引っ越しをするのか、、、

最近は7時半に東の空がうっすらと黄色を帯びて朝を迎えるここドイツの北西部。その後だんだんと様々な色が空のキャンパスに散りばめられていく様は、ため息ものです。昨日の快晴の天気は夜も続いたようで朝は気温がかなり下がって氷点下以下、しかも風が冷たいので予報では体感温度はマイナス7度だそう。もちろん、アメリカの東海岸の襲っている寒波に比べれば何ともないのでしょうが、この地域はあまりマイナスにはなることはないので家の中で温かくして過ごしています。

さてさて、引っ越しの話。

覚えている人はいるでしょうか?僕がドイツに引っ越してきた昨年の夏、10箱の段ボールに全てを入れてきたのですがまだ開封していないという話を。これはユリ君がもっと職場に近いアパートに引っ越したいからと言う話をしていたので、”また引越しをするなら。”と開けずにいたんですよね。もちろん今もそのまま。

これはあくまでユリ君曰くなんですが、”ドイツの田舎の町は外国人に厳しい。と言っていて、もちろん普段生活する分には差別されているような事もないんですけど、家を借りるとなるとどうやら違うようで。ユリ君が引っ越したいのは今住んでいるところよりももっと田舎になって、今住んでいるところが人口5万人で次に行きたいところが人口がその半分の2万5千人。平成の大合併で阿蘇市になった僕の地元と変わらない大きさなんです、偶然に。

去年の夏から色々なアパートの情報を入れてはいるのですが、何かとこだわりの強いユリ君の目にかなう物件はなかなかなく、その中でも数件ほど気に入ったのがあって不動産屋に連絡をしたのですが、、、。見学に行くだけでも、”誰が住む予定で、どれくらいの収入があるのか。”を提示しなければならず、それを出すも何の返事もなし。けど物件はまだネットに残っている。ユリ君は家賃を滞ることもないし、稼ぎも問題なくある。それなのに見学にも行けないし、連絡もない、、、。これは、Takが問題なんだ!外国人だからだ!!とユリ君が結論に至ったわけです。

僕も最初は大げさな、、、って思ったけど確かに2回も続くとね。”僕に問題が、、、。”と思っているわけで。最近は、”引っ越しはかなり先の話だな。”とこのような状況を見て思っていたのですが。

もしかしたら急展開が、、、。

ユリ君にまず、不動産のサイトからおすすめの物件が送られてきてそこからユリ君が気に入ったものがあったら僕に見せてくれると言うシステムなんですが。木曜日にユリ君が、”いいアパートがあるよ。”と見せてきて、確かに広々としてるし、庭はあるしで穏やかな生活が送れそうなところ。1階で庭の向こう側にはどこまでも続く牧草地。”ただね。駅から遠いかも。”と言うので詳しく聞いてみると8.5km。遠い。スーパーは2km先にはあるとの事。なるほど、地図も見て納得。あんなにどこまでも牧草地だったのはその探していた人口2万5千人の街の隣の町のその隣の集落。

学校が始まると、電車通い。往復で17km。自転車で駅まで行こうかな、、、。けど、遠い。と考えながらも、”ま、また見学にでも誘ってもらえないかもしれないし。”と思っていいね、だけど遠いね。と話して終わっていたんです。

ユリ君そのあと連絡を取っていたらしく、先ほどメッセージが来て、”見学できることになったよ!!”との喜びの言葉が。

それから僕はアパートの写真を再度見直して、行くべき通学路を確認したりと自分の中でどのような決断を出そうか考えているところです。

けど住むところって大事ですよね。確かに通学するのは大変だけれども1学期は5週間で、ここに引っ越せるのは4月から。そうなると日もながいし、自転車をこいで運動不足解消がてらに毎日17kmっていうのもありかもなって思っているところです。けどまずは、見学に行って僕がどれだけそこの場所を気に入るかが第一ですけれど。

2018年はかなりの変化にとんだ一年になりそうです。

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