起こらない未来に

灰色の空の向こうにかすかかなブルーが見える、そんな朝のロンドン。窓から流れ込む空気も少しだけひんやりとしています。

日本に10月に一時帰国するのですが、最近はその日程組を考えていて、この飛行機にしようか、電車にしようか、フェリーにしようかと時刻表などと長い間にらめっこしたり、ホテルのウェブサイトを大量にチェックしたり。そんなことをしているといつの間にか、夜中も遅い時間になってしまって、、、。ちょっと睡眠時間が短くなっています。

僕1人だけの帰国なら、実家の熊本に帰って終わりなんですけどね。今回はユリ君も来るし、彼にとっては初めての日本。だけどそこまで人混みや騒音が嫌いなユリ君にどんな日本を好むのか。考えて考えて考えているところ。

今のところ考えているのは、

関空着、大阪1泊、奄美群島の喜界島で3泊、熊野古道でのハイキング、島根の日本旅館で昔ながらの旅館体験、出雲神社、博多で1泊。残りの日々は阿蘇でという感じにしようかなって。

けど、何か考えすぎっちゃうところがあって。台風が来たら全てがダメになるなとか、昔ながらの日本食をユリ君が食べれなかったらどうしようとか、トイレが和式だったら。などなど。

これって他のことでも言えるんですけれど、まだ起きてもいない未来のことを不安に思ったり、悩んだりすることがあるなって。もしかしたら起きるかもしれない、だけど起きないかもしれない。それはその時にしか、またその周りの状況かによっても変わってくるので今考えていても仕方ない物事たち。それに心とらわれて、悶々とした心情で長い時間過ごしていたりするんですよね。

転ばぬ先の杖でなく、転ばぬ先の全身防護服みたいな。自分を起きるかわからない未来の物事に心配するがあまりに過敏になりすぎている時があるなって。

ちょっと深呼吸でもして、落ち着かなきゃなって思います。だって、せっかくの旅。楽しいほうがいいですもんね。それに、旅のアクシデントはよくあることだし、それが忘れられない思い出になることも多いですもんね。

ちょっと肩の力を抜きます。

 

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