月食とスキー地獄

寒い、寒い、寒い。本当に寒い!!週末から気温がマイナスから上がらないという寒さ。びっくりですよね。今朝の温度はマイナス4度。

そんな寒いのに昨日なのに、出かけました週末。土曜日は家から25分かかるスーパーへとユリ君と歩いていってきました。本当に抜けるような青空で太陽もわずかな温かみをもって光っていたので、散歩がてら。帰りはかなり重い荷物を二人でもっていかなくちゃいけなかったんですけどね。けど、肺いっぱいに冷たい新鮮な空気を取り込めたのはよかったなって。次の日の日曜日は夕方にランニング。寒いけど、素敵な夕暮れを見ながら走ることが出来ました。こんなに寒い中にいると、冬の醍醐味は寒さの中に身を投じるってことなのかなって。

そうそれと、今日はドイツの明け方に月食が見えたんですよ。5時前から欠けはじめて、最後は薄い赤色を帯びて暗くなりました。

頑張って望遠で撮影したけれど、遠い月はこんなに小さくしか映らないんですよね。

さてスキー合宿で突残誘われた1日スキー旅行。これ男性だけなんですね。それで、初心者クラスの50代の男性も誘ってるから大丈夫だよって言われて参加したんですけどね。

まずこの1日スキー旅行は、このスキー合宿を主宰してるピーターさんが引率してくれるんですね。ちなみにピーターさん、体型は違うけど顔はサンタクロースみたいな優しい顔。年はうーん。60-70の間かな。もしかしたらもっと上なんかも。ピーターも、「大丈夫、大丈夫。」って笑顔で言われて安心しきっていた僕。

ここスキー場の説明をしなくてはいけないのですが、オーストリアではスキーの全てのスロープに色が付けられています。青が初心者、赤が中級者、黒が上級者。なので、自分のレベルに応じてどのコースを滑るか決めるんですよね。それで、僕はほとんど青。赤は誰かについていって頑張れるくらい。黒なんて言うのはもちろん未開の地。

感がいい人はもうわかりましたよね。この男性オンリーの1日スキー旅行、黒いコースを滑らなきゃいけなかったんです。しかも2度。もうね、赤でも急斜面なのに黒は「崖か!!」って思える斜面を行くわけです。この1日旅行に参加したのは10人ほどでみんな上手な人ばっかり。僕は2番手か3番目の位置で滑らせてもらって先頭を行くピーターのコース取りを真似して滑るんですが、速い、速い。綺麗なパラレル走行で年齢を感じさせないほどにスイスイ本当に滑るように下っていくんですよね。

もう一人の初心者のおじちゃんも転倒したり、スキーが取れたりと必死な初心者ふたり組。午前中はなんとかついていけたのですが、午後になってあれ腰が痛い。けど、山の中で宿からははるか遠くの土地にいる僕たち。頑張って下るか、救急隊を頼んで担架で麓に降りるかのしか選択はないわけで。そうなると、担架で運ばれるまでの大事ではないし、頑張って下るしかないんですよね。

そして最後のスロープで来ました。嬉しくないものが。右腿の筋肉がつるっていう事態に。もうね、滑りながら足に疲れが来ているのがわかるんです。「あー。足をつりそうだな。」って感じるんです。そしてスロープの途中でストップした瞬間、痛みが。数分間で少しは楽になったので足を騙し騙しようやく麓まで降りることができました。

終わった後はパブで飲み会。頑張ったねって褒めてもらえて、ビールも美味しかったです。あー。本当に頑張ったな、自分って思います。黒のコースはね、しばらくお預けでいいかな。

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