怒りや、悲しみは5秒経ってから味わってみましょう

皆さん、いかがお過ごしですか?静かで、穏やかな日々が送れていますか。僕の住む北ドイツの小さな町は寒い夏の日々が続いています。

元々、北ドイツは夏でも日本の様に暑くなることはないのですが、それでも時には30度に(年に1,2度ほど)達することもあるのです。ただこの数日間は、グレーの雲が空全体を1日中覆っていて朝の気温は7-9度と一桁台。寒いです。

ただ、朝の散歩には実はこの位の気温の方が空気が美味しなとも感じるのですけれど。物は考えようですよね。同じものでも良い所、悪い所の両方を兼ね備えている。それならば良い所を見ていけば辛い気持ちになりませんものね。

という事は、自分に降りかかってくる災難も、考え方次第だという事ですよね。けれど、災難の時にはそんな気持ちになれませんよね。「なんで自分にこんなことが!!」「一生懸命にしたのに、、、。」なんて気持ちでいっぱいで、「良い所」があるなんて感じれる暇さえない。

しかも面倒なことに怒り、不安、恐怖心って考えれば考えるほどドンドン増幅してしまって、時にその重さに耐えられなくて押しつぶされそうになる時もありますよね。

けれど、世の中には問題もなく楽しそうに生きている人もいる。お金が多くあるわけでも、世の中で地位があるわけでもない。なのに、なぜ?そう思いますよね。

なぜなのだろうと思って脳について調べてみました。そして、面白いことが発見できました。

怒り、恐怖、不安と言ったあまり人間が持ちたくない感情は実は人間の本能を司る部位である大脳辺縁系が管理をしているらしいのです。そしてこれは他の動物にもあり、作りというのは動物も人間も、そして魚もあまり変わりがないと言われています。そして、この感情を起こすのは自分の生命の維持に不可欠だから。だから、これらの感情は電光石火で僕たちは感じるらしいのです。

動物の人間の脳がある部位はほぼ同じと書きましたが人間だけがとても発達を成した部位も脳の中にはあるそうなのです。それが前頭前野と言われる部分。

この部分は集中したり、記憶したり、やる気を起こしたり、コミュニケーションをしたりととても大事な脳の部位だそうです。ただこの部分は脳の中でも一番に発達が遅くて、しかも衰えていくのも早いというのです。

そしてこの部位のもう1つの働きが、「感情のコントロール」なのだそう。

つまりは感情が発生している部分と、それを上手く調整してくれる脳の部分というのが違うというわけ。

前にも書きましたように生き残りに必要な「感情」はすぐに感じるように出来ているのですが、この感情のコントロールが出動をしてくれるのには少し時間がかかってしまうらしいのです。

その時間が5-6秒。

ほら、怒り、不安などの気持ちに襲われるとすぐに罵声をあげたり、ネガティブ感情に飲み込まれたりしてそこから「しなければよかった、、、」ってあとで後悔をしてしまうよなことをしてしまったりすることあるでしょ?あれは、ちゃんと感情をコントロールしてくれる救急隊員である前頭前野の出動を待たずに行動を起こしているからなのです。

だから、ね。次に怒り、恐怖、不安を感じたのであればまずは5秒待ってみましょうよ。その時は深呼吸で待つのをお勧めします。

深呼吸のやり方はとっても簡単。大きく思いっきり空気を吸い込んで、そう、もう無理だなってくらいいなるまで。これを4秒間カウントしながら吸ってみてください。そしてそのいっぱいになった空気を今度は少し長い時間、そうですね6秒かけて吐き出してみる。この時もカウントしながら出せるところまで出してみる。これを、3回していたらどうです?そうすれば30秒。その時にはもう前頭前野が到着をしてくれていますよ。

ただ気を付けて欲しいのがこの深呼吸の間に怒りや不安の原因を考えないこと。確かにそれって難しいことなのですが、呼吸をしていてその出来事や感情を思い出して来たら、それを風船だと思ってください。そして、「飛んでってしまえー」と頭の中の空のかなたに飛ばすイメージををしてまた呼吸に集中してみましょう。これは、上手くいきますよ。

3セットの深呼吸を終えて、さあ、そこから自分がどう立ち振る舞った方が得なのかを前頭前野と一緒になって考えて、それから次の行動に移っても遅くはないのではないですか?

ネガティブな感情も人間が生きていくのには必要なもの。それならば、それとどのように共に生きていくのかを探していく方が、それを一切に退けるよりも楽ですよね。

このことを動画にしております。また動画では、今の僕が美味しいと思うコーヒーの淹れ方、そして窓辺で過ごすゆったりとした時間もお届けしていますのでどうぞ、遊びに来てくださいね。

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