軽くふうわり手作りニョッキ

寒さに加えてどんより雲のドイツの朝。なんとなく外に出るのが億劫になってしまいそうなんですが、あとで走りに行ってきたいと思います。休暇の時は何となくダラダラと時間を過ごしてしまいがちなので週2-3のペースで走って体力維持を心掛けているところです。

8月も半ばになって日本はお盆の帰省の頃なのかな?ヨーロッパにはこの季節に実家に帰るというよりは、太陽を探しに休暇に出かけるということが多いので、ついついお盆を忘れがちになってしますんですよね。

休暇の話といえばこの前面白いなと思ったことが。ユリ君の両親と昼ご飯を食べていた時にホリデーの話になって、10月に日本に行くと言ったら。”またなんで10月なんかに、、、。”という返答が。なぜこんな反応なのかなって考えてみるとドイツは10月なんて片足を冬に突っ込んだようなもの。そんな時にわざわざ観光しなくても、もっと早めの8月とかに行けばいいのに。ということだったんだと思います。なので、日本は8月は35度以上の日が続いて、息もできないくらいに湿度も高いんだよ。それに比べると日本の10月は天候も落ち着いていて、温度もドイツの夏ぐらいの20度だから行楽日和なんだよ。と伝えると納得できたよう。

遠く離れたアジアの国の季節の移ろいなんて分からないですよね。僕もヨーロッパに来るまでは夏がこんなにも気温が上がらないものかと知りませんでした。だから知ってるつもりって怖いなって思ったりもします。そこに初めて訪れてわかること、また住んでみて初めて分かることも多いから。なので、ユリ君家族との会話は色々な発見をももたらしてくれるのです。

そんなドイツの日々の中で食事は大切ですよね。

ユリ君は月曜から金曜日まで仕事をしているのでこの5日間は僕が夕飯の担当で、週末はユリ君が夕飯の担当の分業制。本当ならばドイツ料理を作ってあげようと思うのですが、僕のドイツ語ではレシピを読めないのでまだ英語のレシピで夕飯を作っています。日本食もと思うのですがドイツの田舎でそこまで食材がそろわないので、、、。日本食は日本に観光で訪れたときに存分に楽しんでもらおうかと。

 

これなんだかわかりますか?手作りのジャガイモで作ったニョッキなんです。ニョッキはイタリア料理で芋でできた団子みたいなものかな。日本にいたときにも1回作ったことがあったのですが、その時はどっしりしたものが出来たんですよね。ただ、レシピの本を読むには上手く作れればふわっとした触感の軽い出来になるとの事。

ジャガイモを皮付きのまま茹でて、火が通ったら皮をむきます。そしてここで潰さずにできることならポテトマッシャーを使って潰すのが空気が入りやすくなっていいのだとか。残念ながら僕はこの器具を持っていないのでパスタなどの面を水切りをする穴の開いたボールの穴を使ってマッシュしました。そこに卵を加えてドロドロになったら小麦粉を入れてなんとなく生地のように1つにまとまって来たなと思ったらそこで終了。細長く伸ばして親指サイズに切っていきます。

ニョッキの調理の仕方は簡単。沸騰しているお湯に入れていき、ニョッキが浮かび上がったら中まで火が通ったという証。

今回はそのニョッキに野菜たっぷりのトマトソースと絡めて、その上にモッザレラチーズを載せてオーブンで焼いたものにしました。

そして食べてみてびっくり。本当にふうわりと軽いニョッキが出来上がっていたんです。これ、冷凍でも保存できるのでいいですよ。このレシピはまた使えそうです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *