我が家の新しい仲間

ドイツ語のコースは月曜から木曜日なので、木曜の午後を迎えた僕は一足早く週末モード。ただ木曜日の午後は、学校から帰ってくると疲れがどっと出るんですよね。家に帰ってから昼ご飯を食べて、このブログを書いているんだけど脳みそが半睡している感じが。外は生暖かさで時折雨が降る感じ。日本の梅雨とおもえばいいかな。

今日は帰る時にスーパーに寄ってきたんですね。駅から歩いて数分のところにお店が15件位入っている小さなショッピングモールがあるんですよね。その中の1件がかなり広いスーパーで、たぶん残りの14件ぐらいのお店よりも大きいんじゃないかな。

そこは食品の値段も安くて、見切り品のも多めでユリ君と僕は気に入っているんですよね。ただ、家からはちょっと遠い。なので、僕が学校から帰ってくるときに途中でここによって夕飯の食材を買うのが週数回の僕の行動パターンになっています。

そしてここ、植物を売っているんですよね。といっても花屋さんがあるわけでもなくて、野菜売り場の一角にバラバラっておかれてるんですよね。室内用の観葉植物も、外用の花も一緒に置かれていて、ちょっとどうでもいい感じに扱われているんですよね。それだからかいつも安く売られている植物たち。元の値段も安いのに、それからまた値下げで1ユーロで売られていたり。

僕の今住んでいる家は室内の植物が結構多くて。しかも僕が挿し木にして育っている植物たちもあって、ユリ君から”もう植物はいらない。”って言われているんですよね。ただ、外のエリアにはほとんど植物がない。なので、そこがねらい目だなと思っていたのですがなかなかユリ君からOKサインが出なくて、、、。

だけどね、見つけてしまったんです。アジサイを。10cm鉢でそこまで大きなサイズではないのですが、一鉢3ユーロ。安い!しかも色合いが淡くて綺麗。僕は6月の梅雨生まれということもあってこの季節にアジサイに愛着があるんですよね。それを見つけたのが火曜日で。ユリ君に話をしたんです、”買いたいよー!!これは大きくなるし、目隠しにもなるからいいよ、花の咲いている期間も長いし。大きくなるとかなりな大きさにもなるよ!!”っていってウェブで見つけてきた日本のアジサイだらけの綺麗な写真を見せると、”ふーん。”といって少しは興味を持った模様。

”明日買ってくるね!!”っていって僕、今日買ってきました。

ね。かわいい色合いでしょ。深い青と、薄いピンクを備えた白色のアジサイ。明日か週末にでも植えようかな。そして長く大きく育ってくれることを祈ってます。

会話の練習から

水曜日。今週も真ん中まで来ましたね。どうですか?いい1週間になってますか?日本は梅雨の時期なのかな、、、。アジサイの花や葉っぱに雨露が落ちて、空気が湿り気を帯びながら薫る時期ですね。僕はこの時期が誕生日なので、梅雨が嫌いではないんですけど。

ドイツやイギリスは逆にこの時期は晴れ間が多く、夏って認識があるんですよね。ちょうど僕の誕生日は夏至のその日か、1日前なので太陽が朝起きてから眠るまでずっとある素敵な時期。夏至の日に北ヨーロッパでは小さなお祭りもあるようですね。7、8月とまだ夏は続くのですが、夏至を境に日照時間は短くなっていく。そんなちょっとした寂しさを心に残して祝われる祭りって、気になりますよね。

今日はあのZ君と会話のパートナーでした。そう、娘さんと離れ離れになっているZ君。会話もお題があるんですよね。これは9月に受けるテストの概要にのっとって行われるんですが、今日は、”近所の人を誘ってパーティーを開きます。以下の5つの点を入れて会話をしてください。1食べ物、飲み物 2いつパーティーをするのか 3会計はどうするのか 4パーティーですること 例 子供用のゲーム、音楽 5だれが何の準備をするのか

この5点を踏まえて、お互いが同じくらい喋るのがベスト。自分の意見だけでなく、相手があまりしゃべらないようだったら質問をして答えを導いてあげたりするのも大事なんですね。なにか演技のクラスの即興見たいでしょ。

これパートナーが誰かによって盛り上がったり、盛り下がったりするんですが、Z君とは前に一緒になったことがあって今回もうまくいきました。

ただね、その内容がこの前の事件の後だからなにかずっしりと感じるもので。

最初のZ君が、”僕は料理が苦手だから、Takが料理をしてきてね。”って話を振られたので、”わかった。じゃ日本料理を作るよ。お酒とかのドリンクは任せてもいい?”と会話がスタートして、途中で、子供の話が出てきてZ君が、”日本の音楽も持ってきてね。娘に聞かせたいから。”って話とか、”-空想上僕に子供がいる仮定になっていてー 僕の子供とTakの子供がお互いを知って仲良くなるのはいいことだよね。日本料理も、日本の音楽も聴けて娘は嬉しいと思うよ。”って本当に今からパーティーが始まるんじゃないかってぐらい嬉しそうにZ君が話すんですよね。僕も、”そうだね。絶対楽しいね。”って返しながらもちょっと胸が締め付けられる思いでした。早く一緒に住めるといいなって本当に思いました。

僕は親でないので、子供を持つ幸せやその責任の大きさなどはわからないのですが、親になるって何かが変わっていくんだろうなって思います。僕も妹が母となるときに、今までとは違った雰囲気というか気配をもって妹を見て驚きました。

その大事な子供が遠くへ行ってしまったり、会えないというのは心臓を貫かれるよりも辛いことなのかもしれませんね。それでも元気に、笑顔のZ君に脱帽です。

 

言葉って使いよう

昨日の記事で書いたZ君、今日は何事もなかったかのように登校してきました。みんな一安心。アラビア語圏の人たちはZ君が入ってくるなり、”サラムタック”と声をかけます。病気だった人にかける言葉らしいですよ。僕も真似していったけど、22歳の子が笑ってました。本当に良かった。

さて夏のようだった先週。これはこのまま夏が滞在しそうだなって思って、昨日の献立を冷やし中華にしようと思ったんですね。それが週末から寒さが増して、本当に寒い。今日も最高気温は15度。太陽も雲の後ろだし、海風もあって体感温度はもっと低いと思うんですよね。なので、昨日の冷やし中華はちょっと季節違いに。

冷やし中華、ユリ君にも好評でした。ただ、日本のようにそれ用の麺もソースもないんですよね。けど発見しちゃったんです。中華めんになるものを。ドイツやイギリスのスーパーで驚くのはたぶんパスタの種類。特にドイツは多い気がします。その中で、ものすごく細くて短いスープ用のパスタがあるんですよね。これで1回スープを作って、だけど全部食べることができなくて次の日に残しておいたんです。そしたらパスタが水分を結構吸っててそれが中華麺にょうな触感。そう。そこでこの冷やし中華を作ろうというアイディアが生まれたんですね。

あとはトマト、キュウリ。ハムを切って、卵は薄焼き卵を作ればOK、ただ、ユリ君の味覚にもっと寄せなきゃなという思いがあったのでモッツァレラチーズをダイスにして入れることに。ただ問題はソース。

醤油、オリーブオイル、ごま油と入れて何かが違う、、、、。どんな味だったかなって記憶をたどって、もしかしたら酸味があったよなと思って酢をいれたら本当においしいソースができ、そんな自分にほれぼれ。

味もよかったのですが、もう少しソースを多く作っておけばよかったのと反省。ちょっと薄味でした。次回頑張ります。今日はね、寒いからタイ料理のマサマンカレーにしようと思ってます。

最近、引っ越した当時は毎日のように知らない人に挨拶されていたんですが、最近なかったんですよね。多分毎日のように同じ時間帯に歩いているので見慣れてしまったんだなって思ってたんですよね。そしたら、今日は自転車が後ろから追い越してきて、”モイーン。”って12歳くらいの子が恥ずかしそうに、だけど笑顔で走り抜けていきました。僕も笑顔で”モイン”を返すことができていい気分。

やっぱり挨拶っていいですよね。ただの通りすがりの人でも、親近感が出るから。確かにロンドンに住んでいた時は挨拶なんてほとんど皆無でしたが、ドイツの田舎町に住み始めてからは挨拶が増えました。この町でも。街中ではだれにでも挨拶はしないのですが、例えば走り行くコースは畑の真ん中をひたすら走るそんなコース。というものの犬の散歩や自転車で走る人を良く見かけるんです。なので、そこでは通りすがりの人にはみんな挨拶をしているようにしてます。

いい場所に引っ越してきたなって本当に思えます。

 

心臓発作も怖いけど

皆さん、月曜日ですね。週末はゆっくりと休むことができましたか?ストレスがまだ溜まっているということはありませんか?自分に優しくしてあげてくださいね。だって、自分以外のことをわかってくれる、理解してくれる人はほかにいないのですから。自分自身が、自分自身を否定してしまっては、生きていくのが楽しくないですもんね。

さて、今日のブログのタイトル。ちょっと意味深でしょ。実はね、今日、僕のドイツ語クラスでちょっとした事件があったんです。

僕のドイツ語クラスは朝8時から昼の12時15分まで、中に休憩が2回あって行われるんですね。生徒の数は15-18人ぐらいで、ほとんどの人がアラビア語圏の人々。その中でも今、内乱のシリアから人がその多くを占めます。そしてその人たちはドイツに来て2年半ぐらい。僕もクラスメートの彼らからシリアのことやイスラム教宇あ中東の文化をいろいろと教えてもらってます。

生徒の年齢もバラバラ。下は22歳で上は60歳。家族と一緒にドイツにいる人もいれば、親兄弟、時には奥さん子供はまだ母国という人もいるんですね。

今日もいつものように授業が始まりました。9時半に1回目の休憩。それからリスニングの問題をして、今度は会話の練習に。会話の練習はいつも同じ人にならないように2つで1つの絵になるパズルを箱の中から1つ引いて、絵柄が合う人とペアを組むんですね。

先生が持って回る箱から1枚ひいて、僕のカードは数字の10。誰が今日のペアかなと思ってみていると、突然、クラスメートが先生を呼びます。彼はシリア出身でドイツ語が上手なんですよね、クラスのリーダー的な感じでもあるんです。”先生、Zがちょっと調子が悪いみたいなんです。”確かにM君が苦しそうな感じ。

Z君は僕と同い年ぐらいか、もう少し上ぐらいなのかな?だから30代後半から40代半ばでしょうか。小柄で、勉強も一生懸命にするタイプ。何回か会話のパートナーになったことがあって、昔はサッカーをしていたとか、子供と奥さんでドイツにいるっていうことを聞いていたんですよね。

確かに今はイスラム教人たちはラマダンの間なので日中は、水と食事をとらない。なので時に気分がすぐれないことがあるんです。窓側にいたのでちょっと立ち眩みでもするのかなと隣のカジキスタンの女性と話していると、、、。Z君が立ち上がって教室の外へ出ようとします。ただここで気になったのがZ君は胸、しかも心臓のところにあったんです。これはどうやらただの気分悪いではなさそうだと皆が思いました。そしてZ君の仲良しのクラスメートが後を追います。先生も後を追い、どうやら息が苦しくてできなさそう。苦しそうな息遣いが廊下から聞こえてきます。ここですぐに先生は救急車を呼びます。たぶん、内心は焦っているのでしょうが、落ち着いてどこで、何が起きているかを伝える先生。Z君はどうやら立っているのも苦しいようでクラスメートが椅子を運んでベッドにして寝かせるも、Z君の状態はよくはならず、悪化していきます。苦しそうなうめき声。そこで何もできない僕たち。

すると先生が僕に、”Rさんのところに行って知らせてきて。”Rさんはこの学校のコースの管理をしている人で、同じ建物の2階オフィスがあるんですよね。階段を駆け下りる僕、けどやっぱりどこかであわてているんですよね。Rさんの事務所だと思ったら、1階間違ってて再び走って2階迄おり、事務所のドアをノック。ただ返答がない。ドアノブをまわすと動いたので、そのまま開けると誰かと話し合いの真っ最中。けど、しょうがないので、”すいません”と断って入って、”M君が、心臓発作ぽいんです。”っていうと、”救急車を呼べばいいの?”というのと同時に受話器を持っているRさん。”救急車は先生が電話をしました。”ここで僕は何を言えばいいのかわからなくなって、けどその緊急性に気が付いてくれたようで、”分かったわ。”と一緒に駆けつけてくれました。

その後、Z君は救急隊の処置を廊下で受けることに。僕たちは教室に帰って、座っていたんですが僕は廊下にすぐのところに座っていたのでZ君の苦しみに悶える声がずっと聞こえていたんですね。

z君はその後救急車で運ばれ、通訳係をしたリーダー的存在の人も教室に戻ってきて、Z君がどうゆう状況かを話してくれたんですが。

幸運にも心臓発作などではないとのこと。

では何か、、、?その理由がある意味。心臓発作よりも怖いなって思ったんです。

どうやら息が苦しくなっているときにZ君が言っていたのが娘さんのは名前だったらしいのです。僕が覚えている限りでは幼稚園に通う年ごろ。それで、何の理由があってかはわからないのですが、Z君はいま奥さんと、そして愛娘と離れて住んでいるようなんです。そのことがストレスになっていた模様で。

多分そのようなことや、慣れないドイツ生活もあっていっぱいいっぱいになっていたんでしょうね。いつも学校に遅れることもなく、礼儀も正しく、Z君。彼は日々少しづつ追い込まれていたんでしょうね、精神的に。

つまりあの苦しみの声は、肉体的な痛みではなく、精神の喚きだったってことですよね。今でもその声が僕は思い出せるのですが、拷問を受けている人が発するような声なんですね。

精神の傷や痛みって人間の表面上に現れるものではないでしょ?どちらかというと少しずつ少しずつ心のうちに隠してしまうもの。子供のころは泣いたり叫んだりしてそれを外に出していたけれど、大人になるとそれさえもしなくなってします。そして、ますます中に押し込めてしまう。これって怖いなって。だっていつかは抱えきれなくなって、爆発してしまうから。今日のZ君のように。

授業が、Z君の連絡先も知らないし、明日来るかもわからないので、心配だなって思いながら駅へと向かって帰っていると、遠くから自転車が来ているのが見えます。よく見るとZ君。救急車で運ばれて2時間ぐらいしかたっていないのに、自転車?通り過ぎざまに、”大丈夫なの?”って聞くと左手の点滴あとか何かとマークを見せながら、”大丈夫”っていって走りすぎていきました。その自転車のスピードの軽やかさ、そしてZ君の顔には笑顔が。

やっぱり吐き出すことって大事ですね。だから、皆さんも思いっきり泣いて、泣いて、泣いて、明日を迎えましょう。ちょっとだけ、気持ちが軽くなるはずです。

こんなに簡単に、、、

土曜日のお昼過ぎ。ドイツ北西部は残念ながら曇り空。温度も少し寒い感じかな?だけどTシャツと短パンで過ごしている僕。せっかくの夏だからね、着れる時に着ておかないと。そう、なぜか僕のワードローブにはタンクトップが沢山あるんです。ロンドンもここドイツもそこまで暑い国ではないのにね。

さて、昨日の夕方ユリ君が1週間の出張を終えて帰ってきました。何か不思議な感じ。今までいなかったのに突然、現れた感じが新鮮でした。

そんなユリ君へのお出迎えにデザートを作ったんですが、これがブラウニーを作るかのごとき簡単さで、しかもかなりのおいしさ。

用意するものも、あんまりないんです。クリームチーズ、ヨーグルト、生クリーム、グラニュー糖、卵、小麦粉。

これを順番に混ぜる。

 

よく混ざったら、僕はパウンドケーキの方に流し入れました。

ベークドチーズケーキと同じで、白い耐熱性の容器には熱湯が3cmほど張っています。これで蒸し焼きにする感じですね。

170度の温度でオーブンで焼き色が付くまで焼きましょう。僕の家のオーブンでは45分。

常温のまま冷えるまで待って、そのあとは冷蔵庫へ。僕は一晩寝かせてから食べました。

チーズケーキよりは軽くてさっぱりだけど、奥深さはちゃんとあるし、イチゴとの相性がまた抜群。これはお菓子作り初心者にもおすすめです。

 

 

寂しいようで

またドイツに夏が戻ってきたようです。今日の気温は今のところ22度で、午後5時には26度まで上がる予想が。来週の月曜日まで気温は今日をピークになだらかに下降をしていくようですが、そんな月曜日でも最高気温は20度。毎日が夏日になるようです。

ここで日本に住んでいる人は???って思った人が多いと思うのですが、そうなんです。最高気温に到達するのが遅いんですよね。午後5時。日本の学校で僕が小学校に習ったのは太陽が南中に来てから1時間後の午後1時または午後2時が気温が1番暑いと習ったのですが、これって住むところが違うと変わってしまうものなんですね。僕は今年がドイツで過ごす初めての夏なので明言はできないのですが、1日の最高気温はどうやら夕方の4時5時が多いようです。

あと、夏は来たり、去ったりするのもヨーロッパの夏かと。イギリスとドイツではこれが言えるかな。多分イタリアやスペインだと緯度も違ってくるので変わってくるでしょうが。そうなんです。”夏が来た!!”と思ったら、いなくなっちゃうんですよ。この前は25度ぐらいの日々が続いて、夏の到来を喜んでいたら次の週には最高気温が上がって13度とTシャツと半ズボンでは凍え死んでしまうような天気に。これ、イギリスやドイツではよくあることで、”次の夏の到来はいつだろうね?”って言いながら秋に入り込むのが毎年の常なのです。

さて、今週はユリ君が出張のために僕一人なんですよね。もちろん、ベッドに入るときに誰もいないし、一緒に食事をする人がいないのもわびしい。

だけどね、いないならいない時を楽しもうと思って普段ユリ君といるときはできないことをやってます。

例えば、食事。ユリ君は嫌いなものが少しあって、野菜とかだと僕がほかの食材などに隠して料理するんですけど、そのほかは仕方がないので僕も普段は食べないんですよね。たとえば、オリーブ、アンチョビ。こういうものをスーパーから買ってきて食べたり、自分は好きだけどユリ君は絶対興味を満たないドラマや映画を見たり。寝る前にベットの中で本を読んだり。食事の時間も夕飯はいつも午後6時半だけどランダムに少しづつ何かを食べてみたり。

一人の生活も楽しいなって思えます。

だけどやっぱり、何かあって誰かに話したいなってときや、怖い夢を見た時に暖かな人はだが隣にないっていうのは寂しいものですね。

金曜日の帰還まで、頑張って待たなきゃ。

 

またしても、一人

週末から天気が下り坂。といっても雨が降るわけではなくてどんよりと曇り空の毎日。どうせなら雨が降ってスッキリしてくれればいいのにと思うのですが、こればかりはどうにもできませんよね。

週末は特に何かをしたわけではなくて、家の片づけをしたり、ドイツ語の勉強をしたり、新しい本を読み始めたりと家の中で物事をしてました。

新しい本。なんて素敵な響き。僕は本を読むことが好きなので、新しい物語や登場人物に会えるともうとそれだけでワクワクしてしまいます。特に、はじまりの文章から、その情景や人々がすぐに浮かび上がってくる本は。

今読み始めたのはCall Me By Your Name by Andre Aciman。この本はアメリカで映画にもなって話題になりましたが、僕はまだ映画のほうは見ていないんですよね。日本語対ロつは”君の名前で僕をよんで。”だそう。日本で上映されたのも意外と最近で今年の四月の終わり。もしかしたらどこかではまだ上映をしているのかもしれませんね。

僕も内容を詳しく知って読み始めたわけではないので読みながら登場人物の心模様を探っている感じなのですが、17歳の少年と、父の知り合い、といっても大学の優秀な学生を6週間。イタリアの別荘に招待をするというもの。この二人の愛の物語。

もちろん、ゲイであることが僕がこの本に興味をそそった最初の理由ではあるのですが、温度と香りが伝わってくる小説だなって読みながら感じています。暑さが強すぎてけだるい空気、乾燥した土地とそこにあるちょっとぬるめの水の色。そして僕の想像の中では松の木の匂いが充満してて、本を読みながらもその匂いにむせ返りそうになるくらいに。

本にも種類があって。この小説は声に出すと本当にその美しさが感じられるし、その世界にも入りやすい種類の本です。もしお手元になるなら、お試しを。

僕といえば、月曜日のドイツ語教室を終えて、大方の宿題も汽車の中でして、ちょっとだけ時間を持て余している感じ。もちろん、しなくてはいけないことがたくさんあるのですけど、そのことはちょっと脇において素敵な余韻に浸りたいなって思うんですよね。

僕また一人になったんです。ユリ君がトレーニングのためにドイツ西部の大きな街に1週間出張なので、僕はちょっと時間を持て余し気味。

ジャズの音楽を流して、ちょっと早いけど赤ワインと、素敵な本で一人の世界を楽しもうかな。

マチボーケボーイ

まさかの待ちぼうけ。ドイツでまさかの待ちぼうけ。

朝からひとりぼっちで待ちぼうけを2時間。頑張りました。寒空の下。

”え、寒空?”って言われそうですよね。そう、昨日は猛暑で暑い暑いって言ってたのにとおしかりを受けそうですが、、、。

少し前に書いたのですが、新しい街に引っ越して起床時間が早くなったんですよね。5時45分とまあ、6時の壁を越えて5時台に突入しちゃったんですよね。ただし、寝る時間が夜9時半なのでちゃんと8時間ちゃんと寝てる、健康優良児なんですけどね。しかもドイツは夏時間だし、緯度も高いので起きた時には太陽が昇っていて気持ちのいい時間でもあるんです。

昨日の高温もあったので今日の服装は、バットマンのTシャツと縦じまの短パン。夏を楽しむ気、十分の格好でしょ。

ユリ君が仕事途中の駅で僕は降ろしてもらうんですよね。電車の出る2-3分前にちょうどいいタイミングで乗れるくらいの時間につくには6時半に出発をしなくてはいけないんですよね。一歩外に出ると、生ぬるい感じの温度。薄い上着を一緒に持ってきたのを少し後悔しながらも車に乗りこむ僕。

いつも通り駅で降ろしてもらって、電車に、、、、あれ、いない。いつもここから始まる電車がいない。

この駅、恐ろしいほどに殺風景で何もないんです。駅舎もないし、あるのはバス停みたいなガラス3面の枠の中に鉄のベンチがあるだけ。あとは何もなし。携帯のアプリで見たらキャンセルに。あれれれ。これは今日は遅刻だ、とおもいながら鉄の椅子に座って教科書で勉強。このとき思ったのが、”長袖の上着持ってきてよかったー。”ってこと。実はユリ君の車においてこようかなと思ったのですが、忘れてもいけないので持ってきたんですよね。

6時前に起きた時には太陽が出ていたのに、この時には曇り空。しかも海辺の駅なので風が強い。少しづつ寒さが身に染みてくるんですよね。次の電車はあと1時間後。この駅は僕の家から一番近いものではなくて、そこから家までは歩いて40分ほど。なのでいったん帰るというのはあきらめて1時間座って待つことに。

その1時間後、、、、。電車がいない。アプリを見てもキャンセルにはなっていないし、、、、。けど、出発時間も過ぎてしまって、アプリからもいつの間にか消えている次第に、、、。

そして2時間、寒空の中で待ちました。いつもは朝6時41分発なのですが、8時41分発に乗って、授業に着いた時には9時半と1時間半も遅刻。事前にクラスメートにメールで先生い伝えてもらっていたので、”そんなこともあるわよね。”と温かく教室に迎えてもらえました。

あー。疲れた。

 

僕の意味不明な恐怖症

暑い、暑い、暑い!!猛暑のドイツ北西部。って言ってしまうと日本の人に笑われてしまうかもしれないけど、暑いです。気温は24!!えっ!!って驚かれそうだけど、暑いものは暑いので、許してください。

特にドイツ語の勉強を終えて。駅から家までの帰り道がちょっと汗をかくほど。暑いなって思って、襟足のところからぴたりと汗が垂れてくる、あの時、どうして暑さが倍増して感じるのはなぜなんでしょうね。そんな中を25分ほど歩いて家に帰るとひんやり、涼しい。これがこの新しい家のいいところなんです。何かね、24時間換気システムがアパート全体にあって、いつも一定の温度で、きれいな空気を循環させてくれているのです。

そうそう。今日は朝から素敵な差し入れが。昨日の記事で近くに座る子に自分がゲイであることを伝えたって書いたのですが、その22歳の子が、今日はジュースを持ってきてくれたんですよね。曽越前に話していた、ラマダン中にはよく飲むといわれるジュース。しかも自分で作ってきたということ。まず、ふたを開けると香るいい匂い。なんだろうと思うって聞いてみるとオレンジの花の香料なんだそう。あとはデーツを煮込んだものに砂糖を入れて、作ったそうなんですね。甘さと、だけど酸っぱさもあるのでレモンかないかもいれたのかな?明日聞いてみないと。

僕デーツって今まで果物と思っていたらナツメヤシの実なんですね。ビタミンが豊富で、カロリーも高い、だからラマダンの時期には重宝されるのかもしれませんね。繊維質もあるとのこと。

しかもキンキンに冷えていておいしかったです。

こんな気持ちって嬉しいですよね。自分の国のことをほかの国の人に一生懸命に紹介しようと、自ら作って持ってきてくれる。やっぱり、いい子だなと再確認。

では話を週末に戻しますね。

土曜日に2時間半かけて海辺の町へとやってきました。自分の街にも海は近くにあるのでなんでわざわざ?って思われるでしょうが、今回は海が目的ではないんです。その海の近くにある森が舞台なんですね。

 

ちょっと写真が暗めで申し訳ない。ユリ君のケータイで撮ってもらってパソコンで編集をしようと思ったのですが、上手くソフトウェアに落とせなかったので未編集のもので。

そう。この木の上にあるアスレチック場に来たんです。僕のブログを読んでいる人は知っていると思うのですが、高所恐怖症なんです、僕。だから行く前にミニちゃんにこのアスレチックをするといったときに、”Takは無理だよ。僕もしたけど怖かったもん。”って言われたんです。確かに僕はつり橋と高い建物が苦手。本当に及び腰で、カタツムリのようなスピードになってしまうんです。

ただね、これは好きなんじゃないかなって思ったんです。実は僕の高所恐怖症、高いところすべてが怖いというわけではないことに最近気が付き始めたんです。たとえば飛行機は好きなんです。窓から外を何時間も眺めていられるほどに。あと、木登りも好きだし、この前のスキーのリフトもそこまで恐怖感を感じなかった。もしかして、人工物の高さはだめだけれど、自然の中に身を置く高さは怖くないかもという不思議なセオリーが僕の頭にできてきたんですよね。そんな時にユリ君がこのアスレチック場を提案してくれて、僕のセオリーを証明するにはいいかもと思って2つ返事で承諾。

そして、僕のセオリーはどうやら正しかったようです。足がすくむこともなく、綱渡りのロープを渡ったり、蜘蛛の巣のネットを手を使って横切ったり。もちろん地面はよく見えるし、高さは3階ぐらいの高さでしょうか。けど何の恐怖心もないんですよね、不思議と。

ただ、最後のコースは少しだけ怖かったかな。だって、この高さを登らなきゃいけないんですよ。

ビル5階ぐらいの高さで、ここからターザンロープのワイヤーで次の木に移るというもの。この上にあがってきたらあまりの高さに驚きましたが、怖くわなかったんですよね。ただ、風が吹くとこの写真に写っている木の足場がゆっくりゆっくり左右に揺れるんですね。そう、気が風に揺られる動きに合わせて。これには恐怖を感じましたが、そこは僕の極秘作戦が。

ごっこあそび。自分はTakではなくて冒険や木登りが好きな主人公であると思い込ませる遊び。即座に出てきたのはインディージョーンズとポカホンタスでした。ワイヤーなどで滑るときはインディージョーンズで、このようなきのとっぺんに立って、風になびかれながら順番を待つときはポカホンタスのテーマを歌ってその気に。この足場は狭くて人が2人立てるのがやっとなんです。

 

この向こうに海が広がっています。ここからだと海の景色も見れて綺麗でしたよ。ね、余裕の笑顔でしょ。本当に楽しかった1日になりました。

 

僕のブログ史上初の動画!!記念すべき僕の木から木へと華麗にわたる姿をご覧ください。

あとはそちら次第です

週末、楽しんできましたよ。今日はそのことを書こうと思っていたのに、ユリ君が撮ってくれた写真とビデオが、どうしても上手くアップできない、なので今日の夜にでもユリ君にいいやり方を聞いて明日にでも書きますね。ここから車で2時間半ほどのところの海辺の町へ出かけてあることをしてきました。そのことをミニに話すと、”Takにはどうだろう、、、。苦手だと思うよ。本当に大丈夫?”と言われたあるものとは、、、。その答えは明日までお待ちください。

なので今日は、もう1つのことを。これは先週金曜日に書きはじめたのですが、今週まで待って書こうと思ったことを書こうかと。

僕がドイツ語を習い始めてから少しして書いたブログ記事を覚えてますか?クラスメートがイスラム圏の人がほとんどで、自分が同性愛者であることをこのまま秘密にしておくべきか、言うべきかというものだったのですが。ドイツ語の学習プログラムを管轄している人と話す機会があったので聞いてみたら、”ドイツではみんなが平等。それを隠す必要はない。”と言われたんですよね。けど、自ら自分がゲイだといってまわるのも何なので、聞かれたら答えるようにしようと決めていたんです。

それからもう少しで2ケ月が過ぎようというなか、その時は来ました。

僕の座る位置はいつも決まっていて右にカザフスタンの女性で、左にシリアの22歳の男の子と、そのもう左がまたシリアの24歳の男の子。特に22歳はよく僕にしゃべりかけて来てくれるんです。僕が思うにこのクラスで一番ドイツ語を喋れて、文法も理解してる優秀な生徒なんですね。それで、僕にラマダンについてや、シリアでの生活や食べ物、コーランをユーチューブで聞かせてくれたりするので、僕もいろいろとシリアやイスラム教について知ることができているんです。

そんな先週の木曜に、2人でふざけあいながら授業を受けていて、この22歳の子が冗談で、”好きだよ。”って言ってきたので、僕もそれに乗っかって、”僕もだよ。”って返したんですね。そして次の向こうの返しが、”え、ってことはTakは’\\\\\なの?”ってのが帰ってきて、僕はこのドイツ語の単語がわからなかったんですよね。それわからないって聞くと、辞書で調べてごらんというので調べたら、同性愛者を意味する単語だったんです。

どうこたえようか迷ったんですよね、正直。だって、話の流れからして”何言ってんだよ、違うよ。そんな愛情じゃないだろう!!”ってな流れでしょ、コメディー的に。

ただ、ここで否定をすると僕は同性愛ではないということになってしまうし、僕はそれを隠していきたいとは思ってないのでここで否定しちゃだめだなって思ったんです。

そして笑顔で、”そうだよ。僕それ。”っていうと22歳と24歳の子、そしてカザフスタンの女性が笑うこと。たぶんまだ冗談を言っているんだと思っているらしくて。

”いやいや。ほんとだから。僕そうなんだってば。”って言っても、”あ。Takはその言葉の意味を理解してないよ。それって男なら男を好きになるってことだよ。”って言われたので、”うん、わかってるよ。僕そうだもん。”って言ってここでみんながどうやら理解したようで、ちょっとした沈黙が。そして、無言で練習問題を解きだすという微妙な空気に。その後、ほかの離れた人とパートナーを組んで会話の練習があったのでそれで、その日は終了。帰る前に少しは話したのですが、なんとなくシリアの2人はどうしたらいいんだろうというような雰囲気が。

だけど僕にどうすることもできないんですよね。だって、僕がゲイであることは事実だし、遅かれ早かれこのことはわかること。あとは、彼らの判断に任せるしかないんですから。もし彼らが同性愛者に反対だったら、離れれていくだろうし、僕という人間を同性愛者としてでなく、1個人として受け入れてくれるならまた今までのように仲良くしてくれるだろうし。それは、彼ら次第。

そんな思いもあって、今日の月曜がどうなるかと思ったのですが、、、、。まったくいつもと同じ感じでした。僕の隣に座って時にふざけたり、”何のヘアワックス使ってるか後で写真で送って。”みたいな感じなので一安心かな。

本当にいい子なんですよね、特に22歳の子。ドイツに来て、地元のドイツ人と混じってサッカーをしたり、勉強も一生懸命しているので、これからも応援したいなっておもってたので今のところは僕を受け入れてくれているようなのでうれしく思います。