今更ながらのクリスマス

昨日の天気とは打って変わって、嵐な天気が窓の外には広がっています。昨夜にユリ君が、”明日は嵐だから家の中にいたほうがいいよ。”と言われ、今朝起きたときには青空も見えたので疑っていたのですが、ちゃんと到着したようで家の前の木々が大きく揺れています。雨は時折強く降るほかは穏やかなのですが。この地域は冬に嵐が多いのかもしれませんね。

僕たちがユリ君の両親にいたときにも嵐がやってきました。風が大きな音を立てて庭を吹き抜けて、低地の土地が大きな湖になっているところも。多分日本とは違った”嵐”なんですよね。鉄砲水が発生することもないし、土砂崩れも起きることも少ないんです。日本だと台風がよく上げられますよね。それで、台風が来るときは風が強いし、一旦いなくなれば台風一過で青空が広がって、”台風は通り過ぎたんだね。”ってわかりやすいのだけれど、どうやらここの嵐は数日の単位で途切れもなく、時に収まりながら時に激しく続くようで。風がそこまでない日にユリ君が”今日も嵐だって。”っていうので、新しいのが来たんだね。と返答したら不思議な顔をして、”え。前からの続きだよ。”って言われてしまいました。嵐って言葉をきょつうはしているけれど、その細かな事は僕とユリ君では少しだけ違うみたいです。

特に嵐における被害名はいのですが、よくあるのは倒木。

台風やハリケーンがないこの土地では少しの強風で恐ろしいほどの木が倒れます。土の中の水分が飽和になって根が風に持ちこたえれないのも原因かもしれませんね。本当に畑の境界線の木が数本一気に根っこごとなぎ倒されているんですよね。多分今日もまたそれが起きるのでしょうね。今日は静かに家の中に待機することにします。

さて、話をクリスマスに戻します。皆さんは最後のお正月気分を味わっているというのに、話を去年まで戻してしまうのは心苦しいのですがお付き合いを。

23日の夕方にユリ君の両親の家について、4人だけの夕飯に。イギリスは25日のクリスマスの日に大事な昼食兼夕食がありますが、ドイツは24日のイヴの方に重きが置かれます。今回はユリ君の両親の家に集まれたのは僕達と、ユリ君のお兄ちゃん。お兄ちゃんは知的障害があって普段は施設にいるのですが、この日には帰ってきます。今回は僕とユリ君がお迎えに行くことに。車で40分ほどのところに。今までお兄ちゃんが道中に色々と困らせたことがある経験談を他の兄弟から聞いていたのでいったいどうなることやらと心配したのですが、大人しく家に着くまでしてくれていました。

お兄ちゃんは家族の中で一番大きいんですよね。ユリ君と僕が183cmで、それよりも大きいから190cmぐらいあるのかな。僕とは前に一回あったことはあるのだけど、覚えているかは微妙な感じ。話は聞き取れるみたいですが、喋るのは少しの単語だけ。それでも、ユリ君の両親がクリスマスに毎年恒例に行う歌を歌う会には参加。ユリ君がピアノ、お父さんがギター、残りの人は歌です。もちろんドイツ語で聞いたこともない歌なので、僕は何となく歌ってる感じを出してその場をしのいでいるのですが。歌詞カードもちゃんと用意されています。

夕飯はお父さん手作りのサーモン。スモークサーモンっぽい感じで、いろいろなハーブにつけてあるようです。これを北欧では絶対的なマスタードと多分ディルの入ったものをつけて食べました。お母さんは普段はデザートを作らないのですが、年に一回だけこの日のアーモンドのケーキを作ってくれます。これが絶品なんですよね。今年は参加者が少ないから僕達でたくさん食べれました。

今回僕は阿蘇で買ってきた一輪挿しをお父さんとお母さんにプレゼント。お父さんとお母さんからは僕とユリ君を週末のカヌー旅行にご招待というプレゼントをもらいました。

前までは英語で語りかけてくれていたお母さんも、”あら、ドイツ語喋れるようになってきたわね。じゃ、ドイツ語で。”とゆっくりとわかりやすいドイツ語で話しかけてくれて勉強になりました。ただ、どうしてもわからないときは英語で説明をくれるんですけどね。お父さんはほとんど英語を口にせず、時にドイツ語でぼそぼそって聞かれて”いったい今のは何かな?”ってかなり周りの状況と聞き取れた単語を頭の中で整理して、”たぶん、夕飯のドリンクは何を飲むかだな。”と自分なりの答えを出してから、答えていました。いつも頭がフル回転のために、毎夜ぐっすり眠れたのは言うまでもありません。

今回ユリ君のクリスマスのテーブルに敷かれていたクリスマスのマット。かなり大きめなのですが、素敵だったんですよね。

刺繍が施されていて、手作り感があふれているし、この光の表し方が芸術的だなって思えて。この写真を撮っていたらお母さんが、”これはね、私のおばあちゃんが手作りしたものなのよ。おばあちゃんが無くなったのが40年前ぐらいだからかなり前に作られたものなんだけどね。”と教えてくれました。あまりにも僕が感心していたので、”実はまだ色々とその季節ごとにあるのよ。このクロス。よかったら持って帰る?”と言われもちろん首を縦に振りました。

上のとは違ったクリスマス柄のものを一つと、春の小花を散らした紫がメインのものを一つ譲り受けてきました。

僕たちの家には今のところこれを敷けるダイニングテーブルはないのですが、将来は特別な行事の時に使おうかなって考えています。

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