王様の湖 本格始動 ケーニヒス湖 1

昨日はユリ君の冬用のタイヤを装着したいとのことで昔住んでいた町まで出かけてきました。仕事終わりのユリ君に拾ってもらって、久しぶりの町。ここは僕がドイツ語を習っていた町でもあるんですね。夕飯もこの街でと言うことになって、家族経営のファースト店へ。

そんなに大きなお店でないのもあるのだけれど午後7時前だというのに沢山のお客さんが。ここで食べるスペースは10席くらいしかないので、殆どのお客さんがテイクアウェー。システム的にはオーナーのおじさんがカウンターで忙しく詰め込んだり、フライドポテトをつめたり、注文をキッチンに叫んだりしていて、その人と目をあって、”何にする?’って言われたら注文します、ただ変な間を作ったり、何かが起きておじさんの意識が逸れてしまうと中途半端なことに。今回はユリ君が注文途中で他のお客さんの料理が出てきて、すべてを注文する前にそっちに行ってしまったおじさん。多分おじさんの中ではユリ君注文済みになってしまって、次のお客さんの注文へと。そこはちゃんと訂正して、どうにかすべて注文を終えました。

けど、注文したからって安心できません。自分が注文をしていたものを、ちゃんと聞いておかないいけないんですね。「チキンバーガー!持ち帰り!!」とか、「カレーソース付きウィンナー!!」とかね。問題なのは前のお客さんが頼んでいる場合もあるし、いったいどれか誰なのかわからない感があるんですが、ここで買い物をする人はちゃんとわかっているようで混乱もない感じ。僕たちはそこで食べるのでお皿に乗せられてくるので目星をつけやすいんですけどね。

勿論こんな上級者のオーダーは僕には無理なのでユリ君任せ。それにしても個々のプライドポテトの美味しさ。外はカリカリ、中はしっとりで今まで食べた中で断トツの1番。しかも毎回、同じ高クオリティー。本当に素敵なファーストフード屋さんです。

その帰り道はお腹が破裂しそうなくらいに食べたので運動を兼ねて公園を通っての長めの帰り道。40分くらいかな?午後7時過ぎだったのですが、最近はこの時間真っ暗。やっぱり、秋ですね。そうですよね、だって10月ももう終わりなんですもんね。温度も下がっているし。

そうそう、季節の変わり目と言えば、ドイツ南西部の旅でもそれを感じました。昨日はハイキングでなくてザルツブルクを訪問した話をしましたよね。今日はね、、、もうわかったかな、、、。そう、ハイキングの話です。ね、いったいどれくらいのハイキングをしたんだって話ですよね。うーん。21日のうち17日間。ね、体育会系の合宿並みです。

今回のハイキングコースはなんでも山の頂上をつたわりながら進むというもの。ユリ君曰くこの辺りは木も多いし、頂上でも平らな感じの道だと思うとの事。それで朝9時からスタート。

登り始めると霧の深いこと。そしてかなりの急斜面。けどね、高所恐怖症の僕には霧って有難いんですよね、高さを感じないから。どんどんと進んでいくと僕たちの姿は霧の中へ。そしてキルを出ると、、、、。

晴れ間のところも見えるほど。ただ、これからも上には雲が沢山。少し前までは夏のような天気だったのですが、このドイツ南西部に来た最初の夜にかなりの大雨が降ったんですよね。本当に道が流れのはやい川のようになるほどの雨。そして、雷、雷、雷。

それがね、どうやらあの日から季節が動いたようで。僕たちがあの雨を受けていた間に2300mの標高の山頂付近は、、、、。

雪。ちなみにこの写真にある家はオーストリア。ここはドイツとオーストリアの国境なんですね。これから先に足を少し進めてみたのですが至る所に雪が。歩き道にも。そうすると滑る可能性もあるので、ユリ君が引き返そうかと。

まさかこんな言葉が出るとはね。「うん!」と即答して帰ります。本当は7時間ほどのハイキングになる予定だったのですが、今日は4時間。そして、早めにホテルに帰り着いたので暑いシャワーを浴びて、お昼寝。久しぶりのお昼寝は気持ちがいい。

今回のホテルは夕飯も出るので、自炊する必要もないし、レストランを探しに行かなくてもいい。これは、ハイキングの後には本当にありがたい。ドイツには結構多いんですよ、夕飯込みのホテル。

 

ザルツブルクで日向ぼっことお茶の時間 8-2

今日はどんより曇り空のドイツ北西部。温度もそこまで上がらずで、秋の穏やかな気候ではなく、肌寒さが前面にでき来ている感じで。木曜日は掃除の日なのでモップ掛けや、水回りの掃除なんかをしてても、外が寒くて曇り空だとなんか気分がのりませんよね、、、。今日は前に住んでいた町にユリ君と行かなくてはいけないので、後程40分かけてユリ君の仕事場まで出かけてきます。いい運動になりそう。

さてさて、ザルツブルクでのお話。昨日は街についた雰囲気をお伝えしたのですが、あまりにも観光客が多いので人ごみ嫌いの僕たちは人間の少ないほうへと足を進めていきます。

かなり長い石階段を発見。ね、雰囲気あるでしょ。なにか不思議なところへと連れて行ってくれそうな気配。町の中央にある小高い丘の部分に昨日写真で乗せたお城はあるんですけど、どうやらこの小高い丘はここだけではないようで。

視界もかなり広がって、雨雲も遠のいて太陽を感じるいいお天気に。この坂道、住宅地に入っていくのですが、どの家も昔から立っているような風情で、しかも大きい。由緒正しき家の人とか、お金持ちしかここは住めなさそうな雰囲気が。

実はこの道、あの丘の上のお城につながっていて、急な坂の上にある入口の門まで歩きましたが、人間が多いのでそこへは行かず。ただ、かなりの急降下のケーブルカーがあったので鑑賞。ユリ君、こういう乗り物好きなんですよね。このケーブルカーが動きます迄、待ってました。

ここはね中継地点の駅みたいなところで、これから同じくらいの距離また下がっていくわけなのですが。御覧の通りケーブルカーでお城の中へと直行します。たぶん1分ぐらいの乗車時間。ただしジェットコースターのような急斜面を上っていきます。

僕たちはその後、お城とは反対側へと歩みを進めます。すると人もほとんどいない、だけどいろいろな所に歴史があるであろう建物とかが見えてくるんですよね。ここは穴場の観光スポットです。しかもあのお城がきれいにここからだと撮れました。昨日の写真のようにね。

またその反対側も遠くに山をたたえて素敵な景色。ここにベンチがあって僕たちは30分ほど休憩。足元にどんぐりが落ちていたのでお土産に。今はね、プランターに植えてます。来年にでも芽が出てくれないかな。

お気づきのとおりザルツブルクに来たというのに僕たちは観光名所を訪ねるでもなく、人のいない場所を探して、挙句の果てにベンチで日向ぼっこというね、独自のスタイルを貫いていたわけですが、、、。

オーストリアに来て、おいしいケーキを食べて帰らないなんてもったいない!!そう、歴所の教科書の出てきたハプスブルク家の栄華を極めた時にお菓子文化も花開いたんですねー。ドイツではケーキを表す言葉に2種類あって、バームクーヘンで有名なクーヘンとトーテ(日本語表記だとトルテ)。何が違うんだろうなって思ってたんですが、クーヘンは本当にシンプルな感じのもの。ね、バームクーヘンって物凄くシンプルな見た目じゃないですか。でトーテはクリームがあったり、スポンジの間に果物のがあったりと豪華な感じ。たぶんね、そんなちがい、だと僕は思っています。だから日本のケーキってドイツ語的にはほとんどがトーテなんじゃないかと。ユリ君に説明を求めましたが、説明のしようがない。感覚的なものだからって言われました。

ユリ君、お酒も飲まない、タバコも吸わない、普段の飲み物は炭酸水、毎日8時間以上の睡眠という健康優良児なのですが、甘いもの好きなんです。もちろん僕も。なので、せっかくだからトーテを食べようということに。

ここでユリ君の本領発揮。ホテルやレストラン、末は映画やテレビドラマに至るまでカスタマーレビューを気にするユリ君。そうと決まったら携帯を取り出して検索。「今日は残念ながら評価1番の店は店休日。だけど、2番のところは開いてるからそこにしよう。」と即決。僕はケーキさえ食べれればどこでもいいのでついていくことに。

おー!可愛らしいお店。まるでジブリ映画に出てきそうですよね。御覧の写真が実はこのケーキ屋さんのお店全部。そう。食べるスペースは店全体の3分の1強。テーブルも小さなものが7隻くらいかな?それで僕たちが付いた時には2組の人が待っていました。

待つのか、、、、。実は僕待つのがそんなに好きではないので、「他のところにする?」と言おうとしたのですがユリ君の心はどうやらここに決まったようでワクワク顔。じゃ、と思って待つこと20分。中に入れました。

そしてユリ君はラズベリーたくさんのトーテを。ぼくはこれ。

まー。プロの写真家なのにピンボケ、、、、。右はこれも小さいころから聞いたことがある生クリーム入りのコーヒー、ウィンナーコーヒー。子供のころはなぜ、ソーセージ?って思ってたんですけど、今となればね、ウィーン流コーヒーってことが理解できます。そして左の何かわかります?これね、モンブラン。ちょっと日本の感じとは違いますよね。タルトの底のような記事のお皿に栗のクリームはしっとり感はありますがポロポロとこぼれます。そしてね、この栗クリームに囲まれた中心には生クリームが。そしてそろそろ下のタルト生地だなっていう所にラズベリーの半固形ソースが。甘すぎず、季節感あふれるこの見た目は素朴なモンブラン。僕は気に入りました。

もしオーストリアに行く機会があったらぜひ、ケーキを食べることおすすめします。

 

 

ザルツブルク観光 8-1

昨日は豚の塊肉を2時間半弱火でじっくりと料理、それに味付け卵と茹でたジャガイモを夕食にしたのですが、おいしすぎて。お肉があんなにもホロホロなるなんて。素敵ですね。和食がそんなに好きでないユリ君にも好評で、一安心。今日はその煮汁と、昨夜の残りの豚肉があるのでこれで炊き込みご飯をしてみようかと考えています。

そうそう。僕ってドイツに関して何にもユリ君に会うまで知らなかったんですよね。興味深い国だなとは思っていましたし、リサイクリング先進国だとか、車産業が盛んだとかの知識はありましたが特に観光名所を調べるでもないし。なので、すべての情報はユリ君伝いに入ることが多いんです。特に観光については。僕は基本的にどこに行きたいという願望もなく、ユリ君が「ここに行ってみよー。」というのに金魚の糞のようについていくスタンス。そうするとね、地名とかってドイツ語で教えてもらうじゃないですか。そしてブログで書くときに書かなきゃと思って困ることがドイツ語の音と日本語の表記のあまりの違い。なぜ?って思うくらいに違う。

例えば、オーストリアのラウリス地方の後に宿泊したのがKönigsseeという所で王様の湖って訳なんですが、僕が聞こえる音的にはカタカナにするとクニグゼーって感じなんですよね。それでカタカナにして調べるけどない、、、、。そしたらなんと、日本語だとケーニヒス湖なんだって。その隣町のBerchtesgadenもベヒテスガーデンって響き。だけど日本語表記だとベルヒテスガーデンなんだって。奥深い。この旅とは関係ないのですがKölnという大きな都市があってドイツ語的にはクゥォーンっぽい音なんですが英語だとコロンって音で、日本語だとケルン。困った困った。

さて、僕たちの2番目の滞在地はこの王様の湖。オーストリアのラウリスではアジア人僕一人って状態だったんですが、一気にここでアジア人の大行列。アジア、アジア、アジア。多分ほとんどが中国の観光客。それだからかお店には中国語で書かれてある所も。すごいですね、中国の人でヨーロッパにまで旅行する人はお金持ち感が伝わってきます。みんな来ている服、バック、カメラなどが高級ブランド。バブル時代に日本人がヨーロッパに押し寄せた時もこんな感じだったんでしょうね。

さ、今日もハイキング?って思った人います。実はこの日はねハイキングいかなかったんです。なぜかというと天気予報が雨だったため。しかも初日の夜は至るところで雷鳴が聞こえ、これでもかって程の雨が降っていたので。久しぶりの嵐の天気に遭遇で僕は楽しくベランダの窓から眺めてました。

そんな悪天候気味な天候と、いつも頑張ってハイキングについていく僕のためにご褒美が。それが、ザルツブルク観光。

ザルツブルクはまた、オーストリアに戻るのですが王様の湖からバスで1時間ちょっとでいけるんですね。このザルツブルク一時期はドイツに属していたこともあったのだとか、なので国を超えてもつながりが強いんです。バスはホテル滞在時にくれるカードがあってこのカードでいろいろな割引が受けられるんですよね。例えば観光地の入場料とか、この地域のレストランでのディスカウントだったり。このザルツブルク行きの1時間ほどのバスの旅も割引対象で一人往復で5ユーロ。700円って安いでしょ。

ザルツブルクってどうなんだろ。日本人になじみがあるのかな?クラシック音楽が好きな人は知っていると思うのですがモーツアルトの出身地なんですね。それもあって街中は何かにつけてモーツアルト。あと、ミュージカルが好きな人にもなじみが深いかも。サウンドオブミュージックの舞台になったのもこの街とその周辺なので。そしてこの街の中にある小高い丘の上にはお城が。このお城が街のどこからも見えて素敵です。

ザルツブルクは人口15万人でオーストリアでは4番目に大きな都市です。市内の歴史地区はユネスコ認定の世界遺産でもあるのです。

こんな風にカラフルな建物が多いんですよね。さすがザルツブルク、ここでもアジア人の多さに驚きました。ロンドンに住んでいた時はアジア人だろうが、アラブ系だろうが、アフリカ系だろうが周りにたくさんいたのでそんなにも気にしなかったのですが、ドイツに住み始めてなにせアジア人が少ないので目にすると仲間意識を持っちゃうんですよね。それに圧倒的にアジア人観光客が多いっていうのも目に付くものかと。あんまり有色人種の観光客がアジア人を別にすると少ないってこと。

さてそんな街並みに気になったのがこれ。

可愛らしいお店の看板。さすがハプスブルク家の影響なのかどれも華美。これがねお店の特色を表していて素敵だなって。日本の看板と言えばみんなちぐはぐな色で、自己主張が強いでしょ。周りの景観に馴染ませるというよりも、目立ってなんぼみたいなね。それがここでは統一感があって素敵だなと、街並みも含めて。

もちろん大企業だってちゃんとこの街のルールに従っていました。リスの中の黄色のMでわかりますよね。マクドナルドの看板。

 

最初のころこそ街の中で教会を入ってみたり、卵の殻で作られたクリスマスオーナメントのお店をのぞいたり、ユリ君の好きなマジパンをチョコレートでコーティングしたお菓子を食べたりしていたのですが、人が多い。人ごみ苦手な僕たちは人のいないところを求めて散歩することに。続きはまた、あす。

 

オーストリアを後にしてドイツ南西部へ 7

夜明けが遅いドイツ北西部。朝に起きる時も、ユリ君を仕事に見送る時も闇の中。8時15分過ぎにやっと、東の空が明るい感じが見えてきます。特に今はまだ夏時間が終わっていないので日の出が遅いのですが、、、。やっぱり朝日の上がる中1日を始めたいなってないものねだり。しかも昨夜、僕はなかなか眠りにつくことができなくて、、、。困りました。朝方までひたすら浅い眠りで、、、。ひとりだったらね、ベッドサイドの電気でもつけて眠くなるまで読書と思うのですが、眠りの浅いユリ君を起こすのも可哀そうだし、ほかの部屋へ行くのも面倒だしで眠れない頭のままいろいろな考え事をして朝を迎えた感じです。

だからかちょっとだけ、頭の中に霞がかかった感じが。今その霞の中でこの文章を書いている、こうやって文字にすると素敵に聞こえるから面白いですよね。少し濃いコーヒーで作ったカフェオレがゆっくりとお腹へと伝わっていきます。台所では今日の夕飯のための豚の塊肉がゆっくりと煮こまれている、そんな平和な僕の火曜日の午後。

穏やかな時間も必要ですよね。昨日のブログに書いたように、サウナと温水プールでハイキング疲れを癒して、次の日にはオーストリアにさようなら。と言ってもね、次の目的地はそこから車で2時間もかからないドイツの南西部。ドイツ地図を見るとわかるんですけど、南西部に本当にポコって飛び出した部分があるんですよね。それが目的地。

ただその前にユリ君がある物を見つけて、、、、。なんでもね、冬場はスキー場で、だけどそうなると夏場の収入がないので作ったらしいのですが、それが一人乗りのローラーコースター。なんかね、山の頂上からレールが下りてて、その一人乗りのコースターに体育座りのような感じで座って股の間に棒があって、それがブレーキ。それで滑って降りてくる。もちろん、レールの上を乗ってくるので崖に落ちたりはしないんです。

山の上まではスキーリフトか自分で頂上まで登るかの2つ。ユリ君はもちろん歩きを提案。僕もコースが見たいので歩くことに。頂上までは歩いて1時間ちょっとかな?

僕たちが付いた時は曇り空だったのですが、朝に雨が降ったようで雨が降る場合はこの乗り物中止なのだとか。最初は、「そりゃ、雨だと人もこれには乗らないだろうしね。」と運営会社の利益の事を考えての中止だと思っていたのですが、頂上に上る道とこのレールが並行している部分があってこれがかなりの急斜面にあるんです。しかも、看板もあってドイツ語の横に英語でも、「雨が降ってきた場合に直ちに乗り物から降りろ!!」ってあるんです。ということは何か。雨が降ってレールが濡れるとブレーキの利きが悪くなるとかそういうこと?それでこの急斜面を下りるとなると命の危険さえあるのでは、、、、。なんて不安になる僕。

すると上のほうから金属音が。どうやら誰かがこの乗り物に乗って滑ってくるよう。心配そうな僕を励まして、「大丈夫。誰かが下りてきてるから、見てみればいいよ。急カーブではスピードを一気に落とせるのもわかるはずだから。」というと確かに向こうから男性が下りてきます。それが、早い早い。急カーブ+落下の部分なんて一瞬。なんだ、今駆け抜けたものは!!みたいなスピード。

「いまのはたぶん、係の人だね。ブレーキかけてなかったもん。」ってもうそんな慰め通じません。山の途中で僕は引き返して、ユリ君だけが頂上から優雅に下りてきました。ユリ君って本当に勇気あるんですよね。仕事の訓練でもヘリコプターの中に入って逆さにされてプールに落とされてそこから脱出とかあるので、こんなの朝飯前なのでしょうが、、、。

その後は次の宿へと足を進めました。このホテルはなんと朝食と夕飯付き。そしてなんともかわいい見た目。

部屋も広々で、ベットのエリアとくつろぎスペースがあるのは嬉しい。ただ、バスタブはなし。けど、このくつろぎスペースのソファと椅子が本当に素敵な座り心地で最高でした。

 

オーストリア 全裸でサウナ体験 6日目

ドイツは先週末に10月では観測史上初めての26度に達したというニュースが。もちろん、北海からの風が吹く僕たちの町はそこまでは上がりませんでしたが、穏やかな太陽の光が気持ちよくて昼食、夕食ともに庭のテラスで食べました。これも今年が最後かなと思いながら。何となく興味がわいて日本の10月の最高気温はって調べてみたら、意外と新潟でしかも今年に36度に達したそうで。ドイツの暑さは日本に比べてなんと穏やかなことか。

もう一つ面白いなと思ったことが。実は日曜日、ドイツの南のバイエルン地域が選挙だったんですよね。ドイツってアメリカと似ていてその地域の力が強いんです。日本だと中央集権でしょ?たぶんそうですよね、、、。福祉についてとか、教育にとかって政府や国会があってそこから各地方で同じことをする。ドイツはね地方分権、地方自治なんですね。例えば、小、中学校の夏休みはその地方の機関がいつにするか決めるし、その地域によって祝日の数も違ったり。面白いですよね。

特に南のバイエル地方は地域愛も強く、車の生産工場などもあってお金持ちの地方でもあるんです。少し保守的な感じもある地域ですが、、、、。驚いたのが投票率。70%を超える投票率だったんですよね。すごい。日本って50とか60%でよくその低さが問題視されますよね。ドイツ人は政治に熱いんだなって感じました。確かにユリ君も投票があるときはちゃんと行っているし。なんなのでしょうね、この政治への興味が国によって分かれてくるって?

さて、そんなバイエルン地方にも今回の休暇で行ってきたのですが、その前にもうちょっとだけオーストリアの旅について。ご安心を、もうハイキングではありません。

そうなんです、5日間連続のハイキングからやっと解放されたんです。笑 そのご褒美は、温水プールとサウナ!!

このことについては事前に聞かされていたのですが、「へ―。気持ちがよさそう。」くらいで、それよりも気になったのが「後の時間は何をするんだろう?」という素朴な疑問。だってね、温水プールとサウナで一日を過ごすなんてないでしょ。しかもね、入場料が昼食券付きですが5000円くらい。正直、行く必要あるのかなって思っていたのですが、、、。

行く甲斐ありました。しかもね、6-7時間くらい滞在してました。これなら安い。

温水プールは大人用と家族用と別れているのも素敵。家族プールは流れるプール、ウォータースライダーや幼児の浅いプールがあり、かなり大きな洞窟の空間ではアニメが放送してあったりと子供が飽きない作りに。もちろん僕たちもウォータースライダーしましたよ。光のあふれるそこまで急こう配ではないものと、明らかにスピード感重視の気が付いたら終わっているようなものと両方。しかも急こう配のほうはタイムが出るんです。ユリ君のほうが速かった、、、。ユリ君曰く足首を交差させてなるべく背骨のあたる部分を少なくして勢いをつけていくのが肝心なんだとか。

平日の日ですが、かなりの人がいます。大人の区間は泡が出るところがあったり、大きなプールは外へとつながっていたり。本当に温かなお湯。外に抜けるとその先にスポーツ用のプールとまるで大きな池のプールが。ここにはね人っ子一人いませんでした。なぜかなと足を入れて納得。常温なんですね。外の温度がそこまで高くないし、今まで温水に使っていれば冷たさも強く感じますよね。けど、ここで諦められない!!頑張って入りました。しかも浅瀬が最初あるんですけど、ほとんどが水深4mと深め。最初は寒かったけど水温になれれば心地のいい冷たさに。しかも、貸し切り!!その後僕たちが泳いでいる姿を見て人々が来ましたが、その冷たさに諦めてずっと貸し切りに。

けどプールで遊ぶ時間なんて1-2時間でしょ?もう飽きたなって頃にユリ君から、「じゃサウナに。」とのお誘いが。とうとう来てしまったこの時が。え?なぜそんなにも覚悟を決めたような言い方をしているかって?

ドイツはサウナ混浴です。「だから、それで?」って思うでしょ。いやいや。男女混浴でもいいですよ、水着来てれば。ドイツのサウナは水着は厳禁。しかもサウナの中ではタオルは体にまくものではなくてサウナの座る部分に大きく広げて座面の上に自分の汗が落ちないように受け止めるもの。つまりは真っ裸で座るわけで。僕も日本で温泉にはいったこともあるし、湯船にはマッパですけど、お湯というカモフラージュがあるでしょ?だからね、なんとなく緊張してたんです。こんなオーストリアの片田舎でアジア人がほとんどいないから見られるのは必須だし。

サウナエリアに入ってびっくり。温度が違ったり、スチームだったりと種類が違うサウナが10か所以上。しかも、サウナはプールのおまけだろって思っていたのですが、プールエリアよりかも広いんじゃないかってほどの大きさで。最初に僕たちが入ったのはクリスタルサウナ。水晶のでっかい石があってそれがサウナの上においてあってそれが溶け出すようですよ。しかも片面全面窓。目の前には大きな山が見え、その手前は人口の池でここではサウナで体が火照った人が全裸で泳いでいます。もちろん男性女性一緒に。

ここで本当にいろいろな人の裸を見ましたー。いやー、本当にいい経験。特に僕はゲイなので女性の裸を見ることってないんですよね。だから、「そっか、やっぱり女性の体はふくよかにできてるんだな。」ってわかったし、太っている体でもきれいな太り方ってあるんだなってわかって面白かったです。

あとね、外で休めるエリアもあるんですよ。芝生が広がった場所にデッキチェアーがいっぱい並べられていてそこで腰にタオルでもいいし、全裸で歩いても問題なし。すごい、開放感。最初は少し恥ずかしがっていた僕ですが、あとはもうね、慣れ。全裸に対してそこまでの抵抗がなくなっていました。

ちょうどよいことにここのビデオが!!もうね、豪華な感じ満載です。最初の家族連れが手をつないで入るのが冷たいといった人工池。あとでガラス張りのサウナも出てきます。ちなみにこれはプロモーション用なのでサウナではタオルを巻いていますが、真っ裸ですふつうは。

残念ながら写真は撮れないので、気になる人は下記のウェブサイトが英語でもあるので見てくださいね。

https://www.alpentherme.com/en/spa-resort-sauna

本当に体も心もほぐれた1日でした。ちなみに僕が見た中ではゲイカップルは僕たち以外に3組いたかなと。

オーストリア ハイキング旅行 5日目

日曜の朝は少し寝坊助の僕。ユリ君は普段通りとは言わないけれども7時には起きて、自分の仕事やらコンピューターゲームをしていたみたいで。リビングへと起きだしの顔でやってきた僕に、「ランニングに行かない?」と誘ってくる。薄く青い空には白色を多くまとった太陽太陽が輝いていて気温も走るのに最適。二人で田舎道を深呼吸しながら、その後朝食。いつもは紅茶ばっかりの僕の朝の飲み物。今日はカフェオレに。3週間の休暇の間にフランスにいたせいもあってか、コーヒーが飲みたいなって。だけど、しゃっきりと目覚めるコーヒーというよりかは日曜の穏やかな朝に添い遂げるようなコーヒーが飲みたかったのでミルクを温めて、コーヒーと半々にしたカフェオレに。あっとう的なミルクのなかにいるコーヒーの存在が心地よくて。やっぱり秋は素晴らしいと思いながら過ごす日曜日の午前中。

あのハイキングの日々だった休暇とはえらい違い。本当にあの日々は鍛錬遠足、体育会系合宿そのもの。

そして迎えたオーストリア5日目は、最長のハイキングへと。

このことについては事前にユリ君からの説明が。これがオーストリアでは最後のハイキングになること、結構長めであること、最初の登りはきついけれでも、帰りはそこまでな急なくだりではない。ただ、一か所だけ中難易度の赤の下りがあること。だけどそこまで長くないので問題はないかもしれないという説明。

距離にして22km、ハイキング地図が教えてくれるには9時間ほどのハイキング。最高地点の標高は2235mで、ということは1265m上がって、下がる。もちろんこの上下、1回だけでなく他の低い山に登り少しおり、隣の山へといった感じで進んでいくコース。

約束通りに序盤からかなりの急斜面。ただ周りに木が生えているので高さを感じることはないので怖くないんですよね。高所恐怖症のみなさんどうです?周りに視界を遮るものがあったら、あんまり怖くないですよね?その後もどんどん進んでいくとどうやら冬はスキー場になるらしくてスキーリフトを横目に見ながら登ることに。ハイキングをしていてちょっと嫌だなって思う時ってこんな時や突然に車の走れる道に出てきたとき。”いやいや。あんなに心臓が飛び出るくらいに心拍数あげて登ってきたのに、ある人は車/リフトで登ってこれるのかー。今までの苦労は何なんだー!!’って叫びたくなる感じ。理解していただけます?

標高が上がると木々がね,なくなってくるの。もちろん素敵な景色が見えていいんですよ。しかもここは中難度の赤コースだから少しは怖いのも覚悟。そして木々にとってかわった植物が自生のブルーベリー。本当に低木なんですよね。そこに小さなブルーベリーの実が。これがね太陽の光を浴びて甘いこと。途中で疲れた体を癒す素敵な食べ物。ユリ君が急斜面でも採ってくれます。やさしい子。

この赤黄色みたいなものが全部ブルーベリー。この時までは僕元気だったんです。ブルーベリーの恵みもいただいて。このあとね、過酷な道が目の前に。

その前に高所恐怖症の人についての確認事項。これはどうなのかな、みんなに当てはまるのかな?僕は高所における風がものすごく苦手。もちろん飛んでいかないのはわかるんですけど、下から拭きあげてくる風とかで恐怖度が3倍くらいに高まるんですよね。

そんな高所恐怖症の僕はブルーベリーの道をどんどん進みます。登りだから次どんな道が来るのか見えないのもね、いけないんですよ。結構右側の高さが明らかにわかるなって思いながら登っていく僕。だけど登りは前を見ればいいので視線を下にさげなければ怖くない。それにこの道は帰ってこないのでここを乗り切ればいいだけの事。頑張って進みます。すると突然に出てきたのが両端が崖。もちろん真っ逆さまの崖ではないんですよ。急斜面で両端に見えるのは足元位の高さのブルベリーの実。しかも急斜面を転がればかなりの時間は転がっていける高さ。パニック。もうブルーベリーを摘んで楽しむことなんて余裕すらない。ユリ君はもちろんなんに恐怖もなく、のんびり。

これは、このペースでは死んでしまう。と思った僕。かなりの速さで、だけどへっぴり腰で中場4本足の動物が2本足で歩き始めた最初のような前傾姿勢で歩きます。なるべく視界を狭めて足元のごつごつした岩場を見るのみ。そう、道なき道を行く感じなんです。自分で選んでこの石は大丈夫そうだな、そんな感じ。つまり自分の決めた道が間違えば大惨事になることだって。。。そんなことを頭で考えるとますます早くなる足取り。あまりにも僕の歩く姿勢が変なのと、その速さにユリ君も異変を感じたらしく追いかけてきて崖の終わりで強制的にストップ休憩。

確かに息があがってるんですよね僕の。パニックした時のような呼吸。ユリ君が僕を道に座らせて、傍らにユリ君も座ってパニック状態の僕に肩を抱いて、「勇気あったね。頑張ったね。」と慰めてくれます。パニックの時って本当にこれを終わらせたいからか先に先に進もうとするんですよね。だけど、この休憩がよかったみたい。呼吸も落ち着いて、冷静な判断もできるようになってきた僕。

ユリ君からの提案は、「これ以上無理だったら、今の道をたどって帰る?」というもの。

今来た道を変えるのは正直イヤ。けどユリ君が言うにはこれからも登りは続くし、下りの一部が赤であること。今来た道は怖いかもしれないけれど一度通ったから何が来るかわかるのでそれのほうがいいのではとの考え。

「いや。もしかしたらまだ見ぬ下りのほうが怖くないかもしれない。先に進む!!」とまた登り始める僕。

途中山のてっぺんの細い道を崖から吹き上げる風にあおられて歩く場面があったのですが、この時は本当に小道があってしかも、ユリ君が手を握ってくれていたので怖かったけどパニックにならずにすみました。

そして見えた景色が、素敵だった。

右側の山の小道がみえますか?ここをたどってきたんです。そして迎えた難度中の赤の下り。確かに最初は怖かったのですが、短くしかも恐怖心もそれほど感じずに降りれたんです。本当にあの時に引き返さなくてよかった。

途中にはこんな素敵な湖も。ユリ君曰くこれは自然湖ではなくて人口のもので冬に人工雪を作るため池なんだとか。それで浅い部分のそこの石の一つ一つがはっきりと見えるくらいに澄んでいるんですよ。オーストリアの水のクオリティーの高さ!!

天気も良くて、雲も適度に合ってハイキングにはぴったりの気候。それにね、雲が太陽光をまばらに大地に振りまくときは白黒写真がきれいに撮れる時でもあるんですよ。

この日のハイキングは精神的にも強くなったし、ユリ君の愛情も感じられたしで結果的には一番いいものになったのかなって家に帰りついて思いました。

3000m級の高さを誇る山々はうっすりと雪化粧をしていたのも印象的でした。

オーストリア ハイキング旅行 その4

秋の日は景色がなんでも絵になるなって思うのは僕だけでしょうか?ユリ君が郵便局に小包に行く用事もあり、ジャガイモや玉ねぎなどの大きな包みを買うのもあって車で駅の近くのスーパーまで足を延ばした土曜日の午前11時。青空市場が毎週土曜日に行われる街の駐車スペースはたくさんの車。郵便局の近くには停められなかったのですが、歩いて数分のところに駐車スペースを発見。ちょうど、うるまがそのスペースから出てくるところだったんです。「運良かったね。」と言って車を出ようとすると先ほどこのスペースに停まっていた車の人が来て一枚の紙きれを渡してこう言います。「これまだ使えるから使ってよ。」ここ、駐車料金がかかる所でいったん車を停めたらおりて近くにあるチケットマシーンでお金を入れて買うのですが、その額に応じていつまで停めたいかを決めるんですよね。どうやらこの人は小銭がなかったらしくて1時間ほどを残したチケットがもったいないからせっかくなら見ず知らずの人にでも使ってもらおうという心遣いでくれたのでした。やさしい。

僕は車の中にその後は残って前に広がる貢献の景色を見ていたのですが、本当にきれい。右斜めから差し込む光は木々の多いために公園の全てには光を当てるとことなく陽だまりとして輝いていて。その中を自転車や散歩の人がゆったりと動いていく。黄色の風で吹かれた葉っぱとともに。秋は少し物悲しくてだけど、暖かで美しいなって。

オーストリアのハイキング旅行は先月だったのですが、夏のように気温も高く、といってもヨーロッパの夏なので25度くらい。それでもね、3000m級の山々があるので秋の気配が何となく感じられもしたのです。

3日目で足は痛いし、疲れているし。ユリ君に。、「たまにはゆっくりした日も必要だよ。」と言うと、穏やかなプランを作ってくれました。もちろん、ハイキングはありですよ。笑 けど20kmとか、僕の苦手な高所の場所がないところのハイキングを3-4時間。

まずは車での移動。隣町のTaxenbachという所に。なんでもかなりの観光客が来て素敵な写真が撮れるってよとユリ君からの情報。じゃ行くか!!とついてびっくり、入場料。これがねひ一人6ユーロ。800円ぐらい?ちょっと高いねって思いながら入ると、、、、、。え?????

見てください。この木でできた人が離合できないようなこの道が。どこに続いているかを。高い高い崖の上。しかもこの写真はそこからではなくて登っている途中。写真では高さというものが伝わりずらいのですが、垂直に見上げる感じでこの道があります。

いや、、、、。高所恐怖症なんですけど、、、、。ユリ君も知らなかったようで、「ごめん。こんなところだとは知らなかった。。。。」入場料もはらったし、行くしかない!もちろん手放しで歩くことなんてできないので右手で右の手すりを、左手で左の手すりをしっかり持って歩くんです。そこまで遅いペースで歩いてはいないのですが、ラッキーなことに僕の後ろへ続く人はおらず。ひたすら上を見て歩き続けました。もうね、怖すぎる。しかもね、この崖ではなくて隣にある黒々とした恐ろしい崖があるんですがそこは、ロッククライミングの人がいました。それ見るのだけでも高所恐怖症は怖いんですよね。

けどきれいな水が流れているんですよ。多分源流は昨日ブログで紹介した滝の山からだと思われます。

怖いのであんまり写真も撮れず、、、、。しかもね、つり橋があってその近くに石碑が。なんとある時にここを訪れた小学生が全員が橋の上に乗ったら重みでその橋が落ちてその中の数人が亡くなった。そのための石碑。もちろんその後は強化されたとのことですが、、、、。ね。

その後はハイキング スタート。どんどん木々が増えると崖の見晴らしも悪くなって僕としては好都合。ほとんどの人がこの崖を登って帰るようで、ハイキングコースは僕たちだけのものに。

青い空、白い雲、緑の大地。そこには牛がいて、花で飾られた家が建って、生活の営みがある。

ここが今日の昼食場所。 昼食はハイキングの時は持参します。フランスパンにチーズやハム、玉ねぎにトマトなどを入れたシンプルなもの。あとは、時に茹で卵だったり、リンゴだったり。なので結構な距離を歩く割にはそんなにも食べないんですよね。

オーストリアで面白いなと思ったのがあまりに標高が上がったり下がったりするものだから自分がどこにいるかわからなくなる感じ。ここから見える下ったところが谷の底みたいに見えるでしょ?だけどね、そこに到着するとまたそこから深い谷があるんですよ。それが面白くって。だまし絵みたいな感じかな。

今回は3時間という短いハイキングだったのでホリデーアパートで僕が皮から作る餃子を作ることに。皮を寝かせている間にこのアパートにある室内プールへユリ君と。あまり大きなプールではないのですが誰もいなくて二人だけの貸し切り。疲れた体を水の中に浮かべるのはなんて気持ちがいいのだろうと思いながら泳ぎました。

そして、次の日はまたまた、長いハイキングの始まりです。高所恐怖症の僕はどうなったのでしょうか、こうご期待。

 

 

オーストリア ハイキング旅行 3

やっぱり一人の時間って大事ですよね。本当に。ほら、3週間ユリ君と24時間一緒にいたので、やっぱり時には一人の時間を必要としていて。今週から仕事に戻ったユリ君がいない時間を自分の時間になっているので楽しい。といってその時間に食料品を買いに行ったり、掃除したり、洗濯物をしたりしてるんですけれどね。それでも自分のペースで物事を決めて、途中でお茶を飲んだりとできることが嬉しい。そういうことってありません?

さてさて、休暇の話。オーストリアでのハイキング休暇に話を戻します。

オーストリアの3日目、最初の2日にかなり歩いているのですがもちろん、この日もハイキング。ユリ君の体力はどうなの?みたいな。元気いいなー。って朝のご飯を食べてスタート。ユリ君が言うには今日は前半大変だけどあとは楽だから。5時間かからないかな。とのお話。

スタートしてすぐ、なんとまあ、透明度の高い水。しかもこれいつもある湖でなくて、流れ来る水の量で大きさが変わるらしくどうやらこの時が一番の水量っぽい。朝の光の中で穏やかな時間が流れていました。

そうそう、オーストリアのハイキング、というかこのラウリス地区は本当にハイキングフレンドリー。ハイキングマップが僕たちの宿泊施設に無料であって、その中にはたくさんのハイキングルートが。しかもね、3つの色に分けられています。初心者用が青、中難度が赤、上難度が黒。これスキーも一緒なんですけどね。それで、僕たちがというかユリ君が選ぶのは赤。黒は高所恐怖症の僕が無理だろうとの判断で赤となってるんですね。

色のマークの後に行き先地、xマークみたいに見えるのは山小屋ありのサインでその後にかかる時間、そしてハイキングルートの番号と続きます。親切でしょ?

この日も序盤からかなりの登りで心臓が破れるのではと思ってたら突然に視界が開けて山の岩肌を勢いよく流れ出す水。そしてその頂上には丸太小屋が。

この丸太小屋のロケーションいいですよね。私有地のようで中には入れないのですが敷地の真ん中には池。そして見えるかわからないのですけど左側に灰色のスペースがみえますか?ここにねベンチとテーブルがあって食事などを出来るようになってるんです。この景色を見ながらの食事って最高!!ちなみに柵の向こうは急斜面です。この日は僕の母親の誕生日だったのでここからテレビ電話を。オーストリアの素敵な景色をお裾分け。素敵な景色に喜んでくれて親孝行かな。ただ、「顔が疲れてるようだけど大丈夫?」と言われました。さすが母親。

ただこの日はこの登りの後はあまり急な登りがなかったので、一安心してその後歩いていきました。少しだけ秋の気配がして中には色づいている木々も。しかもユリ君に馬が寄って来て、さすが純粋男子。

前の2日間はハイキングの人にほとんど会わなかったのですが、ここではちらほら。しかも進むごとにその数が増えていきます。どうやらここまでバスで着て短いハイキングを楽しんでいる人がいるよう。それもそのはず。ここは絶景があるから。その絶景が。。。。

まるで絵画の世界ですよね。「ヨーロッパの絵画展で見た!!」みたいな景色ではないですか?ちなみに白い線になって縦に走っている線はすべて水です。この景色に見とれていたら近くにいた中年のカップルが、「***のコースは行ってきたの?」と言われまだ行っていないというと、行くといいわよただ1時間ほど遠回りになるけれど。といわれ、せっかく勧められたから行くかということに。

ここで予定1時間プラス。その時にユリ君が、「これだと滝のコースにいけないかもな。」なんて言っていて。確かに途中で滝のコースが出てきて、けっこい近くに見えるんですよね、その滝。そんな遠くないし行こうよと誘った僕がいけなかった。その時点でね少しだけお腹の調子がよくなくて、しかも足は痛いし。

ちょっとした岩道を登ると見えてくる滝!!おー。すごい水量。素敵だねって言って帰ろうかってことに。すると反対側の道からハイキングの人が。ユリ君が、「このまま進めば道に出ますか?」と聞くと、はい。の返事。同じ道を通るのも何だからじゃ先に進んでいこうかと進むと、、、、。

滝が滝がたきが。至る所に滝が。そう、この滝コース、すべての滝を回れるコースだったんですね。最初の滝までが10分くらいだったの甘く見てた、、、。また元のコースの道に出るまでに結局1時間過ぎかかって戻るというね。その時には僕の足は棒。しかも帰り道がなだらかだけれでも下り。歩くごとに痛み、痛み、痛み。しかもお腹の調子も悪いし。だけど、僕たちが車を駐車したところまではそれから1時間半の道のり。。。。途中で足をもぎ取って捨ててしまおうか、とか、この川の流れに乗って流れていったら車まですぐなのだろうなという考えに取りつかれながらもようやく駐車場に。結局7時間のハイキング。

この夜思ったのが、「この休暇は大学の山岳部の夏合宿か!!」って思ったこと。そんな僕の気分を察してか、「明日はゆっくりしようね。」との提案が。さてさて、どうなるやら。

オーストリア ハイキング旅 その2

秋の穏やかな日が続くドイツ北西部。ヨーロッパ人のなかでは何かと夏が大事って話題が多いのですが、この秋の気配も好きなんですよね。確かに少し気温は寒いんだけど、空気が澄んでいるし、木々の色も一気に色づいて、心が静かに落ち着く感じが僕は好きなんですよね。紅茶も何となくおいしく感じるのがこの季節。午後の陽光の中に飲む紅茶の美味しさ。日本も秋はおいしいものが沢山出回るので、口にもお腹にも嬉しい季節ですよね。

お茶、僕の生活に欠かせないものの1つなんですよね。あと、本などの活字。これは絶対に僕の生活に潤いを与えてくれるものだなって。

勿論オーストリアの休暇中にもお茶飲んでました。紅茶だけでなく、緑茶、ハーブティー、薬草など何でも好きなんです。オーストリアには山のハーブでできているお茶があるのでスーパーでそれを買って飲んでました。さすが山の国オーストリア。山チーズ、山ハーブ茶などの山のネーミングの多いこと。また、それを買ってしまう僕。ハイキングにも持っていけるように保温の水筒に熱々をいれてもっていきました。

ハイキング2日目は少し短め。だって、初日が7時間ですからね。あんまり無理はできないですよね。といっても、朝10時出発で夕方4時半とあんまり変わらない時間歩いてはいたのですが。

ただし、昨日が最初1時間がひたすら急斜面だったのに比べて、この日は穏やかな登りだったこと。上の写真で言うと、この日の道が未舗装の道で、先日の道は右側の緑の草の道をまっすぐ上る感じ。ね、これだけでも初日とこの日の違いが分かるでしょ。

2日目はやっぱりね、体にガタがくるというか。ちょっと疲れがすべて抜けない、みたいな感じ。ここで感じるのがユリ君との年齢の差。ユリ君はまだ30代前半で、僕が30代後半。ね、年齢差って出ますね。

ね、余裕のユリ君。ま、元気がいいですね。悔しいけど、ハイキングはユリ君のほうが上手。

今回も段々と登ってきましたよ。この地方の素敵なところは一気に視界が開けるところ。

ちなみに左の木製の建物は家の小屋。よく見ると洗濯物干しなどが見えるでしょ?ほとんどの人が谷の底に住んでいるのですが、こんな高いところにも家があるんですよね。この景色が窓から見えるなんてなんて素敵な家なんでしょうね。

僕がこの地域をハイキングして思ったのが、ヨーロッパの山は奥まで人間の手が入っているなってこと。本当に山の頂点の近くまで放牧された牛がいたり、スキー場になっていたりと手が入っている。特に放牧の歴史は長いようで、自然と人間の共存が感じられる景色でした。

昨日も至る所にいた牛さん。今日も山のように牛がいたのですが、ある所では牛が道をふさいでいました。どうなるのかと近づいていくと、ほんの数メートルまでは道にどっかりと座っていましたがその中の2匹の牛さんが突然にのっそりと立ち上がって道を開けてくれました。やさしい。そう、あくまで牛優先。

右上の牛さん見えますか?この崖のような急斜面を登ってご飯の草を食べてます。左側にゆったりと座っている牛さんですが、見ての通りその先は急斜面。ここらの牛は酸素も薄い中で急斜面を登ったり、下ったりしているのでかなり運動能力がいいのではと。

昨日のハートの目印だったのですが、今日はオーストリア国旗の目印。ただ、ハートが珍しかったらしく、その後の日々はこのオーストリア国旗の目印ばっかりでした。

勿論、4時半に帰ってすぐにお風呂に。お風呂っていいですよね。僕の今住んでいるところにはバスタブがないので、さみしい。特に秋や冬にはお風呂にじっくりと浸かって本でも読みながら体を温めたい!!これ、秋と冬の幸せを感じる時だと思いませんか?

 

オーストリアでハイキング 初日

秋の穏やかな1日。今住んでいるところはドイツの西端なのでこの季節になると日の出の時間が遅いんですよね。今日は7時49分。まだ夏時間であるためと、日照時間が短くなったせいでこうなるんですが、少し遅めの日の出も悪くないものです。なぜかというとランニングへと出かける時間が今日は8時20分だったのですが、ちょうど太陽が上がって来てすべてを金色に染めている時間帯で空気も澄んでいるし、目の前は太陽光が燦燦と降り注いでいるしでいい1日の始め方ができました。

さて、休暇の話。

僕たちが今回最初に訪れたのはオーストリア。僕はこれが2回目のオーストリア。前回はスキーできたんですよね。一面の山に雪、雪、雪。だった景色が山を残して一面がアルプスの少女ハイジの世界に大変身。

まずは僕たちのベースキャンプとなる街を紹介したいと思います。僕たちの住む北西ドイツから真反対、南西および南ドイツに国境を接するオーストリア。この旅で車でドイツを横断した僕たちが向かったのはRaurisラウリスという小さな町。人口3200人ほどの小さな町ですが、夏はハイキング、冬はスキー客で賑わうようでペンションやホリデーアパートが町のあちらこちらにあります。ただ、アジア人と含む有色人種の観光客はほとんど皆無。なので、歩いているとよく視線を感じます。

これがラウリスの町。左側の斜面がスキー場で、このU字の地形は氷河によって作り出されたものです。僕たち泊まったのは写真中央に見える下から白、茶、青い屋根の建物。値段が安かったらしくて2人しかいないけど寝室は2つという広さ。ただ、備えてある家具とか調理道具はイマイチ、、、。最大6人で泊まれるのだそうですが、僕たちが思うに3人がベストかな。6人だとそこまで広くない居間のソファーベッドを使うことになるし、ダイニングテーブルも4人ではちょっと手狭な感じ。もちろん、今回は2人なので問題はなかったのですが。

前日の夕方にチェックインをして、その日は疲れて夕飯も中途半端に就寝。ただ次の朝にはユリ君の元気の良さ。まだベッドにいる僕を寝かせてくれたままスーパーへ朝の買い出しへ。ここでちゃんと昼ご飯の在位量も買ってきてるから準備万端。

朝9時過ぎにはハイキングシューズを履いて出発。ユリ君曰く、「今日は慣らしでそこまで歩かないようにしようね。」とのこと。

ラウリスは標高920m。僕たちの住んでいるドイツ北西部は標高マイナス1mくらいなのでその差に驚きます。僕の地元の阿蘇市が520m。ここでも結構高いのにそれよりも400m高いところからのスタート。しかも最初から急な登りがずっと続きます。脳の中で血管がどくどくと脈打つのが感じられるんほどに。

ドイツもそうなのですがオーストリアもいたるところにハイキングの目印があって迷うことなく登れるのは有難い。たくさんのコースがあって道のようにすべて番号が振ってあるのでそれを頼りに進めばいいだけ。

番号は分岐点にのみ書いてありますが、その途中の目印はこんな感じ。

ハートマーク。かわいらしいですよね。体中で息をしながら必死にこのマークを探すのでハイキングの最中は可愛いなーなんて思う余裕もないのです。まるでヘンゼルとグレーテルが落したパン屑を必死で追っているそんな気分。

9月中旬なのに夏日で、Tシャツは恐ろしいほどに汗だく。人間の体の多くは水分だっていうのは本当だなっていうぐらいにドンドン出てく汗。最初の1時間はひたすら登りました。そして少し開けた平らな土地が見えてくると同時に聞こえてくるカラーン、コローン、シャラーンという谷に響く音。牧歌的という言葉がぴったりなちょっと間の抜けた音が耳に聞こえます。その音はどこからかというと、

牛さん。この急斜面に放牧されている牛たちが首につけた鈴を鳴らして歩いているんですね。ただすべての牛がこの鈴をつけていると五月蠅いためか、中の数匹が付けているだけでした。あくまでも牛さんが優先で牛の間を申し訳なく歩きます。するとね、近づいてくるんですよ。この後他の牛も来て僕の周りは牛だらけ。やっぱり、牛にもアジア人の姿は珍しかったようです。笑

その後歩き続けて最高標高地点で2000mまで登ることに。ここあたりの地形は氷河が作り出したものなので標高が一気に上がっていくのが特徴かと。2000mといえども、そこは山頂ではなくて山と山の峠のようなところ。ここの辺りは2300-3100mの山々があちらこちらにあります。

ここラウリスでありがたいのがあちらこちらに湧水が飲める場所が設置されていること。僕たちもペットボトル数本を持参していくのですが時間とともにぬるくなるし、飲みすぎないように気を付けるのですが、この地域ではその心配がさほどないかと。いつでもおいしくて、しかも冷たい水がいろいろなところで湧き出しているから。飲み場も木の枠の中に水が落ちるようになっていて素敵な風情。

結局この日7時間も歩いたことになりました。幸いにもバスタブがこのアパートにはあったのでお湯を入れて疲れた足をお湯に浸すとまるで溶けていくのではないかというような心地のよさ。いつもはシャワーしかないので、この入浴が幸せタイム。

天気にも恵まれてよい初日となりました。