イギリスの厄年

今日は夏日のイギリス。外は夏服の人で溢れかえっていました。明日は数度下がるそうですが、週末にはロンドンは今年初めての30度越えと猛暑になる予定で、夏真っ盛りです。

そんな明るい日差しとは裏腹に、今朝は恐怖の陰で始まりました。起き上がって朝ごはんを食べながらBBCのニュースをつけるとそこには燃え上がった高層のビルが。ロンドンの西部、大きなショッピングモールがある近くの公共住宅である高層ビルでの火災が発生。話では4階部分で夜中の1時頃に発火、その後ものすごいスピードで20階越えのビルを一気に炎と煙が多い今も死者数も、行方不明者も何人なのかわからないということ。この高層ビルは120戸400−500人が住んでいるという話もあり、今の死者12人ではすみそうにありません。

今もBBCのニュースを聞きながらこれを書いているのですが、消防士の人が驚いているのが全ての階が中から全て燃えているということだそう。これって普通は起こらなのだそうです。確かに逃げてきた人の話では、逃げようとして家の玄関を開けたら共用の老化は煙で一杯で前が見えないほどだったということ。

イギリスはこの数ヶ月、マンチェスターでの爆発テロ、ロンドン橋での殺傷テロ、そして今回のビル火災と惨事ばかり。人間に厄年があるように国や地域にも厄年のようなものがあるのでしょうかね。

僕の地元である阿蘇もここ数年間厄年のようです。皆さんも記憶に新しい去年の阿蘇の地震。その前は阿蘇山の爆発に降灰、そしてその数年前には阿蘇谷で至る所で地滑りが起き、洪水に。今年は阿蘇に何も不幸が起こらないといいなと願ってやみません。

テレビをつけても、ラジオを聞いても、新聞を読んでも心が重くなってしまうニュースばかりのイギリス。何か明るくなれるニュースが聞ける日がすぐに来るといいのですが。

 

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