週末旅行は魔女の地で

今日は昨日よりも暑くなりそうなのが朝の段階で感じられました。最近、朝の1時間から1時間半は外のテラスで書き物をしているんですよね。今日はそれが外に出た瞬間に生暖かさが感じられる温度。今日は27度まで上がって、金曜日には29度。もしかしたら30度を超えてしまうかも。そうなると、ドイツはどうなってしまうんでしょうね。多分プチパニック。こんなこと言うと40度越えをした熊谷市に怒られそうですが、この町の夏の平均気温は20度。なので、30度だと灼熱地獄状態をみんなが感じるんです。なんたって寒いのが当たり前なのでクーラーなんてものが家にはもちろんないし、僕の学校にさえつていないのですから。基本的に窓を開けるという原始的なやり方。ラッキーなことに僕の今住んでいるアパートは空気循環システムがあって一定温度を保ってくれているので穏やかに過ごせています。

さて、週末旅行。ユリ君の両親、お姉ちゃんと犬1匹で過ごしたわけです。ドイツ語の波の中を泳いできました。もちろん時には英語でお姉ちゃんやお母さんが時にフォローをしてくれたのですが、基本はドイツ語。昔だったら全く分からなかったことが少しだけわかりだして来ているかなって感じれるほどの成長なのですが、どの日も楽しい日々となりました。

2日目は朝ご飯を食べて、近くの山へとハイキングに。2時間の山歩きは川沿いを歩いたり、滝が出てきたり、山道の木漏れ日の中を進んで行ったりと気持ちのいい朝の始まりに。その後は運転して途中であったレストランで昼食を食べたら貯水池へ。これがまあ、大きな貯水池、というか湖。しかも周りを木々で囲まれている穏やかな立地。ここでカヌーを。暑い夏のために水量は少なめでしたがそれでも3時間カヌー2艘かりて探検に出発。ユリ君の両親が1艘、僕、ユリ、お姉ちゃん、そして犬のエリーがもう一隻に。

犬が乗ってカヌーを漕ぐのは難しいこと。なぜなら犬は動くから。特にまだ子犬の分類に当てはまるエリーは水が珍しいのか右に行ったり左に行ったり。その小さな動きでもカヌーが大きく揺れるんですよ、面白いことに。浅瀬の岸があったのでそこでカヌーを下りて泳ぐことに。最初に泳ぎ始めたのは意外にお姉ちゃん。それから僕が入って、お父さん、ユリ君は浅瀬で足まで長いこと使っていたのですが思いを決めて泳ぎ始めました。夏で太陽が出ているけど結構な冷たさ。ワーワー叫びながら子供みたいに泳いでました。時には子供のようにはしゃぐのもいいですよね。

そして3日目はこれもまた、朝のハイキングから。今回は奇岩のあるルート。

ね。面白い形の岩で所。さすが、魔女や悪魔が集まってくるお土地柄。この写真で見える起立した岩の側面を5人組がロッククライミングにチャレンジしてました。この日は風も強いから大変なはず。僕なら絶対にできない。ロッククライミング。

お姉ちゃんとはここで別れて、ユリ君の両親とは駅まで送ってもらってさよなら。そこから4時間半かけて家へと帰りました。

日本の家族、イギリスの家族、そしてドイツの家族。僕はどんどんと家族の仲間は増やしているように思います。いろいろな人が気にかけてくれるということは本当にありがたいことなんだなって思えた週末旅行になりました。

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