現実との切り離し

イギリスは来る日も来る日も晴天で、少しこわいくらい。ただ、まだ朝の空気はひんやりなのでTシャツ一枚で家を飛び出してしまうと身震いをしてしまうことに。だから、最近は何を着ていけばいいのか迷ってしまいます。昨日はタンクトップにその上から長袖のジャンパーを。だけど、歩いていたらちょっと寒かったので駅まで走って行って体を温めました。

昨日は仕事が半日だったので、まだ日が高く、気温も高い午後4時に穏やかな日差しが入り込む電車に揺られて帰路に。この時間帯に電車に乗る人々はなんとなく穏やかで、僕も少しだけうとうとしてしまいました。

家に帰るとちょうどよい疲労感。ビルの最上階にある僕のアパート。朝からの日差しで暖かだこと。換気の必要性を感じ窓を開けるとアパート中に涼やかな風が吹き抜けていって”爽快”ってこのことだなって感じました。

実はしなくてはいけない仕事があって、”家に帰ってからすぐに済ませよう。”と思っていたのですが、どうも気分が乗らなかったので”現実離れごっこ”をすることに。時間があって、日常生活に疲れた時はうってつけなんです。。

 

この日常離れごっこ、遊び方は簡単なんです。仕事や家事など面倒くさいことは頭の中から忘れて、ひたすら自分の時間を持つというもの。これは人それぞれ何をするかは違ってくるし、その日の気分によっても変わりますよね。

今回僕は画家の人生について、何か除法が欲しいなと思い、ユーチューブで印象派であるマネと日本画家でそのシンプルで、だけど人の心を捉えてやまない絵を描いた東山魁夷(ひがしやまかいい)のドキュメンタリー番組を腹筋や腕立てをしながら視聴。みんな一筋縄ではいかない人生で山あり谷あり、時に批判されたり、自分のスタイルの模索に悩んだりしながら生きて素晴らしい作品を残していった姿が心打ちました。

それからココナッツオイルを使ってカレーを作り、ユリ君とスカイプで電話を。普段は見ないテレビを見ながら床に横になって全身を思いっきり伸ばすと気持ちのいいこと。年をとるにつれて体を思いっきり動かすことや、伸ばすことってすることが少なくなったなって思うので気がついたときには全身を伸ばしてます。

その後お風呂に入って、さっぱりしてから今日終わらせなきゃいけなかった仕事に着手。この時にはたっぷり自分時間をとった後だったので、苦にならずにしかも効率よく仕事が進みました。

みなさんにもオススメです、現実離れごっこ。

第3言語の取り組み方

最近、疲れが取れない気がして、、、。体も頭も少しフル回転をしすぎなのかなって感じています。この忙しさが一息つくのはイースターホリデーかと。今年のイースターは来週の週末。そこまでは頑張ります。

体があまり疲れていると、他のことをしようという気にさえなれなくて困りませんか?家に着くなり、疲れがどっと押し寄せて、ソファーから動けなくなってしまい、ちょっとでも油断すると眠気が襲ってきたりして。

だから今勉強中のドイツ語は朝の通勤時間にすることが多いです。朝の電車の中で20分ほど。帰りも余裕があれば20分。時に夜寝る前にもできる時は10分ほどしています。

面白いもので少しづつでも着実に伸びてきています。語学学習の良いところは初期は自分の成長が目に見えてわかるところ。この前まで読めなかったものが読めたり、なんとなく会話の意味が見えてきたり。

勉強をしている時は、英語で考えているか日本語で考えて今はドイツ語を勉強しているんですよね。日本語で書かれたドイツ語に関する本の時は日本語的に、携帯のアプリのドイツ語ドリルの時は英語で。ただ、問題なのは時々ユリ君とドイツ語絵話すときに日本語と英語の脳が混線するときがあって、びっくりします。とっさに何かを言おうとするときに起きるんですが、ミニちゃんにドイツ語の単語を言ったり、ユリ君に日本語の単語で声をかけたり。これは面白い現象だなんって。

”第3ヶ国語目は簡単。”っていうじゃないですか。確かにそうなんですよね。そこまで苦しいって感じないんです、学ぶことが。それは多分、良い意味での諦めがあるからなんだと思います。僕が英語を勉強していた時は、”上手になりたい。ネイティブと変わらないようになりたい。”という願望が強くて力み過ぎてた。だけど今は、”言葉というものは時間をかけて、学ぶもの。ネイティブのように話せなくても相手に自分に痛いことが伝わるのが大事。”って思える心の余裕。

あと2ヶ国語目で、”母国語にあてはめられないルールや考え方がある。だから、母国語のルールに当てはめる必要性はない。ルールに当てはまらないのなら、自分の中で新しいルールを作ればいい。”って経験しているから。これは言語の習得に役に立ちますよ。”どして日本語ではこうなのに、こんな順番なんだろう?”って思っていてもそれがその国の言葉のルールだから仕方ないんですよね。”そっか、こんなものか。じゃ、自分がそれに順応しなきゃな。”って気持ちが早く言葉を習得できるポイントかもしれません。

このドイツ語の勉強、僕はこれは大きなパズルを作り上げているんだなって思っています。小さなピースをあれでもないこれでもないといろいろなところに試してみて、ぴったりとはめて最後に大きな一枚のパズルを作り上げる。時にぴったりと合点が行くこともあれば、入っていそうでどこかキッチリと入っていないピースもある。けど、そこが面白いなって。時にユリ君の手を借りてその絵を完成させてゆくこの作業は。素敵だなって思います。愛する人のしゃべる言語を学ぶってロマンチックですよね。

今僕のパズルはようやく枠組みの一部は少しづつ長くなってきたところ。自分で文章を少しだけ作れるようになっていているし、単語を聞いてぼんやりと意味が頭の中でイメージとして出てきているそんな時。

いつかは問題なくドイツ語喋れるようになりたいものです。皆さんにも語学学習、お勧めします。

情景が浮かぶ

夜遅くにシャワーを浴びることに。日中は気温が上がるけども、夜はいあmでも寒さを感じるほど。そんな春の夜には、少しだけ浴室の窓を負けて冷気を入れながらシャワーを浴びることに。暖かなお湯と、少しだけ冷たい風が体を包んでくれるその温度差が心地よくて。

そんな時にふと歌ったある曲の出だし。

始まりの歌詞がいつも情景が浮かんで、しかも僅かな切なさを感じさせるこの歌。

この曲の始まりは、こう。

いつもは指輪をはずしていたのに どうして 昨日は腕も組んでいたの

あなたが待ち合わせ決めた場所なのに 今日は久しぶり仕事で遅れそう

これは1996年に発売されたglobeの7枚目のシングル曲、Can’t Stop Fallin’  in Love。作詞作曲はもちろん、小室哲哉。この曲を聴いたり、口ずさんだりすると得体も知れない切なさに襲われるんですよね。

これ、不倫の恋をしている女性の歌でしょ。いつもは指輪を外して”結婚の証を”見せない相手の男性。そんな彼との約束の前に少し早めについてその周辺を時間つぶしに歩いていたらそんな彼が奥さんと腕を組んで歩いていた。心臓を鷲掴みされたような思いがして、行き場所がなくなってメールで彼に伝えるメッセージ、”今日は仕事で遅れる。”そして賑わう繁華街の街を一人涙をこらえながらそれでも、たくましく歩いて帰ろうとする女性の姿が見えるんですよね。

この中の歌詞のスゴイって思えるのが、”腕も組んでいたの”と言う”も”という言葉の選び方。自分にはなくて奥さんにはあるもの、それだけでも窮屈な思いをしている女性が唯一勝てるのは、彼の愛情。それさえも奪われるかもしれにという女性の落胆と焦りの混ざったような感情を強める、この”も”の使い方。もう一つは、”久しぶり”という言葉。これは今までにもこのようないたたまれない状態に彼女が陥って、その度に使う逃げ道が、”今日は仕事があるから。”という言い訳。

その彼女の気持ちを察したら、いたたまれなくて。

僕は不倫の恋というのに反対ではないんですよね。生きているうちに自分にパートナーがいたとしても、時に他の人に心が揺らいだり、愛情が移ったりすることってあると思うし。付き合っているから、結婚しているから、その相手を愛さなきゃっていう義務的な愛情は、それはそれで不自然だなって。

だけどね、最低限のルールってあると思うんです。例えば、不倫をする人(自分にパートナーがいる人)は自分のパートナーも、新しい恋の相手にもどちらをも大切にする、そしてその相手を匂わすようなことはしない。だって一人の愛情を誰かと半分こしているなんてあからさまに見せつけられるのは嬉しいものではないし、このが酷くなると愛情の取り合いのような競争が生まれてしまうから。

けど、不倫の恋で一番悲しいな、損するなって思うのはこの歌の女性のような人。自分のパートナーはいなくて、愛している人には奥さんがいるパターン。だって、彼女の愛は”待ち続ける愛”だから。響きはいいのだけど、この待ち続ける愛ってその人をどんどん孤立させるから怖いなって思います。

不倫の恋って相手がいつ会えるかわからないことが多いでしょ?”家族の集まりがある。”とか、”子供が熱を出したから会えなくなった。”とか。愛される女は愛する男がいつでも自分のところに来れるように時間を空けておく。いつ来るかわからないから、友達との約束も簡単い入れられない、そうなると自分の周りから親しい人がいなくなって、その不倫の相手だけが唯一の理解者となっていく。そこが怖いなって。

不倫の恋もあると思うけど、そのバランスを取るのが本当に難しいなって思います。

こんな様々なことを考えさせてくれる音楽って秀悦ですよね。

憂鬱な電話

暖かな春の日が続いていて嬉しいのですが、”また、冬のような寒さが戻ってくるんじゃないか?それともこんなに晴れるのは今だけで、これが最後の夏日かも、、、。”なんて思ってしまうのはイギリス人ならではの感覚かと思います。

イギリスで何か喋り始める時に必ずと言っていいほど天気の話になるのは面白いですよね。気がつくと僕のブログの始まりもいつも天気の話で始まることが多いし。

けど、もしかしたらこれはイギリスだけでなく、イギリス近辺の国々では同じことがいえるのかもしれません。友達のブログ仲間の書き出しはやっぱり天気についての表記が多く見受けられますから。

そんな穏やかな天気だった昨日、あるところに電話をしなくてはいけなかったんですよね。これがちょっと憂鬱な電話で、、、、。

電話ってもともと相手の表情が見えないし、好きではないんですが、、、、。今回は今月末にスコットランドで結婚式の撮影があり、その撮影場所の中に公園で撮影をすることになっているんですよね。イギリス、このような公共の公園で撮影をする場合は許可書が必要で、しかも結構な費用を払わなくてはいけないんです。8000円ほど。”高い!!”でしょ。(ただ観光目的で撮る分には許可などはいらないんですけどね。)ロンドンではだから公園は避けているんですが、スコットランドは僕の未開の土地。調べてみたのですがあまり撮影場所になるところが見つからないのもあって、公園撮影に。

この申請、ネットで書類をダウンロードして必要事項を書いてメールで送り、申請料は電話で振り込むといったもの。ただ、申請書類を受け取ったという返信が来るのか、また支払いの際に申請番号などがあるのかなどの明記はなし、、、。なのでメールでそのことにもふれて申請したのが先週。その後返信があるも、全く事務的で質問を完全無視したメールが来て再度、メールを送ってやっと先週の終わりに留守電が。

電話をかける憂鬱さは、スコットランドだからなんです。もちろん、スコットランドに何の恨みもないんですよ、ただねスコットランド訛りが最大の恐怖。

イギリスってそんなに大きな国でないにもかかわらず訛りが多数で、時にはないを言っているかわからないほどの酷さ。5年ほど前に僕の使う印刷所(スコットランドにあるんです。)電話をしたのですが、ある女性がしゃべる内容が4回も聞き直したのに全く聞き取れずに最後は、”じゃ、すべては上手くいっているんですよね。”って質問に”イエス”の答えで押し切ったほど、、、。

今回の留守電、先週末と月曜日にもあって、最初のメッセージなんて3回聞いてやっと理解ができました。それで昨日の午後4時に”頑張って理解しよう”と電話をすると、”今、担当者がいません。今日は半日で帰りました。”とのことを。留守電にメッセージが残っていてどのような用件か知りたいのですが、と尋ねると”私は電話を取るだけなので、何もわかりません。”との回答が。今回の人はスコットランドの」男性で、訛りが強くなくてほっと一息。

なので、結局何の用事だったかは未だ分からず、今日再度チャレンジします。今度の人もあまり訛りが強くありませんように。

 

レモンを使って春らしく

週末も素敵な天気で、”夏”と言ってもいいような土日は、できる限り外に出かけました。もちろん、Tシャツに短パンとやる気十分な格好で。

もちろん10km走も。日差しが眩しかったのでサングラス着用で早朝の街を走り抜けてきました。目標の45分切りはまだまだのようです。各1kmずつのタイムは4分30秒から5分の間でそこまでブレがないので、あとは各区間を意識して速く走ることでしょうか。がんばります。

走り終わって僕はお風呂に入ります。疲れた体を癒しながら、アプリで自分のその日の走りをチェックして次の対策を練るのが楽しんですよね。窓からは朝の光が入ってくるし、幸せってこんな何気ない日常のいたるところに隠れているものなのかもしれませんね。

さて、入浴後すぐさま調理を開始。今回は、これを使っての春らしいものを作りますよ。

レモンの酸味と砂糖の甘さを生かしてケーキ作りです。レモンの皮も入れて焼き上げますよ。

まずはボールに砂糖、バター、レモンの皮を入れて混ぜ合わせます。その後にポピーシードを。ね、ボールの中が華やかな色合いでしょ?

 

これがうまく混ざったら別のボールにあらかじめ混ぜておいた小麦粉、ベーキングパウダー、塩を投入して混ぜ込みます。よく混ざったところで牛乳を入れて少し柔めに。だけど、どっしりとした生地です。

卵の白身を3個分用意して、泡立て器で頑張って混ぜます。つのが少し経つぐらいになったら、準備完了。

写真の上の方がボッタリとした生地で、したのが頑張って混ぜた卵白。これを今度は一緒に混ぜ合わせて型に流し入れて、170度のオーブンで30分焼きます。今回はリング型をチョイス。実は型はだいぶ昔に買っていたのですが使わずじまいで、”宝の持ち腐れはもったいない。使おう!!”っと思ったのです、、、、、。

ケーキが焼けている間にレモンシロップを作ります。水、砂糖、レモン汁、レモンの皮を煮て水量が半分になったら出来上がり。焼きあがったケーキの上からまんべんにかけます。

さて、ケーキが出来て型から外すと、、、、、。

まさかの空中分解。。。。次回の課題がわかりました。型に油と小麦粉も塗ったんだけどな、、、。どうしてうまくいかなかったんだろ。

そこに、粉砂糖とレモン汁を混ぜたグレーズをかけたら出来上がり。せっかくなのでポピーシードもふんだんにかけて出来上がり!!

 

スポンジがふわふわで甘酸っぱさが広がる今日のような日には最高なケーキが出来ました。

自分の帰るべきところ

昨日の予報の通り、イギリスは夏のような暖かさ。日差しも強くて、空もスッキリと晴れ上がりました。

この時期に夏のような気温になると、街ゆく人の格好があまりにもチグハグで面白いんですよね。ある人はTシャツに半ズボンだし、あるひとはまだ冬のコートを着ていたりと、これもイギリスらしい光景です。

日本人の中でも暑がりや寒がりな人がいるでしょ?ロンドンは特に人種のるつぼなので生まれ育った環境や、人種によって体感温度も触れ幅が広いんじゃないかなってん僕は考えたりします。だから、自分が気が楽でいられる服装を周りがどう思おうとも着る。そんな潔さみたいなものがあるんじゃないかなって。

それと同じで、他人の家ってそ人の人となりが色濃く出ていると思いません?シンプルで機能的なデザインが好きな人だったり、小物やオーナメントが飾ってあったり。住人がいなくても部屋の写真を見ただけで、”こんな人が住んでいるんだろうな。”って雰囲気を感じることができますよね。

 

それだからか、それとも単に”自分がここに住めたなら、、、。”っていう想像が好きだけなのか、ネットで売りにでている住宅などを見たりするのが好きなんですよね。写真を何度も見て、”ここはこんな部屋にするな。”とか、見取り図を見て、”この方角だとリビングに日差しがあまり入り込んでこないな、、、。”なんて考えていると時に数時間たったりしていることも。

最近、いろいろなことを考えるんですよね。ユリ君とのこれからもあるし、どんなところに住もうかとか。もちろんこれは僕にとっては楽しい妄想でしかないんですけど。

そんな時にあるユーチューブのチャンネルに出会いました。僕がよくアメーバでブログを読ませてもらっているブリュッセル在住のひきりん(ヨーロッパ発 日欧ミドルGAYカップルのツレ連れ日記)。彼のアールヌーボーとアールデコの素敵な建物が一般公開されて見に行って書いたレポート記事を読んでいたら、そこに貼られていたのがユプラウドチャンネルのonextimeと言う建築の番組。

ほんの5分間ほどしかない短いものなのですが、面白くて。それからと言うもの暇があると世界中にある素敵な建築物を眺めては想像を膨らませています。

建築家が自分の思いや、周りに観光への調和、または機能性とデザイン性を考えて作り出したアートたち。その中に住んで、それを自分のものにして生活をするってなんて幸せだろうなって思います。もちろん、有名建築家が建設したものに限ったことでは人ですけどね。僕の今住んでる家も大好きなんです。家の中にたくさん階段があるし、光は燦々と注ぎ込んでくるし。

部屋を作るっていうことは自分の帰る場所を作ることだなって最近よく思います。だから、そんな場所なら居心地が良くて適度に片付いていて、体全身が”家に帰ってきたー。”って感じる場所にしたいなって。

最近の僕のお気に入りの建築はこれです。中庭からの見上げた感じが圧巻的な建物ですよ。

決断の時

今日はグレーの空で、昨日まで感じていた春らしさ感が減少してしまったのですがそれでも気温は下がらず。こうやって少しずつ暖かくなっていくんでしょうね。明日の予報は晴のち曇りの21度。イギリスにとったら夏日です。

そんな眩しい日差しのイギリスで、ある決断が。

皆さんもニュースで見ましたか?今ヤフーニュースで見たけどもうヘッドラインにはなかったのでそこまで注目されていないのかもしれないですね。

昨年の6月、国民投票で決まったEU離脱。今日、イギリスが正式にヨーロッパ連合に離脱通告を出しました。

あの6月の開票の時の、まさかの結果。ミニなんて開票結果が出るまで寝ずにいて、その結果に驚愕。朝方のメッセージで一言、Fワードが。それを見た瞬間に一瞬にして結果がわかりました。それからの混乱を経て、今日に至りました。

どうなるんでしょうね。離脱の期限は2年とみられており、それまでに色々な課題が。日本ではこのような自由に動ける共同体がないので難しいかもしれませんが、日本がヨーロッパ連合だと考えると簡単かもしれません。例えば日本は北海道、本州、四国、九州の4つの違う国で成り立っているとします。ただ、共同体なのでお金の通過も一緒、国境も関係なく自分の好きなところに仕事を探しに行けるという利点が。また、国をまたぐとかかる関税もこの4カ国の中ならばかからない自由貿易。だから、九州出身でお金を稼ぎたいからもっと都会の本州にある東京に行こうと思っても就労ビザもなく仕事ができるし、四国のうどんを売り込もうとすると他の国に輸出するときは関税がかかりますが、この共同体ならそれもない。人の流れと物の流れの自由化がこの共同体の大きな利点なんですね。

そんな4つの国の九州がある日突然、”僕たちはこの共同体を辞めます。”と言い出します。九州に住んでいるもともとは北海道の人や本州の人は:外国人:なので一体どうなるのか。また、九州の外に出た人は、今までは共同体の中だったので何のビザもなく他の地域に住めましたが、共同体を脱退したら強制帰国になるのか、、、、。

あとはお金の問題。九州はこの共同体を維持するために分担金を払っています。しかもかなりの額。その額が共同体に払われなくなる、すると誰がこの負担額を庇うのか。

この例で少しはイギリスの直面している危機がわかっていただけましたか?

声明発表後、他のEU国の反応は極めて冷淡。これから色々な細部の交渉が持たれていく予定ですが、イギリスのとってはかなり風当たりの厳しいものになることは間違いないようです。

イギリスはどこに行ってしまうんでしょうね?首相は、”この危機を乗り越えて、イギリスをまた強くする。そのための離脱。”と強調していますが、、、、。

これから2年、何かともめそうです。

 

ちょっと波に乗れない

イギリスは朝方の冷え込みはあるものの、春真っ盛りの晴天と16度という暖かな気温です。このまま、太陽も温度も持続できたらいいんですけどね、、、。気がつくと”また、冬だね。”ってことになったりするのがイギリスの気候の怖さ。

木曜日は気温が今の所20度の予想。20度と言えばイギリスでは真夏です。最近のお客さんとの会話でも、”夏が来るね。”って鬼が笑ってしまうような会話を気がつくとしています。それほど、グレーの空の冬からの解放はイギリスに人にとっては特別なんですよね。多分、これって日本にはない感覚なんじゃないかな、、、。

そんな天気とは相まって、どうやら最近自分自身がうまくいっていないように思うんですよね。そんな時ってありませんか?

特に何か大きな問題があるというのではないんだけど、小さなつまずきが重なって、異聞のペースがうまくこれなかったり、小さな物事をあまりに考えすぎて、嫌になって後回しにしてしまって、そんなことが山積みになってしまったりとか。

昨夜もそうで、しかもネットで見たドキュメンタリーが手ぶれが少しひどくて気分が悪くなるしで、踏んだり蹴ったり。(僕、家庭用のビデオ画像とか、マリオカートで映像良いしちゃうんですよね、、、。)だから、寝ました。

そんな時は寝るのが一番ですよね。何も忘れて、安眠。

今日の朝は少しだけ早めに起きて山積みになったものをひとつ、二つと片付けました。”そこまで思っていたほど、大変だはなかったな。”ってやってみると思うんですよね。何か自分の中で物事をどうも大きくしてしまうフシがあるようです。

ただ、このうちのひとつの要件がちょっと難航。イギリスのお役所とのやりとりなんですけど、僕のメールの質問への回答な何もなく、意味不明な返信でがっくり。もう一度詳しく状況を伝えて添付の資料もファイルフォーマットを変えて送ってみました。さて、どんな返信が今度は来るのやら、、、。次で埒があかない時は直接電話だなー。

何となくもやもやが残って嫌な感じなのですが、僕にできることは何もない。そのスタンスで忘れることにします。今日もまた、寝て力を補給しよっと。

皆さんも週の半ば、頑張ってくださいね。

 

時とともにかわるもの

気がつくと日曜日の夜。どうして週末というのはこんなにも早く過ぎてしまうんでしょうね。

土曜日は朝起きてすぐに、お空の下を10km走って、夕方からはロンドンの中心部で友達4人で深夜まで飲みに。ハンバーガーとビールという素敵な組み合わせ。しかもビールの種類が恐ろしく多いお店でビールの味の違いを楽しみながら飲めました。

そんな次の日だった今日。イギリスは日曜から夏時間になったので今朝起きると1時間減っていました、、、。この日はショックなんですよね。だって、寝るとき午前1時だったのですが次の1時間には2時ではなくて3時に飛んでしまうんですから。けど、日暮れの時間が1時間伸びるのは嬉しいんですけどね。体が夏時間に慣れるまでに少しかかるかもしれませんが。

さて、そんな週末に見たある映画。実はだいぶ前に見たことがあったんですよね。そのとき見た時は、”ふーん。もっと面白いと思ったのに、そこまでないな。”っていうのが正直な感想だったんです。

この映画が公開されたのが2004年。ということは僕がミニと出会う前。けど、映画館で見た記憶ではないのでその数年後でしょうか。

その映画は、”エターナルサンシャイン”という映画でジムキャリー主演のちょっと変わった映画。”マルコビッチの穴”や”アダプテーション”など独自の世界を作るチャーリーカウフマンの脚本。

ちょと冴えないジョエルを演じるのがこの映画ではコメディアンの演技を最小限に抑えたジムキャリー。ある日、ジョエルの元彼女がジョエルに関する記憶をなくした手術を受けたことを知ります。自分自身も過去の彼女との素敵な思い出、苦しい思い出とどうにもいかない現実の狭間に悩まされ、この記憶摘出手術を受けることに。この手術は自分が寝ている間に装置を付けられて、脳の中から技術者が消したい記憶を少しづつ消していくというもの。睡眠状態のジョエルの頭の中で少しづつ消えていく元彼女の記憶。しかし突然に消えていく素敵な思い出たちを目にし、脳内のジョエルは混乱し、記憶消滅に抗い始めます。果たして元彼女との記憶はどうなるのか、、、。

ストーリーはこんな感じ。だけど時間軸や、物語を部分部分で区切って貼り合わせたり、視覚的にも面白く撮影されていて物語をたどるというよりかは小さなパズルのピースを少しづつ貰ってそれを当てはめながら最後に一枚の絵を作り上げるといった方が正しいように思います。

この映画、今の僕にはよく理解できるものになっていました。不思議なもので、ある経験をしたから初めて良さに気がつける音楽、映画ってありませんか?この映画はもの”すごく深く愛をなくして、その後の人生が果てしなく遠く感じる。”そんな経験をした人にはもの凄く理解できる作品だと思います。

失恋って辛いでしょ?もう明日がこなければいいのにとか、あんなことを言わなければよかったとか、いつも喧嘩ばかりで無駄な時間を過ごしたとか、なんとなくネガティブなことが全面的に出てきて時に別れた相手に怒りや人生の絶望をも思ってしまうことも。そんな時に、”元彼、元彼女の記憶を消せますよ。”って言われたなら、”こんな苦しい毎日から逃れれるなら、それが一番。”って思ってしまうのも納得ですよね。

だけど、物事には二面性があるでしょ。悲しい、辛い記憶もあればその人と過ごした楽しくて、素敵な記憶もたくさんあるあわけで。その記憶まで消えてしまうということは恐ろしいなって。だって、二人の育んだ、そして二人だけしか知らない思い出が全くのゼロに、この世にまるで存在しなかったかのようになくなってしまうというのは自分の存在の一部を消してしまう、それに似ているように思うのです。

辛いことも、悲しいことも、嬉しいことも、平凡で何もないようなことも、そのどれもがあってこその関係だし、それによって自分というものが成り立っている、そう思うんですよね。

だから、僕はミニとの記憶も、その前に付き合ったボーイフレンドやデートをした人達の思い出も消さずにとって自分の頭の中だけに住まわせておきたいなって思います。

もしも失恋で明日が見えない、そんな人がいたら是非、見てみてくださいね。

 

 

不思議な人のおかげで

金曜日の夜。僕の過ごす今日の夜はゆっくりと更けています。仕事で疲れた体を引きずって、暖かなお風呂に入って、心に良い意味で引っかかる映画を見て、今コーヒーを飲みながらこのブログを書いているところです。

真夜中のコーヒー、僕は好きなんですよね。いつも飲むわけではないのですが時に飲みたくなって。少し濃いめに淹れてそこに少しのミルクを足すのが好きです。”夜中に飲んだら眠れなくなるんじゃないの?”ってよく言われるのですが、僕の体はカフェインで眠気が覚めるということがないようなのでそこは安心してください。現に、僕の脳は半睡している感じがします。

今日はちょっと、面白いことがあったのでご報告。

いつも仕事終わりに乗る電車があるんです。ロンドンからこの駅が始発駅なので早めに行っても車内で座って待っていることができるので便利。いつもならば出発の10分前ぐらいに着くので余裕で座れるのですが、今日は仕事終わりが15分遅くて地下鉄の駅から僕の駅まで走ってプラットフォームに行くときには出発の2分前。しかもいつもは8両編成なのに今日は4両編成。この電車の10分前に同じ方面に行く快速は今日に限って20分の遅れ。だから、電車はぎゅうぎゅう詰めになっているではないですか、、、。

日本って満員電車が本当にすしづめって言われるくらいビッシリでしょ。僕の背の低めの友達の体験談では手を何かで握るスペースもなく人と人の間に挟まれて浮いているような状態なんだとか。(僕は日本にいた時は田舎暮らしなので、この恐ろしさを知らないんです。)

イギリスは少し違って、満員電車はあるのですが人が身動き取れないくらいにまでぎゅうぎゅうに入ってくることはないんですよね。もちろん、日本のように駅の係員がお客さんを押し込んでくれることもなく、乗れそうになかったら次の電車を待つというのがイギリス風。

ただ、イギリス風で少し問題な点が。電車の乗降口にはたくさん人がいて入れないほどなのに、通路で立っている人が時につめていなくてあと数人は乗れる場合があるんです。こんな時、イギリスでは扉のところで”もうちょっと中につめて下さい!”って頑張って声をかけたりするんです。

僕が見た時も真ん中の部分がぽっかり空いていてあるおじさんが中に進もうとしないのでデッドスペースに。”これは、乗れる。”そう思って車両の真ん中の窓をトントンと叩いて中の乗客の人の気を引いて手で”もっと進んでください”のジェスチャーをしました。少しは列が動いたものの扉の前までは効果なし。

プラットフォームでは笛が鳴り響きもう直ぐ発車の合図が。

だけどどう見ても人が一人入れるスペースがない、、、、。”これはもう次の電車で我慢しよう。”

そう思った時、不思議なことが起きました。

扉の真ん中に立っていた男性が、”乗りなよ。”と本当に少しだけのスペースを空けたんです。”え、いいの。スペースあんまりないけど、、、。いいかな?”と僕が言うと周りの人も気持ちサイドに避けてくれてどうにかおさまることに成功。

これで次の駅で降りてローカル線に乗り換えれるな。って思って次の駅で降りて走って階段を駆け上がっていると、ドラキュラ伯爵が高らかに笑うような奇声が聞こえてきました。”ハハハハハッ〜!!” ”ハハハハハー!!”みたいなかなりの音量で。しかもあんまり遠ざからないのでその奇声をあげている男性も同じくらいのスピードで走っている感じ。階段を上がって僕は左に、その声は右に行ってその後はまた何もなかったように静かに。

乗り換えの電車に乗って”あっ!!”と思ったことが。多分、あの奇声をあげていた人は僕に”乗りなよ。”って勧めてくれた人なんですよね。

実は数週間前に身なりをジャケットなどできっちり決めて、雰囲気もかっこいい男性が同じ時間の電車に乗っていて、一人でぶつぶつと喋っていたんです。最初は携帯で誰かと話しているのかな?って思ったんですが、話している内容がまるでトンチンカンな内容で。袖は伸縮性があるものでないと。”みたいなことをしきりに言って笑ったり。”こんなにオシャレにしているのに、ちょっとおかしい人かな?”って思っていたら僕が今日降りた駅でその時も降りて行ったんです。

”変な人だな。”って勝手に思っていたけど、それだけで判断しちゃいけませんね。僕は彼の”乗りなよ。”って一言があったからこそあの電車に乗ることができたのですから。

自分の物差しや価値観だけで他人にレッテルを貼ってしまう自分に反省しました。