと近くなってくる第3の山。そして今回もまた近くになるにつれてある疑問が。標高は上がっているんだけど上がり方がそこまで急じゃない。”じゃ、いつあの山に着くんだろう?”って思っていたら、、、、。ものすごい急な登り、というか断崖絶壁のような岩場を上がっていくという感じだったんです。この時点で高所恐怖症の僕としてはもう気が気じゃなくて。

ユリ君にどれくらいの急斜面か写真を撮ってもらったのですが、アングルが悪くてあんまり高く見えないんですよね。多分次の写真の方がどれだけ高いかわかるかも。

この時、半分死にかけてます。ユリ君が、”もっと笑ったがいいよ。”って言われて笑ってるつもりだけど、引きつった笑顔でしょ。写真の左上に灰色のまっすぐなラインが見えるでしょ?あれがもうひとつ前の写真で撮った道なんですよ。もう、途中で何度も”怖くない、怖くない。”って自分に言い聞かせて頑張りました。もうね、頂上についたけども精神的な疲れの方が大きかったです。

その後帰り道はまだ穏やかな下りだったのでユリ君の足も悪化せず、僕も高所恐怖症に悩まされることなく朝着いた駅まで戻ってくることができました。

朝の10時に出発して駅に着いたのが午後の7時。9時間のハイキングで歩いた距離は32km。よく頑張りました。

 

 

まずは軽く1つ目を ヨークシャー3日目

朝から素敵な青空だったので、半袖で眺めのフードつきベストを着て出勤。最近、形的にはスリムだけど、丈が長めの洋服が好きなんですよね。イギリスではこのオーバサイズが昨年から流行っているんですけど、日本ではどうなんでしょうね。

そんな夏の格好で出かけたのですが、半日の仕事が終わって帰る頃には雨が降り出してきて気温もグーっと下がってちょっと失敗。けど、厚着をするよりかは薄着はなので、しょうがないか。

さてハイキングの1日目を終えて迎えた2日目は、電車の移動から始まりました。あの可愛い駅から北に一駅だけ。駅に早めについてチケットを買おうと思ったら自動券売機にお年寄りが2人。結構待つけどチケットを購入までいかない、、、、。電車の時間がせまり来るので、代わりに操作をして無事に電車に間に合いました。イギリスって色々な切符があってどれを選べかいいか迷う人が多かったりするんですよね。

今日のハイキングコースはこの地域で有名な3つの山の頂上を目指す3Peaks Challenge。ただ、3つとも制覇するには12時間かかるんです。ここを走る電車は田舎のローカル線で、朝は6時、次は10時と本数がものすごく少ないんですよね。僕たちの乗った電車は10時着なので3つとも登ったら夜の10時で無理なので、そのうちの2つにチャレンジすることに。走行歩行距離、32km。

まずは最初の山。真正面の遠くにあるのがそうなんです。この右側の急斜面のところを登って左側に下がっていきます。

 

先日のように平坦なところは少なく上がったり下がったの連続。もちろん最初は登りばっかりでした。けど最初は牧草地なのでそこまで難しくはないんですよね。

昨日も話題にしたんですが、人間と自然とのコラボレーション的な風景が本当に見事な調和で心奪われてしまいます。この自然に出来た階段とその横の一つ一つ石を積み上げて作られた石垣。その勾配にうまく馴染んでまるで龍の背中のようですよね。

ここから岩場が多くなって登りが急になってきます。

始まりから見えるこの最初の山。いつも視界に入るのですがあるけどもあるけどもなかなか近づかないんですよね。かなり登り歩いて、少しづつその岩肌が見えています。

ね。なんとなくもう少しのところまで近づいてきてるでしょ。

この下の写真の時はご覧のように笑顔で、”あともう少しだね。”って余裕だったんですけど、登っていくにつれてある疑問が。

 

石畳の道が途中で消えてる。しかもそのあとにほぼ垂直のような岩場、、、、。もしかして横がかなり急勾配で転げ始めたら何も止めることなく下まで真っ逆さまなところを歩くのか、、、、。という思考が。

僕のブログを読んで知っている人も多いと思うのですが、僕は高いところが苦手なんです。そう、高所恐怖症。木登りとか屋根の梯子とか、極端に高い飛行機とかは大丈夫なんです。だけど、中途半端に高くて自分のコントロールではどうにもならないような高さがものすごく怖くて。あと、その高さに風が吹くともうダメ。飛ばされてしまうって思うんですよね。

頂上に近づくにつれて、、、、。僕の持った通りの岩登り。右側は緑の急斜面、岩場で登れそうなところをかなりの前傾姿勢になりながら登りましたよ。

 

これ、岩を登り始めた最初の方。この後はもう、カメラで写真を撮ったり、手に持ったりしている余裕がなくて生き抜くのに必死でした。無事に頂上についてホッと一息。熱いお茶が美味しかったです。

明日は第2の頂上について書きますね。お楽しみに。

2日目は肩慣らしならぬ、足慣らし

あー。労働とは疲れるものですね。あと2日頑張って働きます。そんな仕事が終わったのがいつもより少し遅くて午後7時15分前。疲れたと思いながら駅のホームで携帯を見るとメッセージが。ブログで仲良くしてくれている人からのメッセージで、”本当に急なんだけど、ロンドンで今やっているミュージカルのチケットがあるから一緒にどうですか?”っというもの。送られてきたのが5時半で、メッセージを見たのが7時15分。ミュージカルの開演が7時半だから、そんなに遠くはないのだけれどどうしても間に合わない、、、、。このミュージカル、結構気になっていたので”行きたい!!”って思いを抑えて、”ごめんね。”と返信。もう少し、こまめに携帯をチェックしなきゃな。残念。

さて、話をヨークシャーにある町、セトルに戻しますね。

セトルという町に決めたのには理由があって、ロンドンからのアクセスが便利なのと、ハイキングにすぐに出かけられるということ。本当に町の東側には小高い丘があってハイキングを開始できるようになっているんですよね。

4日間の滞在で1日丸々使えるのは2日間。なので、この2日間はハイキングをメインに。そんな最初のハイキングデーは、足慣らしにそこまで歩かず15km。

ウェブサイトなどでハイキングのルートの情報を得て、その情報をまとめたり、印刷して準備も万端。

まずは町の西にある川を上流に向かい上がっていきます。

このように川の横を歩くんですけど、もちろん舗装もされてませんし、家畜である牛、馬、羊がそこら中にいるんですよね。だいたいはゆっくりと道を開けてくれるんですが、時々この動物たちの中に僕たちに興味を示すものもいてちょっと冷や汗。

春なので子羊がたくさんいました。元気に駆け回るのやら、お母さんの影に隠れているのやら、どれも可愛かったですよ。ここはちょうど湧き水が出ていて、それでたくさんお羊が集まっていました。

そんな牧草地と牧草地を次から次へと動いていくのですが、”動物が他の敷地内に移動をしてしまうのでは?”って思われるでしょ。ゲートなどは開けっ放しにしていく人もいるので実用的でない。そんな生活の知恵から考えられたのがこれ。

素敵ですよね。あとは、木の梯子だったりと周りの風景に混ざりあえるようなデザイン。もちろん、こんなにおもしろいものがあれば写真も撮っちゃいますよね。

 

川沿いの旅が終わると今度は石畳の急な道を登り始めます。春の花であるブルーベルが道脇に咲き誇って綺麗でしたよ。

 

そして登りあがると視界が一気に開けて、ヨークシャーの田舎の風景が目の前には広がります。

人間と自然が作り出した共同的な景色。このハーモニーとバランスがいいなって思います。

 

これから道はさらに厳しくなりますよ。ユリ君のバッグには温かなお茶、水、お昼ご飯用のサンドウィッチ、ゆで卵、とうもろこしが。

 

この道なき道を入って舗装道路に出て、次に目指したのが小高いところに位置する洞窟。Victoria Caveと言われて何でも貴重な洞窟なんだとか。この中から太古の象やサイの骨が出てきたり、ローマ人がイギリスへと出兵した時には神聖な場所として使われていたそう。

そこから南に足を進めると山の標高が上がってきます。今回は山の上には登らずにその周りをぐるっと回ることに。

ここはイギリスっぽくなくて、中央アジアの国みたいじゃないですか?木も生えずに草原だけで、ゴツゴツした山肌が印象的でしょ?

 

家に帰り着いて夕飯を作って、そそくさと眠りについたのは言うまでもありません。本当に自然の中に溶け込んだハイキングを楽しめました。

そして次の日は今までで一番長いハイキングとなりました。それについてはまた、次回。

 

都会を離れて田舎の地へ パート1

休暇の後の仕事への復帰はどうしても、疲れますね。本当は月曜日はいつも仕事は休みなのですが、先週に仕事を辞めた人がいて急遽週5のシフトに戻ってしまいました。けど、今日は半日だけだったので、どうにか持ちこたえていますが。

仕事が終わって、家に着いた時のあの安堵のような脱力感が僕は好きだったりするんですよね。自分がいるべき場所、帰るべきところにいるっていう感覚。

さて、話を先週の休暇に戻しましょう。ランダムに選んだ休暇の場所はヨークシャーデールの南西側にある町、Settle(セトル)。ロンドンからはキングスクロス駅からヴァージントレインでLeedsまで行き、次にここからローカル電車でセトル駅まで。乗り換え時間も30分で、ローカル線は特に眺めの良さでも有名です。(セトルーカーライル間が車窓からの眺めがベストだそう。)ロンドンからセトルまでの3時間半ほどでつけます。

ユリ君とは今回はロンドンでの合流ではなくてLeeds駅での待ち合わせ。僕の電車は定刻通りに着いたのですが、ユリ君のマンチェスター行きの飛行機が30分遅れて到着。事前に考えていた電車よりも1つ遅いのに乗ったとメールが。となると、ローカル電車の出発時間とユリ君の到着の時間との猶予は3分。

僕たちがセトル行きの電車は5番ホームで、ユリ君が着くのは12番ホーム。しかもユリ君からの情報だと、”8分遅れで出た、、、。”との恐ろしい内容が。ただし、僕の待つ駅では”定刻通り”の文字が。これは、賭けるしかない。ユリ君に出口のエスカレーターに近い後部車両の左側に陣取る様に伝え、僕も12番プラットフォームへ。すると、ユリ君の電車が定刻よりも30秒遅れで到着。

ユリ君がいるのを確認して僕はエスカレーターを駆け上がり、ユリ君もそれを見て追いかけてきます。ユリ君がちゃんと後ろをついてきているのを確認しながら走る僕。そして、5番線に到着。出発の30秒前。ちょうど出発の合図をしようかと用意をしていた駅員さんに、”この電車、セトルに行きますよね?”と聞くと、そのとうりだとの答え。ユリ君も間に合って、ギリギリセーフ。

本当にラッキーだったねって言って、それから1時間ほど電車に揺られて着いたのがセトル駅。ここ、駅の雰囲気もかわいいんですよ。

そして、ここから歩く事5分。今回の宿に。僕たちはどちらも自炊をするし、その土地に住むという気持ちを持ちたいので、長く滞在するときには台所や、リビングなどがあるホリデーコテッジやホリデーフラットなどを借りる事が多いんです。今回も類にもれず、素敵な場所を予約しました。

ちょっと、高めだったのですが他に良いところがなかったし、町の真ん中にあってハイキングをするにも、食料を買い出しに行くときにも便利だったので僕が決めました。

スタジオ形式で、階段を上がるとこのような眺めに。右側がキッチンで左側にはバーテーブルの様に背の高い椅子とテーブル。中間には薪をくべて暖をとるストーブとソファーが。奥は右側がお風呂とトイレで、左側がベッドルーム。

窓から見える景色は隣の庭の緑の木々で、聞こえるのは小鳥の囀りだけという素晴らしさ。

もちろん備品もしっかりしていて、ネスプレッソのマシーン、洗濯機、ディッシュウォッシャー、オーブンもあり。ウェルカムギフトで、クッキーとワンがボトルで置いてあるのも素敵ですよね。その他にもミルクや、コーヒー、お茶のティーバッグもありました。

旅の初日はお互いに疲れて、ここに着くなりこの広いベッドでお昼寝。夕方過ぎに起き上がって町のスーパーで買い出しをして夕飯。そして、ぐっすりと眠りにつきました。

ちょっと、一休み

最後のブログ記事から、10日くらい時間が空いてしまいました。ご心配おかけしましたが、毎日元気でいましたよ。先週から1週間、休暇を取っていたんです。ユリ君が月曜日にイギリスに到着して、田舎の町でゆったりと都会の忙しさを忘れて過ごしていました。

ロンドンに帰って来たのは先週の木曜日の夕方。それからかなり前からこのブログでも話していた映画、Boss Babyを見て、金曜日にはミュージカルのライオンキングを鑑賞。土曜日にはミニの家でガーデニング&Euro Visoinパーティーに参加してと、大忙し。今が朝の6時半なのですが、ユリ君は朝早い飛行機で帰るために今朝は3時半に起きて出発しました。

そんなこんなで、気がついたら今日までブログがおろそかに、、、。休暇の記事などもあるので、これからはちゃんと書いていきますね。

さて、僕たちがどこの田舎町で休暇を取ったのか、、、。それは、ここです。

白っぽいグレーの石で作られた垣根、穏やかな丘。本当に牧歌的ってこんな所を言うんだろうなって思える写真じゃないですか?これが僕たちの訪れたヨークシャーにあるSettleという町なんです。

”10月の日本の休暇の前にもう一つ休暇を取りたい!!”というユリ君の願いを叶えるべく、行われたこの休暇。イギリス国内でと言うことでスコットランドのハイランドや、イギリスの南西部のコーンウォール、デボンなども考えていたのですが、最終的に決まったのがヨークシャーデール地方。ここはイングランドの中でも山らしい山があるんですよね。だから、ハイキングが好きな僕らにもぴったりだと思って。なぜこの町にしたかというのは、直感的なもので、、、。地図を見て何となく気になったので調べたら宿も、ハイキングコースもロンドンからの交通の便も良くて確定となったのです。

これから数日間は美し風景の写真とともに僕たちの休暇を書いていきますので、お楽しみに。

ここは魔法の国なのか?

寒さがちょっと緩んできたかなと思える今日この頃。”もうすぐ春かなー。”なんてのん気に考えていたのですが新聞では2月の中旬にかなりの寒さが戻ってくるということ。まだまだ春へのカウントダウンとはいきそうにないようです。

さて、ドイツ旅の話に戻ります。ミュンヘンのBMWワールドに来て、車を受け取った僕たち4人。ここから始まるのが900kmの長旅です。900kmって言ってもピンとこないですよね。グーグルマップで調べたら東京から函館、西に向かうならば東京から山口くらいの距離だそう。

高速道路をつくと早いのですが、車に詳しいD君曰く、”新車はいろいろなスピードで走ったり、ブレーキなどを使えるような一般道をまずは走って、車を慣らすべき。”との指導があり、一般道進みます。

南ドイツは北と違って丘陵があり山育ちの僕としては懐かしい眺め。途中で、”ここあたりは夏場はビールのホップがたくさん育つ。”とか、”この地方は要塞として発達したお城が多くある。”などドイツ人3人からいろいろなことを教えられながらロードトリップは続きます。

ちょうど半分過ぎたところでストップ。D君の家がドイツの中間あたりにあって、そこで僕たちは止めてもらうことになっていたんです。新婚さんのD君。本当は僕も彼の結婚式に参加をする予定だったのですが、ぎっくり腰で参加できず。やっと、奥さんにも会えました。馬と愛犬をこよなく愛する奥さんのパスタでディナーを。最後にはお手製のチョコレートムースがデザートに。

D君が住む街、Marburgには薬学や医療の分野の学校が多い大学都市。しかもその歴史も古く、1番古い大学は1527年に設立されたのだそうで、もうあと10年もすれば500年という長い歴史を持つ街です。だからなのか、雰囲気がものすごく魔法学校の感じがあるんですよね。そうイギリスが誇るハリーポッターの世界のように。

D君たちが結婚したのはこの街の小高い丘の上にあるお城。”夜の景色が綺麗だから、行こうよ。”と誘われて夜のお城へと。そこからはこの街の一棒が美しく見渡せます。

 

ここから見える景色が、現代っぽくないですよね。ものすごい細小道や昔ながらの建物がタイムスリップをしたような感覚に陥らせてくれます。

お城も、綺麗というよりかはどっしりとした力強い感じでした。特に夜のライトアップで見たのでそのように感じたのかもしれませんね。

 

そのお城から下って行くと旧市街のメインストリートに。ここにはお土産やさんだったり、本屋さんだったり、レストランが。D君と奥さんが結婚式の後で開いたカクテルパーティーの会場となったバーへ。ここで一杯飲んで帰ることに。ここのカクテルが本当に美味しくて、しかもそこまで高くない良心的なプライス。

みてください、この旧市街の街並み。ハリーポッタの街に迷い込みたいのならここがオススメですよ。

実はこのためだったんです

今日はミニちゃんの家に出かけていました。ちょっと昔のご近所さんに用事があって、2人で出かけてきました。その後、ミニの家でマーロン君と合流して夕飯を食べて帰ってきました。今週末は撮影にお出かけといろいろすることがあって疲れたというのが正直な感想なんですよね。来週は毎日仕事なので、ちょっと疲れが残っている感じなのですが頑張ります。

さて、この前のドイツ旅行はユリ君の誕生日をお祝いするためだったのですが。では、なぜわざわざ来たドイツからはるばる南のミュンヘンまで来たのか。

それはここです。

 

この写真で何処かわかりましたか?ここBMWワールドなんです。実はユリ君の誕生日のこの日、ユリ君の車が納車の日とたまたま重なったんですよね。それではるばるBMWの本社があるミュンヘンへと赴いたわけなんです。

ユリ君初めての自分の車で、かなり前からテンションが高くて自分が買う車のユーチューブのビデオなんかを僕に送ってくれたりとかしてました。確か注文したのが2ヶ月前だったのかな?自分の好きなオプションをつけてお気に入りの一台となったようです。

僕が驚いたのはこのBMWワールドの豪華さ。1階は最新のBMW傘下の車達がずらり。(BMWはミニやロールスロイスも持っているんですよ。)ここではいろいろな体験コーナーやショップもあり誰でも入れます。2階部分は納車のスペース。陸上競技場のような円形の回周コースがあってその縁の中には納車される車が一台ごとモーターショーの様な回転する円形の中に駐車されています。そして3階が、車を取りに来たお客さん専用のラウンジ。ここがね、凄すぎました。

お客さん専用エレベーターで着くとそこはまるでホテルのロビーの様。右側は高級感のある家具で商談ブースが並んでいて、右側は無料のビュッフェ。飲み物の種類も恐ろしいほど豊富。その奥はまるで高級アパートのリンビングのような空間が何箇所もあり、そこでゆっくりと過ごせるようになっているんですよ。これは、頑張ってミュンヘンに来た甲斐があったなって思いました。

これは3階からの眺めで、一番奥に見えるのが1階部分。手前のところが納車スペース。その前に見える階段を降りて自分の車を見に行きます。

納車スペースもこんなにお洒落で、ゆったり。ユリ君が担当の人から説明を受けていたのですが、ドイツ語でしかも40分ぐらいかかったので僕は1人でうろうろとしてました。

そんなユリ君の車がこれ。

ドイツ人らしくハイブリッド車。しかも色々なオプションがついてるので、どのボタンを触ればいいのかわかりはしないんですよね、僕には。コンピューターが得意なユリ君は問題なさそうですが。

この素敵な車に乗って北たドイツへ違い旅路が始まったのでした。その話はまた次の機会に。

マイナス12度の世界

寒い日は家の中で過ごすのに限りますよね。朝起きるのが最近は本当に苦手で、いつまでも暖かな毛布に包まれていたい衝動と、起きなきゃ間に合わないよという感情のはざまで毎朝、戦いが起きています。

そんな寒い寒いと言ってばかりですが、気温的にはマイナス1−2度。北国の人に笑われちゃいますよね。

さてドイツ、意外とね南の方が寒いんですよ。面白いでしょ?北は海面とほとんど変わらない高さの平地なのでそこまで寒くなく、南に行くと山々が増え標高が上がってくるのでマイナス10ぐらいになることも。

ブレーメンから高速列車で向かったのがドイツで人口が3番目に多いミュンヘン。1970年代にはオリンピックも開催されました。電車の中でユリ君が、”ミュンヘンはマイナス10だから、寒いよ。”との言葉にドキドキ。優しいユリ君、僕ようにヒートッテックなインナーを上下用意してくれてました。これが温かいこと。

それでも、乾燥した冷たい風には長時間耐えられるのは無理ですよね。途中で、”寒い寒い寒い。”と念仏のように唱えていました。

だって、見てこれ。街中の噴水がこんなにも凍ってるんですよ。

どことなくこの彫刻も不機嫌そうな表情で水を吐き出していると思いませんか?

ホテルに戻って仮眠をとってほっと一息。そして、最後の参加者D君が仕事が終わって僕たちに合流。バイエルンに来たからには、その土地の美味しいものを食べないとね。ビールが有名なドイツ。特にバイエルン地方はビールの種類が豊富。なんでのこの地方だけで700ぐらいの醸造所があり、これは世界で1番の密集度なんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みてください、このビールジョッキの大きさ。これは1リットルサイズ。さすが、ドイツ人ビールの消費量がハンパない。僕はこれとローストされた豚肉と黒ビールベースのソース、ジャガイモのぷりぷりとしたダンプリングにサワークラウトとどれも絶品。ドイツ料理は美味しいですねー。だからビールも進んで、もう一杯この大きいジョッキのを頼みました。

”いやー。飲むの好きだね。”って言われそうですが、上には上がいますよ。これがその証拠。

綺麗な夕日を撮ったように見せかけてとった証拠写真。地面は雪というか氷で、気温はマイナス12度。それなのに、この人たちのテーブルの上にあるのは冷たいビール!!ドイツ人、ハードコアですね。

真夜中のユリ君の誕生日になるまで4人でホテルのロビーで待って、12時とともに”お誕生日おめでとう!!”って言って小さなお祝いを。(ティーンエージャーみたいですよねー。)

そしてその次の日がこの度の本当の目的なのですが、それ次回のお楽しみに。