縦にそびえ、横に流る

朝起きると10時過ぎという朝寝坊。ユリアンも僕も仕事など忙しくてこの旅の前まで十分な睡眠がとれていなかったため、遅くまで眠ってしまうという事態に。本当はもっと早く起きてハイキングに行くつもりだったのですが、出鼻をくじかれた感じに、、、。

遅めの朝ごはん、そして昼ごはん用のサンドイッチ作り。中身はドイツの美味しいチーズと、ハム。それと果物にウィンナー。(日本のウィンナーとまったく似たようなもの。イギリスにではあんまり見かけないんですよねー。しかも日本のように再度温めなくてもいいんで、楽チン。)

天気も晴れ。借りていたホリデーアパートの大家さんが、”明日、明後日と雨の予報だからね。どうなるかしら?”と前日に言われていたので、”さすが晴れ男。”と自負しながらアパートを後に。

ハイキングのコースはユリアン任せで、”今日は23キロぐらいだよ。この辺りで4番目に高い山に登るからねー。”との情報を頼りにスタート。僕はカメラを持ってのハイキングなので荷物は肩にずっしりと重いんですよね。

町の中心を抜けてハイキングコースに。

森の匂いが体じゅうを覆って、呼吸を深くすると緑の深い匂いが少しずつ広がっていく感じ。僕の日本の地元は山に囲まれたところにあるので、懐かしさも。

そしてその森を潤している水の流れ。”さわさわ”と”ざわざわ”の間のような音を時にたてながら流れていく美しさ。木が育つには水が不可欠というのは当たり前のことだけど、それが営みとして目の前で観れるというのは幸せですよね。百聞は一見にしかず。そして聴覚も、嗅覚も視覚、触覚でそれを感じられる心地よさ。

そんな”自然”。だけど、ここには人が作った道があり、石橋がある。ただ、人間性が目立っていることもなく、そこにある森と川に混ざり合って一緒に生きている感じ。”共存”と呼び合えるのはこの様な感じなのかもしれませんね。お互いがあまりに自己を主張しすぎすに、互いの必要性は理解して、生きてく。これって、人間同士の関係性でも言えることですよね。

ね。人間もこうするとうまく自然と交わって、その一部みたいじゃないですか?

太陽の光も場所や時間によって燦々と注いだり、穏やかに漏れてきたり。その光が作る森の陰影がまた、写真家を魅了するんすよね。

 

 

 

 

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