雪の中を散歩に

週末の初日ですね。オーストリアは外はマイナス6度ですが、雲一つない青空が広がっていて反射する雪が眩しいほど。1mほどの積雪ですが、さすが雪国。電車もバスもすべて平常に動いています。これがロンドンだったら交通マヒは免れないでしょうね。数年前に雪が10cmほど積もったことがあって、その時は電車もバスも動かなくて家に帰るのもままならない状態に。この前の積雪でも東京は大変だったみたいですしね。

小石が歩道には撒いてあって氷で滑らないような工夫がしてあったり、屋根には雪が一気に落ちてこないようにストッパーがついていたり、軒が長めに作られ1階から3階までの家の幅が同じだったりと雪国ならではの生活の工夫がいたるところに目に留まります。

今日はブログでよく登場する、ミニ、マーロン、Kちゃん、A君が僕たちに合流します。ロンドンから夕方の便でオーストリアのザルツブルクに到着予定。ユリ君がみんなを空港に迎えに行っている間、僕は次のホリデーアパートで夕飯づくりをしてみんなを迎えます。ちなみに今日の夕飯はユリ君直伝のボロネーズソース。

明日からユリ君が先生となって僕たち初心者5人にスキーを教えてくることになっていて、昨日と今日はユリ君は1人でスキーをしに出掛けています。なんでも2年ぶりのスキーなので張り切りようが違います。今日も朝一でご飯を済ませて8時過ぎの電車に乗ってスキー場に。昼過ぎにスーパーで合流することになっています。

という事で、昨日は僕ひとりの時間を過ごしました。午前中はショッピングリストや日記などを書いて過ごし、昼過ぎに太陽が顔を出してきたので散歩に出かけることに。前の日に川の横を走る歩道を見つけたのでそれをたどっていくことに。

目指すはこの奥に無得ている山のふもと。雪がいたるところにあるんですがこの歩道は雪がちゃんと踏み固められて歩くのも苦になりません。すれ違う人たちに挨拶をしながら進んでいくと途中でノルディックのスキーレーンが。何人かの人がこの自然美あふれるコースをスキーで移動していましたがみんな結構年配。散歩をしている人たちも60代ぐらいの人が多くて、元気の良さがうかがえました。

太陽が出ていると雪に囲まれてはいるものの結構な温かさになすんですね。途中でかぶっていた帽子を脱いで、ジャケットの前は開け放って冬の外気を取り入れました。

ここオーストリアのスキーリゾート地はおとぎの国から抜け出してきたような家々で溢れています。木をふんだんに使っているので日本人がなじみも持てるのではないでしょうか。

 

歩くこと2時間。ホテルに戻ってきました。大体のコースは事前に地図を見ていたので頭に入っていたのですが、困ったら携帯の地図で確認すればいいやと気軽な気持ちで出かけたこの散歩。至る所に道案内の標識がたっているので携帯を見る必要もなく、しかも予定したコースが日陰だったので途中で違うコースにして進んでいたら、うまい具合に僕たちの滞在するホテルに戻って来ることが出来ました。

この町、教会という名前が町名に入っていてそれも納得しました。だって、遠くから少し高台に建てられた教会が見えるんですから。その建物を頼りに戻ってこれました。

この詩をを基調に黄色と緑の色鮮やかなアクセントカラーを配色した建物が教会です。カトリック教会と思われ、なかなかの装飾です。

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