たまにはドイツの町を観光 ベルヒテスガーデン

ユリ君に最近新しい趣味ができまして。それがね、パン作り。週末に初めてとなるパンを焼き、昨日は2回目の生地を作っていました。なにやらサワードウを使ったパン。パン作りだとイースト菌みたいなイメージがありますね。これはイースト菌でなく天然酵母で作ります。先週の金曜日にパン屋さんからその天然酵母が届いて、今は冷蔵庫の中で育っているようです。何かぬか漬けのぬか床みたいな感じです。最初のパンのお味は、最初にしては100点満点の出来。果たして、今回はどうなるのでしょう?焼き上がりは今日の夜かと。

さて、今回はドイツの旅の最終日。この日はハイキングではなくて、近くの町であるベルヒテスガーデンへと小旅行。と言っても王様の湖からバスで20分。宿泊先のディスカウントカードがあればこのバスは無料。

まずはベルヒテスガーデンは第二次世界大戦好きならピンとくる場所なんですよね。実はナチスがというかヒットラーがイーグルネストとしられる山荘をこの町の均衡に建てられたことで有名です。ここは本当に最高幹部しか滞在できなかったらしいです。また塩の産地としても有名であり、今でも塩の博物館や、塩抗を見ることができます。人口は8000人弱。

街の東側を山水豊富な川が流れ、そこから少し上がって町の中心地が。それからもっと上がればこの展望台に。ここは民家の裏にあるような場所で、ほかに人がいなくて静かでよかったですよ。この町も観光地なのですが、王様の湖と比べれば圧倒的に少ない。そこもよかったです。

街の中には小さな道路や、急な岩面にめぐらされた遊歩道などがあり、アップダウンも結構あるので秘密の町といった雰囲気が。しかも家々が物語に出てくる家みたいであいらしい。

ここですることと言ってもお土産を買うこともなく、ただひたすら歩く、歩く、歩く。ただユリ君にはもう一つの目的があったんですね。それは、Käsespätzleを食べること。これユリ君の好きな料理のひとつで、パスタとはまた違う麺の料理で、それにふんだんのチーズがまぶされている一品。これだけでお腹いっぱいになること間違いなし。たぶん、想像しにくいでしょうから写真を撮ってきました。

この上のオレンジがチーズじゃないんです。これは、たぶん揚げた玉ねぎ。チーズはどっぷり麺とともに溶けてます。僕たちはこの注文時にサラダ入りますかと聞かれ、いらないといったのですが、お隣のおばあちゃんは、これプラスサラダを食べてました。どんだけの胃袋なんだか!!

お腹もいっぱいだし、これでバスに乗って帰るのもね。せっかくだから歩いて帰ろうかということで決まり。どんだけ歩くの好きなんでしょうね、僕たち。

僕はバスで来た道を変えるのだろうと思っていたのですが、さすがユリ君。ネットで車の通らない道を探してきました。それがこれ。

澄んだ川の横を歩くのどかな道。途中にここの歴史を乗せた看板もあって、勉強にもなりました。この道がどうやらオリジナルの王様の湖へと続く道。皮を横目に見ながら湖につく、なんていいルート。その行先では有名な画家がその美しさに感銘され、絵を描たそうです。その後、この川沿いには鉄道が開通。川を横に見ながらの鉄道の旅っていうのもいいなー。なんて看板を読むたびに、その時代の風景を頭に思い描かずにはいられませんでした、

2時間弱の歩きだったのですが、本当に飽きることがありません。もし時間があるなら、ぜひこのルートで王様の湖に入ることをお勧めします。感動が3倍蔵違うはず。しかもほとんど平坦なので、ハイキングはちょっとというひとにもおすすめです。

一番の魅力は何と言ってもこの川の水の美しさ。

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