今日も霧。朝起きたときにはあまりなかったのですが、気が付いたら真っ白な世界。今年のクリスマスは雪は望めそうにないけど、霧のホワイトクリスマスにはなるかもしれませんね。
そういえば、今日は冬至なんですよね。日本だったら南瓜だったり、柚子をお風呂に入れたりと行事がありますがヨーロッパはクリスマスの前と言う事もあってか、何もないように思います。けど、冬至が今日と言う事は明日からはまた昼の時間が夏至まではどんどんと長くなっていくという事ですよね。その考えがもう、薄暗く寒いドイツ北西部では希望の光の様に感じられます。
クリスマスのショッピングは、ほとんどしなくてよかったので。イギリスの家族はみんなにプレゼントを買うというパターンで、ミニのお父さん、義理のお母さん、義理の妹、本当の妹、その妹の子供3人、本当の妹のご主人とかなりの数のプレゼントとお金が。
ユリ君の家は兄弟だけで6人!!って思ってかなり構えていたのですが、兄弟が多いからなのか、これがドイツ流なのかは分かりませんが兄弟でプレゼント交換はないとの事。お父さん、お母さんに兄弟からひとつずつプレゼントをあげるシステム。その中に僕や、ユリ君の兄弟のパートナーは頭数として入れられていないので基本的に僕はユリ君にプレゼントをあげるのみ。ただ、いつもお世話になっているユリ君のお父さんとお母さんに気持ちで、日本の一輪挿しの素敵な陶器があったので、それをあげることにしています。
ユリ君との付き合い始めた日が12月25日なので、何かとそのプレゼントも探さなきゃいけないのは難しいのですが、どうにか見つかりました。ラッピングも終えて、あとはカードを書くのみ。喜んでくれたらいいんだけど、どうだろう。
プレゼントって人によっては選ぶのが難しくないですか?ユリ君はいつも、”お母さんのプレゼントは本当に見つけるのが難しい。”って言っていて、確かにそうかもとは思うんですけど。ユリ君のお母さんは好き嫌いがはっきりとしていて嫌いなものは嫌いとはっきりと言うタイプなので。これまでも返品になったプレゼントが多数あるそうで、そんな今年のプレゼントは料理好きのお母さんに日本の包丁をユリ君が兄弟に相談して日本を旅した時に買ってきました。どうなるかは、クリスマスの後にお伝えします。
ユリ君へのプレゼントも難しいんですよね。洋服には無頓着、音楽や映画はネットで購入するし、好きなハイキングとかのグッズはすべてそろっている、、、。今回も頭を悩ませましたが、そのものから喚起される幸せをイメージとして買いました。物と言うよりはコンセプト重視。気に入ってもらえると嬉しいのですが。
ミニにはこの前に帰った時にクリスマスプレゼントを渡してきました。ドイツと言えばクリスマスマーケット。木でできたクリスマスツリーでも送ろうと思ったら、ものすごく高価なんですね。高さ7cmぐらいしかないのに日本円で4500円ほど。けど、こんな小さいとね。
うろうろと探して、一目で気に入ったものがありました。かわいい!値段は、、、、。これくらいの大きさで、この値段なら許せるかもというお値段。それがこれ。
このパイプをくわえた木のサンタクロース。表情もいいし、子供じみてないしでこれに決定。近くにショップの人がいて、”これなんだか知っていますか?”って聞かれて置物ではないんですかと聞くと、”それだけではないんです。”との答えが。
実はサンタさんの上半身が開いて中には小さなお香を焚けるスペースが。そして、このポッカリ空いた口からお香の煙が出てきて、まるでサンタがたばこを吸っているかのように見えるという優れもの。その遊び心がいいですよね。
ミニの家で渡した後に試しにお香を付けてみたら、かわいく煙をはき出していました。
皆さんはクリスマスの買い物終わりましたか?