水の中へゆっくりと沈んでいける音楽

またもやマイナス10度のドイツ。日差しは暖かなんですけどね、風が物凄く吹いているようで旗がかなりの勢いでなびいています。今日は走りに行こうかなって思ったのですが、この強風は寒そうなのでやめようと。

昨日は夜中に目が覚めてしまいました。目が覚めたときに何となく寂しさみたいなものを感じて、それと尿意を催していたのでトイレへ。時計を見ると後2分で午前3時。またベッドに戻って眠りにつこうと思ったけど、何となく心がざわざわ。なんだろうと思って考えるとちょっと前まで見ていた夢だってことに気が付いたんですよね。

僕はどこかの施設かなんかにいるようで周りには数人の子供たちがいて、僕自身もどうやら子供の様。多分12,13歳くらいかな?それで僕よりも少し小さな子供たちの話を聞いてあげているんですが、その内容がなんとも悲しいと言えばそれまでですが、心臓を貫くような痛みのある話をするんですよね。積み木を重ねながら最初は淡々と何が起きたかを語るんですが、その子が話をだんだん進めるたびに目には涙を浮かべて、それでも口調は同じで機械的なしゃべりで。それでもどんどんと頬を伝わる涙。そして話し終えると僕を見て、”だって、誰かがこの話を証言しなくちゃいけないんだもんね。”って真正面に見つめられて、僕も一気に泣いてしまうそんな夢だったんです。それから少しだけ泣いたら、疲れたのかまた眠りに落ちました。

子供が好きかと言うとその返答に困ってしまいます。子供と遊ぶし、慕ってくれるので周りは僕が子供が好きだと思っているようですが自分では育てられないなっては思うんですよね。子供の残酷さと、その純粋さに長い間向き合うことが僕にはどうしても無理だから。だから、数時間とかだったらいいんです。自分も子供になった気持ちで、僕の精一杯を使って遊べるから。だけど、長い時間はその子供の純真さからゆえの悩みやしがらみ。子供だからと言う理由で理不尽な境遇にある時を、見かけたり、自分がその根源になるのがどうも苦手で。けど、子供の持つ純真さが一番苦手なんだと思うな。

そんな事を思って起きた朝は、なにかその心境に会う音楽を聴きたなと思って選んだのが、鬼束ちひろ。

月光がとくに有名ですが、他にも沢山の素晴らしい曲があって。最近は、蛍とか陽炎が気に入っているのですが。彼女の音楽って歌詞が本当に素晴らしいんですよね。明るくはないし、どことなく静かに心臓をえぐられていく感覚に囚われてしまうのんです。だけど痛みと言うよりも気づきと言うのかな。湖の底にに少しづつ太陽の光の反射を見ながら沈んでいく感じ問うのがぴったりかな。

あと彼女の音楽は日本語がはっきりと聞こえるところもいいなって。歌詞を読んでいても抽象的なところもあって全体的なイメージとしてとらえるのは難しいものがあるけれどメロディーに乗せてその1つ1つの言葉を脳に入れていくと鮮明な画像になるんですよね。あれは本当に才能だなって思います。それと彼女の声質もあるのかも。そしてその歌詞の中ではいつもは自分が主人公として見えるのが深く共感してしまう所なのかもしれません。

どうです?鬼束ちひろの音楽とともに心の深い場所にゆっくりと沈んでみませんか?

 

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