赤いブーツがもたらす未来は

僕の誕生日の週であった先週は月曜日にユリ君とミュージカルを観に行って、その週の土曜日には友達が別のミュージカルに誘ってくれました。

普段、その友達に英語を教えているのですが、”そのお礼も兼ねて。”との事。嬉しいですね。

そして今回はKinky Bootsを観てきましたよ。

もともとは映画から始まって、アメリカでミュージカル化され、イギリスでは2015年の4月が上映。だからまだ、1年ちょっとなんですねイギリスのプロダクションは。

お話はイギリスの地方にある老舗の靴工場が舞台。父親がこの靴工場の持ち主であるチャーリーは子どもの頃から工場の仲間達と共に育ちます。次第に成長したチャーリーは恋人と共にロンドンへ。工場の事をも忘れてのロンドンでの楽しい日々。そんな時に1本の電話が。父が他界した事を知らされます。しかも高級靴で売っているこの会社の製品は実は売り上げが良くないという事もこの時発覚。”では、この工場はどうする?”となり、工場を閉鎖してしまおうと考えていたチャーリーですが、踏み留まって何か言い案を考えます。

ロンドンへ戻ったチャーリー。そんなとき、路上で男性2人に絡まれる女性を助けようとした所、、、、。実は女性と思っていたのはドラッグクイーン、ローラ。彼のショーを観てそこで、ドラッグクイーンが履いている靴が男性の体重を支えるには無理をしている事に気がつきます。

ローラをデザイナーにして新しい靴、kinky bootsを作り上げる事に。そして、目標はミラノでのファッションショー。

ただ、奇抜で思った事をストレートに言うローラと、男性工員との衝突。似た者同士の様で、似ていないチャーリーとローラ。彼らの間にはいつの間にかに溝が。はたして、こんな状態で老舗の靴工場は再生出来るのか?ミラノのショーは成功出来るのか?

そんなストーリーラインです。

この土曜日がロンドンはちょうどLGBT Prideの日でロンドンの中心地を沢山の人がパレードしていたんですよね。それもあって午後7時のこの回はパレード終わりの人も沢山。お客とステージの一体感が半端無かったです。

見終わって、”あー、気持ちよかった!!”って思える1作ですよ。

ドラッグクイーンとしての苦労、孤独感、父親と息子の葛藤、アルファメールでいなくては行けないと思うストレート男性の心情などいろいろと価値観が違う人間が同じ場所に集って、それが故に歪みあい、ぶつかりあう。そのぶつかりの中からも自分と相手との共通項をみつけてはお互いを認めあう歩み寄り。

これって日常生活でも言える事ですよね。”自分とは全く合わない人間だ。”って決めつけて距離を置いてみるけど、もしかしたら何らかの同じものが実はあるのかもしれない。また、自分の価値観を頭ごなしに押し付けるのではなく、まずは相手の思いや考えをオープンな心で聞いてみてそこから、判断する。それでも遅くはないのかもしれませんね。

世界の縮図の様な舞台がそこには広がっていました。

音楽もシンディーローパーが手がけて、時に感動的なバラードあり、アップテンポで踊りたくナンバーもありでいいバランスです。また、ドラッグクイーンのピンヒールを履きながらの踊りがもう、過ごすぎ。あとは笑いのネタがもう、山の様にあってメッセージ性がでしゃばり過ぎてヘンに感傷的になり過ぎずお笑いの緩急が心地よくドライな感じも気に入りました。

どうやら日本でもこのミュージカルある様ですね。もし機会があったらぜひ。歌を口ずさんで、スッキプしながら帰り道を帰る事間違いなしです。

 

One thought on “赤いブーツがもたらす未来は”

  1. Takazimi, Even with fhe mUddled translation, your wisdom aNd positive life philosophy shine forth. Thank you for sharing your commentary on “kinky red booTs.”

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