マイナス12度の世界

寒い日は家の中で過ごすのに限りますよね。朝起きるのが最近は本当に苦手で、いつまでも暖かな毛布に包まれていたい衝動と、起きなきゃ間に合わないよという感情のはざまで毎朝、戦いが起きています。

そんな寒い寒いと言ってばかりですが、気温的にはマイナス1−2度。北国の人に笑われちゃいますよね。

さてドイツ、意外とね南の方が寒いんですよ。面白いでしょ?北は海面とほとんど変わらない高さの平地なのでそこまで寒くなく、南に行くと山々が増え標高が上がってくるのでマイナス10ぐらいになることも。

ブレーメンから高速列車で向かったのがドイツで人口が3番目に多いミュンヘン。1970年代にはオリンピックも開催されました。電車の中でユリ君が、”ミュンヘンはマイナス10だから、寒いよ。”との言葉にドキドキ。優しいユリ君、僕ようにヒートッテックなインナーを上下用意してくれてました。これが温かいこと。

それでも、乾燥した冷たい風には長時間耐えられるのは無理ですよね。途中で、”寒い寒い寒い。”と念仏のように唱えていました。

だって、見てこれ。街中の噴水がこんなにも凍ってるんですよ。

どことなくこの彫刻も不機嫌そうな表情で水を吐き出していると思いませんか?

ホテルに戻って仮眠をとってほっと一息。そして、最後の参加者D君が仕事が終わって僕たちに合流。バイエルンに来たからには、その土地の美味しいものを食べないとね。ビールが有名なドイツ。特にバイエルン地方はビールの種類が豊富。なんでのこの地方だけで700ぐらいの醸造所があり、これは世界で1番の密集度なんだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みてください、このビールジョッキの大きさ。これは1リットルサイズ。さすが、ドイツ人ビールの消費量がハンパない。僕はこれとローストされた豚肉と黒ビールベースのソース、ジャガイモのぷりぷりとしたダンプリングにサワークラウトとどれも絶品。ドイツ料理は美味しいですねー。だからビールも進んで、もう一杯この大きいジョッキのを頼みました。

”いやー。飲むの好きだね。”って言われそうですが、上には上がいますよ。これがその証拠。

綺麗な夕日を撮ったように見せかけてとった証拠写真。地面は雪というか氷で、気温はマイナス12度。それなのに、この人たちのテーブルの上にあるのは冷たいビール!!ドイツ人、ハードコアですね。

真夜中のユリ君の誕生日になるまで4人でホテルのロビーで待って、12時とともに”お誕生日おめでとう!!”って言って小さなお祝いを。(ティーンエージャーみたいですよねー。)

そしてその次の日がこの度の本当の目的なのですが、それ次回のお楽しみに。

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