茜さす空に

昨日で4日間の撮影が終了。毎年、お世話になっている会社で、仕事をする人達とも気心知れていて撮影もスムーズに。写真の編集も半分以上が終わっていて、あと少し頑張れば完成です。

ホッと一息できる事。これって大事ですよね。

写真の仕事のときは同じ様な仕事でも、撮影場所に行くまではある種の不安がいつも付いてまわるんです。フリーの仕事をして長い事なるのに。ライティングは上手くいくかな、とか時間配分がこの時間はキツキツだけど間に合うかな、、、。とか。

特に初日は結構心音が早い気が。だけど不思議なもので会場に着くとこれが消えちゃうんですよね。肝がすわるって言うんでしょうか。”やってやるぞ!!”ってそんな気持ちで戦闘モード全快。

フォトグラファーって、もちろん写真を撮るのが仕事なんですがそれ以上の仕事もあるなって思うんですよね。

特に人物を撮るフォトグラファーに言えるんですけど、僕達はエンターテイナーでも無くてはいけないなって。サーカスのピエロとか遊園地のマスコットの様な感じかな。

会った事も無い人から突然に写真を撮られても、”誰、この人?” ”いや、笑顔は無理。”とか思ちゃうのが普通だと思うんですよね。初対面の人にはどの人で模そうと思うのですが薄かれ厚かれ氷の壁みたいなのがありますよね。

人物を撮る写真家はこの壁をいかに早く溶かすか、もしくは壊すかが大事だなって思います。相手の懐に入る、そんな感じかな。

例えば、遊園地のマスコットとかピエロって、ちょっと厚かましい感じで土足で心に入ってきません?子ども達に、”ほら、ピエロだよ。写真を一緒に撮ってもらうよ。”みたいな。あんな感じを僕は目指しているんですよね。

”何か分からないけど、普通とは違った感じの人間が来たぞ、、、。ま、面白そうだから写真を撮ってもらうか。”みたいな。

僕も人との関わり合いは好きなので楽しくやれるので苦ではまったくないし、今まで知らなかった人達とであって、その人の価値観や歩んだ人生について話を聞く事も出来て、それは本当に貴重な経験だな、この仕事をしていてラッキーだなって思える事なんですよね。

けど、ふと家に帰った時にそのエンターテイナーのスイッチが切れるときがあって、その時に疲れがドッと押し寄せてくるんですよね。”今日も頑張ったな。”って。自分に戻るその瞬間が、何処か刹那的なんですよね。

悲しい様な、寂しい様なそんな感情が疲れとともに体中を駆け巡る感じ。

特にベッドに寝転がって窓から見た空がこんなに素敵な茜色の日には。

ロウソクの灯りで過ごす夜

ブログの更新が滞ってしまって、申し訳ない。

実は今、4日間の撮影の最中で家に帰ってきてその日に撮影したものをコンピューターにおとして、編集して、必要なものはmailで添付していると、夜遅くなっていてそのままベッドへ。こんな日々のため、ブログが疎かに、、、、。

今日はこの仕事の最終日。朝早めに起きてこのブログを書いている所です。

さて,2日目の撮影を終えて疲れた体で帰って来た僕。この日は特に長時間の撮影でロンドンの中心地を離れたのが午後9時。そして家についたのが午後の10時前。

共有玄関のドアを開けて、階段の電気をつけ、、、、。

”あれ????”

真っ暗なまま。一旦、自分のフラットへ行き電気をつけるも真っ暗のまま。”電気が来てない、、、。”午後の10時なのでフラットの管理事務所も開いていないし、、、まず何が起きてこの停電なのかが分らない。

まずは情報収集をと思い、ご近所さんに聞き込みに。最近、公共の工事や、色々な建物が建ったり、改築が目まぐるしい僕の街。その何処かの工事で間違って僕達の電気の配線を切ってしまっての停電なのだとか。ご近所さんが電話連絡をして今、緊急で復旧活動をしているからとの事。

考えても電気が来る訳ではないし、この状況を受け入れて過ごす事に。

ロウソクを常備していたので助かりました。ロウソクの灯りで明るくなった僕の部屋。おだやかなオレンジの灯りに少し心細い様で、懐かしさをも感じました。自分が夜にとけ込んでいる感じ。闇の中で穏やかに生きている、夜の1人の部屋でのロウソクはそんな気分にさせてくれます。

汗ばんだスーツを脱ぎ捨てて、まずは夕飯。けどここで気がついた。僕の家は全てが電気で動いている事に。どれ位に停電が続くか分らないのでまずは腐れてしまいそうな牛乳を一気に飲み干して、その次に料理をしないでも食べれるものを物色。フェタチーズを細かくして、焼いていない食パンにのっけてそこにゴマを散らして夕飯の出来上がり。青リンゴがデザートで夕飯終了。

暗闇の中で灯るロウソクの光で食べるご飯。”電気が無い時代はこれが当たり前の明るさだったんだな。”って思うと、今の生活との違いに驚かされます。これだったらお化けが出てきそうなのも分るし、家族の団欒が、そのつながりが強かったのも十分にうなずけまました。

だって、ネットもできない、テレビもラジオもつかない。あるのは暗闇とロウソクと自分だけなんですからね。

団らんする家族がいない僕はこんな時は自分との会話が主なものに。”今日は一生懸命に仕事をして、その甲斐あって素敵な写真が撮れたな。”とか、”撮影も後半戦になってくると足が疲れているな。”とか。自分と静かに向き合う時間。

けど、現代の癖って抜けないんですね。

”歯を磨こう。”ってそのままバスルームに行ったけど、灯りが無くてもちろん見えない。リビングに戻ってロウソクを持ちながら、”電気がついて当たり前だから、暗い所でもまずそこにいって電気のスイッチをつける。それが当たり前なんだなー。”って考えちゃいました。

もちろん、そこまでする事も暗闇ではないのですぐに眠る事に。

幸運な事にも朝には電気が来ていました。夜中のうちに回復した様ですね。

みなさんも、いかがですか?ロウソクで過ごす夜、お薦めですよ。きっと色々な事に気がつかされますよ。

スタンド バイ ミーの世界の様に

先週末に友達5人とハイキングへと出かける事に。

歩くのは僕は好きだし、今年中にユリアンと1日20kmを歩くハイキングへと行く事を計画しているのでその、前哨戦と思ってのこの計画。

ちゃんとリュックサックに大きめの水、カメラ、雨が降った時のためのジャケットを入れて準備完了。日差しが強かったのでサングラスも用意。本当はハイキングのブーツを買ったのですが、いまだドイツにあるので今回はいつもランニングで履いている靴で。

今回のハイキングコースは僕の街から電車に揺られて15分程の所。友達が提案したこの地区なのですが、友達に電話して見ると特に何処に行くかは決めていないという返答だったので、ネットで調べて地図とハイキングコースの目印が書かれた文章をプリントアウト。僕、こうやって事前に調べておくのが好きなんですよね。

この目印がなかなかのもので。まるで秘密の地図を解き明かす様な感じなんです。たとえばこんな感じ。”駅を出て右に。坂を降りてまた上る。スーパーがありそこの横のステップを上がる。そして橋を越える。芝生を横断して木の並木道を右に曲がる。学校を右手にみてその道を降りる。道はなだらかに右に曲がる、そこにある通り道を進む。”こんな感じで書いてあるんです。

地図はあるけれどステップが一体どんなものなのか、道がどんなものなのかは不明。それはそこに行って自分で頑張って探しなさい。そんな感じのものなんです。

最後の文章である”通り道”これがみつけてみたら草がかなり生い茂る、舗装も無い道だったんですよね。これは見逃しちゃうよねってな道で。途中で大きなカエルがいたり、清らかな流れの小川に遭遇したりと自然が一杯。

けど、時には人の家の裏側と高速の間というもの凄く不思議な道をも行かなくちゃいけないんです。この道フェンスで両側を遮られ道幅は人が2人も列んで通れない程の道。歩いていて刑務所に送られる囚人の気持ちになる、そんな道でした。

歩いて2時間半、雲行きも怪しくなってきたので今回はここで終了。まだまだ探検は当初の4分の1程。近々、再チャレンジです。

けど,緑の中に自分の身を置く事って大事ですね。小鳥の声が聞こえたり、鬱蒼と生い茂る緑の中を歩いたり、時おり吹く風に汗を乾かしてもらって、遠くで降る雨の景色を眺める。いつもの生活だと、どうしても自分自身にだけ目がいってしまって周りが見えなくなる。そんな時こそ、大きな目を得る為にハイキングに行くべきだな。そう思えた1日でした。

hiking (1 of 2) hiking (2 of 2)

赤いブーツがもたらす未来は

僕の誕生日の週であった先週は月曜日にユリ君とミュージカルを観に行って、その週の土曜日には友達が別のミュージカルに誘ってくれました。

普段、その友達に英語を教えているのですが、”そのお礼も兼ねて。”との事。嬉しいですね。

そして今回はKinky Bootsを観てきましたよ。

もともとは映画から始まって、アメリカでミュージカル化され、イギリスでは2015年の4月が上映。だからまだ、1年ちょっとなんですねイギリスのプロダクションは。

お話はイギリスの地方にある老舗の靴工場が舞台。父親がこの靴工場の持ち主であるチャーリーは子どもの頃から工場の仲間達と共に育ちます。次第に成長したチャーリーは恋人と共にロンドンへ。工場の事をも忘れてのロンドンでの楽しい日々。そんな時に1本の電話が。父が他界した事を知らされます。しかも高級靴で売っているこの会社の製品は実は売り上げが良くないという事もこの時発覚。”では、この工場はどうする?”となり、工場を閉鎖してしまおうと考えていたチャーリーですが、踏み留まって何か言い案を考えます。

ロンドンへ戻ったチャーリー。そんなとき、路上で男性2人に絡まれる女性を助けようとした所、、、、。実は女性と思っていたのはドラッグクイーン、ローラ。彼のショーを観てそこで、ドラッグクイーンが履いている靴が男性の体重を支えるには無理をしている事に気がつきます。

ローラをデザイナーにして新しい靴、kinky bootsを作り上げる事に。そして、目標はミラノでのファッションショー。

ただ、奇抜で思った事をストレートに言うローラと、男性工員との衝突。似た者同士の様で、似ていないチャーリーとローラ。彼らの間にはいつの間にかに溝が。はたして、こんな状態で老舗の靴工場は再生出来るのか?ミラノのショーは成功出来るのか?

そんなストーリーラインです。

この土曜日がロンドンはちょうどLGBT Prideの日でロンドンの中心地を沢山の人がパレードしていたんですよね。それもあって午後7時のこの回はパレード終わりの人も沢山。お客とステージの一体感が半端無かったです。

見終わって、”あー、気持ちよかった!!”って思える1作ですよ。

ドラッグクイーンとしての苦労、孤独感、父親と息子の葛藤、アルファメールでいなくては行けないと思うストレート男性の心情などいろいろと価値観が違う人間が同じ場所に集って、それが故に歪みあい、ぶつかりあう。そのぶつかりの中からも自分と相手との共通項をみつけてはお互いを認めあう歩み寄り。

これって日常生活でも言える事ですよね。”自分とは全く合わない人間だ。”って決めつけて距離を置いてみるけど、もしかしたら何らかの同じものが実はあるのかもしれない。また、自分の価値観を頭ごなしに押し付けるのではなく、まずは相手の思いや考えをオープンな心で聞いてみてそこから、判断する。それでも遅くはないのかもしれませんね。

世界の縮図の様な舞台がそこには広がっていました。

音楽もシンディーローパーが手がけて、時に感動的なバラードあり、アップテンポで踊りたくナンバーもありでいいバランスです。また、ドラッグクイーンのピンヒールを履きながらの踊りがもう、過ごすぎ。あとは笑いのネタがもう、山の様にあってメッセージ性がでしゃばり過ぎてヘンに感傷的になり過ぎずお笑いの緩急が心地よくドライな感じも気に入りました。

どうやら日本でもこのミュージカルある様ですね。もし機会があったらぜひ。歌を口ずさんで、スッキプしながら帰り道を帰る事間違いなしです。

 

走り終わったご褒美

今日は掛かり付けの歯医者さんで歯科衛生士さんに歯を綺麗に。あれ、水圧なのか振動なのか分らないのですがかなりの力で時に痛みを伴いながら、”この痛みは歯が綺麗になるため。”と念じながら終了。うがいをしたら血が。けど、これも悪い血だから流してスッキリ。その後、フロスのやり方、そのやり方の素晴らしさに感動して帰宅。

人間の歯茎って結構、深くフロステープが入るんですね。自分の体ながら、鏡でみて”おー。こんなになっているんだね。”って驚きの今回の歯医者さんへの訪問でした。

その後、友達が遊びに来て一緒にランニングへ。雨が降る時は基本的には走らないのですが、友達がランニングセットを持参して来てくれたので、雨が少しおさまった所でランニングへ。途中までは良かったのだけど、途中から小雨が。

温まった体に小雨が実は気持ちいい事に感動。大降りでない限り、雨の中を走るのもいいものですね。

シャワーを浴びて、夕飯作り。

特に何を作るかは考えていなかったので、冷蔵庫を見て考える僕。その中で出来た料理がこれ。

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左側のは茹でたほうれん草、ビートルート、ザクロとココナッツ風味の鶏肉のサラダ。中央奥はシンプルに、茹でたジャガイモとブロッコリーをバターと塩で味つけたもの。右下はほうれん草のパスタをミニトマト、オリーブ、ケーパーを混ぜ入れてのパスタサラダ。

運動のあと空腹のお腹にピッタリなヘルシーな食事となりました。最近はあまり味を付けずに野菜の味を楽しむのにハマっている僕です。

夢の記憶

曇り空の日曜日。電車に乗ってロンドンへ行く電車ではなく、反対側へと向かう電車に乗って降りた駅はKちゃんとA君の新居がある町。

これでこの町を訪れるのは2回目。静かな町中を通って彼らの家に。前回、訪れた時には家を購入したばっかりで殆ど家具がなかった家の中が、今回は明らかに生活感がある素敵な空間に仕上がっていました。

それからミニとマーロン君も参加して5人でレストランへ。皆でトルコ料理店で美味しい物とワインをシェアして大満足。それからKちゃんとA君の家でゆったりとした時間を。最初は庭で静かな時間を過ごして、リビングに移ってEU離脱の話でかなり盛り上がり、その後地下に移動して音楽を聴きながら5人で踊り狂って気がついたら夜の9時半。

少し酔った頭で夜道を帰っていたら、朝方みた夢の記憶が蘇って来て何となく寂しくなってしまって。ちょっとだけ視野がボケちゃった、そんな帰り道。

朝方に見た夢。

小さな犬が僕の前を歩いていて、”助けなきゃ。”って思いがあって一生懸命に犬との距離を縮めて助けようってするんだけどあと少しって所で犬が突然倒れて死んでしまうんですよね。すると、また最初に戻るんです。けどね、ちょっと時間の流れがスローに。”これなら救えるかも。”と思うんだけど結局、死んでしまう犬。これが2回程繰り返されて、段々遅くなってくる時間の流れで実は犬をもの凄い速さで殺す人間がいた事を発見した自分。

”よし、アイツを殺してしまえば、あの犬が救われるんだ。”

そう思って素早く動く黒い影の人間に近付いて持っていたナイフでその影に向かって刃物を突き立てる僕。するとその影の頭が僕の方に向いて目が合う瞬間。

その影が実は自分自身であり、その驚きと衝撃。

夢はそこで覚めて、呼吸が荒くて心拍数が高く自分がベッドの上に。

今夜は一体どんな夢を見るのでしょうね。

 

親友は何処へいったのか

イギリスは昨日のEU残留、離脱選挙の話題で持ち切り。ロンドンは特に残留はが多いので、まさかの離脱に驚愕しているのが今の現状でしょうか。

僕も含め周りは残留派だったので、”これからイギリスはどうなるんだろう、、、、。”という不安感が拭えないのが正直な所の本音です。

これからイギリスはヨーロッパの嫌われ者として生きていくのはどうやら次の2−3年は確実の様ですね。あとはアメリカとの関係性を深めて貿易や経済の面で維持出来るかでしょうか。これからのEUとの関係が何処まで冷え込むのか、または今までとは言わずも良好な関係が築けるのか、そこがポイントでしょうね。

Facebook上もこの事について沢山の投稿がありますが、、、、。もう決まってしまった事は、事実として受け入れるしかありませんからね。スコットランドに北アイルランドは過半数以上が在留を支持していて、この離脱結果にまた独立の動きもありイギリスという国の行く末も不透明になっていますが、窮地の時こそ力を合わせて乗り越えていかなければいけないなと考えている次第です。

EUという親友を無くしてイギリスは何処へ向かうのでしょうね?

もし、親友が突然いなくなったらあなたはどうします?ある突然に家に行っても姿も見えず、手がかりもない。警察も相手にしてくれない。しかも、自分の記憶が上手く頭の中でまとまらずに、過去と今の時間軸がごちゃ混ぜになってしまう、そんな状況下であなたはどうやって失踪した友達を捜し出しますか?

これ、最近読んだ本の話。Elizabeth Is Missing By Emma Healey

物語は年をめした女性のお話。高齢の為に物事を忘れやすくなっていて、しかも時に昔の思い出が押し寄せて来て現在と混ざってしまう状態にあるマウドおばあちゃん。ただ、一つだけいつも頭の中にあるのは親友であるエリザベスおばあちゃんが失踪しているという事。

家に行っても見つからないし、家族に聞いても手がかりはなし。面忘れをしない様にとメモを残してそのメモから必死にエリザベスを探そうとするマウドですが、日が経つにつれ物事を忘れる頻度が多くなって、、、、。そんな彼女はエリザベスをみつけられるのか、、、。

話の内容だけだと、おばあちゃんのミステリー解決本みたいな印象を受けますが、そうではないんですよね。ある意味でホラー小説だなって思ったのが正直な感想です。しかも自分にも実際に起こりえるかもしれないホラー。

物語はマウドおばあちゃんがエリザベスを探すお話と、マウドの少女時代の話が交錯して書かれています。何が怖いかって、年をおいて痴呆症のあるマウドに対する人々の対応です。警察に行っても相手にされず、家族からも”またそんな事を言って、、、、。”と話を取り合ってももらえない。そんなもどかしさの中でも生きていかなければならない人間としての苦しさや葛藤が描かれているこの本。

忘れたくって忘れているのではないのに、意図して突拍子もない事を言っている訳ではないのに、それが理解されずに孤独になってしまう、そんな恐怖がこの小説には詰まっています。

自分が年を老いた時にこの状態にいたらどうなるんだろう?背筋を凍り付かせながら読んだ一冊です。

好き嫌いな子ども

そういえばドイツのユリ君の実家を訪ねている時にお母さんが、”ユリは、好き嫌いが多いからねー。と言う事をいっていて。その時は、”そうかな?”何て思っていたのですが、、。

どうやら、本当の様です。

ユリアン、ご飯を本当に綺麗に食べるんですよね。日本人ってお米の一粒も残さずに食べましょうという精神が強いでしょ?僕も出された物はちゃんと残さず食べるを突き通しているのですが、時に小さな野菜片とかが残っている事も。そんな小さなものも含めて、綺麗にお皿から無くしてしまえるのがユリの食べ方。

そんな子がまさか、好き嫌い王だったとは、、、、。

事件は今回、ユリアンが僕の家にいる時に起きました。

せっかくユリアンがいるんだから料理に腕をふるおうとレシピ本を見てメニューを決め買い出しに。

イタリアンでまとめて、牛肉を黒オリーブ、ケーパー、アンチョビのソースで焼いたもの。そして,次の日はほうれん草入りのカーリーパスタを茹でほうれん草とゴルゴンゾーラチーズで和えた物に決定。ユリアンが来る前に買い物も終えて準備万端。

そして夕飯となり、”今日は何が夕飯?”と聞くユリ君に牛肉のメニューを伝えると眉間に皺が。オーリーブは駄目なんだよね。あと、アンチョビとケーパーは好きじゃないかも。

”それなら、パスタがあるよ。”と提案すると、”ゴルゴンゾーラが好きじゃないの、、、。”(あんなにチーズが好きなユリが、まさかゴルゴンゾーラが駄目だとは、、、、。)

じゃ、冷蔵庫の中にある物で何かを作ろうと考えた僕。材料を冷蔵庫から出そうとしたその時に。”あー。あと、あれなんだっけ。一つ嫌いな野菜がある、、、、。うーん。茄子。’

勿論、僕の手元にあるのは茄子、、、、。

話を聞くと、今は野菜を結構取るユリアン。昔は偏食で野菜も数種類しか食べてなかったのだとか。そして,”最近はズッキーニを食べれる様になった。”とのこと。

これを聞き逃す僕ではありません。”じゃ、茄子を好きになるおいしい料理、作ってあげると。”と半ば強制的に茄子を使う事に。途中途中で、”茄子アレルギーなんだ。”と言ってくるユリアンを無視して夕飯が完成。

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左はユリアンが茄子の1品が食べれなあった時のために、牛肉の薄切り肉をオリーブオイル、醤油、ニンニクでマリネしてパクチョイと炒めたもの。そして右側は、大豆で出来たミンチ肉(最近僕の流行なんです)をほうれん草と茄子で混ぜ合わせ、インドカレーペースト、醤油、をいれて味を見てコーンフラワーでトロミをつけた僕の創作レシピ。

ユリアン、おずおずと食べて、、、、。”食べれない事は無い。”との感想。

これから少しずつ彼の好き嫌いの深さを知っていくのかなー?

夢の工場へようこそ!!

ユリアンとの最後の1日を過ごしている今。特に何をする訳でもなく、穏やかな午後の時間を過ごしています。“何もしない日、万歳!!”ってこんな気分なのかも知れませんね。

さて、ユリアンからのもう1つの誕生日プレゼントがあったんです。それが、僕のオリジナルのブログのウェブサイト。コンピューターに強い彼ならではのプレゼントだなって思いました。

なので、これからはこのウェブに直接書くのではなく、僕のサイトからブログを書いてそのリンクを貼って全文を読める様に変えようと。それなので読者のみなさん、お手数ですが僕のブログ更新のごとにそこに貼られているリンクにとんでいただくと有り難いです。(全てが上手くいったらの話なのですがね、、、。僕、あまり器用じゃないので上手く動かないかも、、、、。)

 

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さて、ブログは僕の誕生日に見に行ったミュージカルについて。

今回、観に行ったのは Charlie and the Chocolate Factory。もともとは同タイトルで1964年に出版された本が原作。その後、1971年、2005年に映画になり(ジョニーデップをウィリーウォンカに迎えての映画は2005年版、)2013年にロンドンでミュージカル版が初演。残念ながらロンドンでの公演は今年が最後。ただ、ショー自体が終わってしまうのではなく、来年からはニューヨークで上演されるそうです。

お話はみなさん、知ってますよね。だから、軽く。貧しい家庭に育ったチャーリー。お菓子を食べれるのなんて1年に1回の誕生日だけ。そんな彼の街には素敵なチョコレートを作る工場が。ただ、この工場誰も中に入れず、また従業員らしき人も出てこない、謎に満ちた工場なのです。その工場について分っている事と言えばウィリーウォンカがその工場の持ち主で、そのチョコレートは病み付きになる美味しさという事ぐらい。そんな謎に満ちた工場が、一般公開される日が。ただ、誰でも入れる訳ではなくチョコレートバーの中にあるゴールデンチケットを手に入れる事が出来た選ばれし5人の子どもだけ。チャーリーも運良く、最後の5人目となりその不思議な工場へと足を踏み入れますが、そこは普通の工場とは訳が違った奇想天外な世界が、、、、。

”このミュージカル、どうせ子ども向きでしょ。”なんて思って最初は観る候補に入ってなかったんですよね。けど、予告版の映像を見て感動したのが舞台装置のの美しさ。本当は違うミュージカルを見る予定だったんですが、予定変更。そして、その決断が正解だったなって見終わって実感しました。

まずは舞台装置。もうね、驚きっぱなしです。”アーアの家に住みたいな。”とか、”セットの上に立ってみたいな。”って本当に思う程、子供心も大人心もくすぐる素晴らしさ。舞台の上なのに本当は違う世界を覗き見ているのではないかと錯覚する程の素敵な出来映えに。

子役の無邪気で、真っ直ぐな演技。ミニと付き合っていた時は小さな赤ちゃんがミニによく見えたけど、最近はちょっと控えめで真っ直ぐな子どもを見るとユリアンに思えるんですよね。なんでだろう?このチャーリー役の子が貧しいながらも夢をひたすら追い求める感じが心に響きます。

あと、脇役の人達全てが一癖も二癖もあって素敵ですよ。チャーリーとウォンカのただの引き立て役になっているだけじゃない傍役達の存在感がこの舞台を一層輝かせている様に思います。

見終わって。”貧しくてもその中で、夢を追いかけて行くのって悪くないな。”って思えるそんなミュージカル。現代社会の忙しさやルールに支配されている大人こそが見るミュージカルだなって思いました。

みなさん、機会があったらぜひこのミュージカルを。英語がわからなくても問題ありません。あなたを魔法の世界へといざなってくれますよ。

おへそのゴマ

突然ですが、おへその穴のなかって今どうなっています?

ゴマいりな状態な人が多いんじゃないのかなー?

僕も何時もズーッとゴマ入りだったんですよね。だって子ども時代によく母親や祖母に、”おへそのゴマは取っちゃだね。お腹が痛くなるからね。”って言われていたので。

それから大きくなっておへそは母親とへその緒をで繋がっていたと知り、僕が考えて辿り着いた答えが、”このゴマはへその緒を切った時に残った血のあと。”と言う事に。だから取り除いてしまうとお腹の中に通じる可能性がある。

という子どもながらの発想で、それがそのまま大人になるまで続いていたんですよね。

だけど、海外に出て色々な人のおへそを見る機会があったのですが、”ゴマがない。”しかも穴もぽっかりあいている感じで綺麗な穴なんですよね。

”何故?”と思っていたのですが、、、、。

そこで最近調べてみたら、”おへそのゴマは垢。”という事実を知ってビックリした僕。

しかも掃除の仕方もみつけました。オリーブオイルをおへそに入れて綿棒で綺麗にすると良いとのこと。ただ、この穴は繊細だから優しく掃除をしなさいとの事。

これ、本当に効きますねー。いまはゴマなしのおへそになりました。

 

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