笑われるかもしれないけれど

最近の天候が晩秋みたいなんです。

って言ってしまうと日本に住んでいる人たちからすると笑ってしまいそうな文章ですよね。8月といえば日本では夏の真っ盛り。残暑厳しいと始まる残暑見舞いも始まらない盛夏の頃。

ただ、ドイツは8月というのに秋の訪れというか冬の始まりを予感させるような日々が最近続いています。今は朝の9時前なのですが僕は長そでのパーカーを着てこの文章を書いていて、机の上には熱々の紅茶が。”この温かさがいいんだよね。”って思えるほど。

今僕がいるドイツの街はロンドンよりも北にあって緯度でいうとサハリンの北部。だから寒いのもわかるんですが。今の気温は15度です。日本は東京で37度なので同じ北半球でもこんなにも違うんですよね。世界って広いなって思わせてくれる瞬間です。

とはいっても僕が到着したときは気温が27度ぐらいあって夏らしい気候だったんですよ。この数日か突然秋めいて来て、僕はびっくりですがユリ君としては、”今寒いということは9月ぐらいにもう1回ぐらい暑い夏の気候が戻ってくるよ。”との返事が。そう信じてみようかな。

見てください。こんな風に夏めいたことだってしてるんですから。

西瓜。夏だなって思わせる風物詩ですよね。ユリ君どうやら西瓜が好きなようで少し寒くなった今でも冷蔵行の中に半分入ってます。甘みもほど良くて水分を多く含んでいておいしいですよね。この写真は朝ごはんの一部として出したのですが、ユリ君にとっては西瓜が朝ごはんに出てくるのは嫌なようでした。僕の家はかなり暑い朝は西瓜が朝ごはんに出ていたと思うんだけどな、、、。ボーイフレンドが異国の人だとこのように国の習慣の違いや考え方の違いで時に難しかったり、またそこが面白かったりするんですよね。大事なのはお互いに半々で譲り合うことなのですが。

この写真。朝日を受けて西瓜の果実と白い皮の部分がキラキラと輝いていて思わず写真を撮ったのですが。なんとなく自分の少年時代を思い出させてくれる気がして。西瓜って僕の中で小学生のイメージが強いんですよね。夏休みのどこまでも続くような休みの日と学校のプールで泳いだ後のけだるさと、炎天下の中で遊んで汗かいて、家に帰って食べた西瓜の冷たさと甘さ。

西瓜って高いものでもないのだけれど、なんとなく特別感があったなって思います。

西瓜にまつわる僕の思い出と。西瓜にまつわるユリ君の思い出。彼はいったいどんなイメージを西瓜にもっているんだろう?こんど聞いてみなくちゃな。

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