気が付くとそこは雪国

はやいもので1月も終わりなんですね。ほんの少し前に年明けだと思っていたのに。時間がたつのは年齢を増すにつれて早くなるというのは本当のようですね。けど、皆さんも週末を迎えてホッと一息といったところなんじゃないでしょうか。

そういえば、ドイツ語クラスの案内が送られてきましたよ。僕のレベル4クラスは3月5日から。という事は、あと1ヶ月ちょっと、それまでは自学で頑張っていこうと思います、

今窓の外を見ると、雪、雪、雪。積雪は1m以上かな。、、、っていつものドイツの風景ではない。そうなんです、今、オーストリアにいるんです。なので、ブログがこの数日間は書いていなかったのもそのため。

水曜日の昼過ぎに出発をしてドイツの日本として有名な都市、デュッセルドルフへ。この都市、総人口の1%が日本人なんですよ。すごいですよね。確かにホテル日航はあるし、日本の書籍を扱う本屋さんやスーパーも。同じドイツでも僕の小さな町とは大違いですよね。道を歩いていても日本語でしゃべる人たちもいて、”都会だなー。“って思ってしまいました。それに、英語が街で飛び交うのも多く聞こえて、ユリ君もこれにはびっくりしてました。僕の町では英語を聞くのも稀なので。ところ変わればですね。

夕飯は、おにぎり屋さんで食べました。確かここのお店、日本のテレビで紹介されていたんですよね。僕はおにぎりの梅と、天丼。ユリ君は大好きなカツカレーを。僕のはおいしかったのですが、あんまり浮かない顔のユリ君。なるほど、カレーの味が薄い。“カレーはTakのほうがおいしいね。”と決して不味いとは言わないユリ君にその人柄を感じました。それでもちゃんと食べきって偉い。

なぜデュッセルドルフに立ち寄ったかというと、ここの駅からオーストリアに向けて夜行列車が出ているんです。これに乗って僕たちは国境越えをすることに。実はね、車で頑張って運転したほうが圧倒的に早いんですけどね。夜行電車に車を乗せる前についてからのナビをセットしたんですが、デュッセルドルフから休みなしで運転すれば目的地のホテルまでは7時間ほど。夜行列車だと到着が翌朝の9時なので12時間ほど。だけど、電車の中で泊まれるというのは楽しみだし、僕は初めてなのでそれだけで旅気分も増量。

 

いざ乗り込んだ車両。僕たちの部屋を見つけてはいると、“結構な狭さだね。”という狭さ。座って足は延ばせない、、、。それでも、スパークリングワインや水、タオルやスリッパなどのウェルカムバッグがあったり、お湯が出る洗面台もある。あとで、係の人がベッドを作ってくれたら、そのほうが空間を有意義に使えてよかったです。ベッドだと足を延ばして二人で座れるし、2段ベッドだからほかにもスペースができるので。ただ、眠るのはいくらベッドでも動く電車だと難しいんだなって思いました。浅い眠りで何度も何度も起きてしまったので。

ミュンヘン駅で止まって、その後少し行くと電車が予定外の駅で止まってしまいました.なんでも線路に異常があったらしくしばらく待たないといけないとの事。ちょうど朝ごはんが支給されたところだったので、揺れる電車の中で食べるよりは楽だねと言い朝食終了。けど、動かず。結局、2時間と少し遅れて到着駅に。

 

2時間遅れたのですが、悪いことばかりではなさそう。なんでもEU内の法律で2時間以上の遅延の場合は支払った50%の料金が手続きをすれば戻って来るそうなので。

 

オーストリアに入る前から少し前から雪があちらこちらに見え始めました。けど、オーストリアに入ってどんどん進むとその雪の量も増えるのですが、美しい山、山、山。未定ながらマグリットのの描く山に似てるなと思いました。日本にはない感じの山なんですよね。雪と岩のコントラストが素晴らしくてじっと車窓から見入っていました。

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