自分の居場所を探すこと

ロンドン寒さが厳しくて毎日、暖かなジャケットに身を包んで外出しています。”なんでこんなに寒いんだろう、、、。”って思うんですけど、世界のもっと寒いところに比べればどうって事ないんですけどね。

友達の住むミネソタは体感温度がマイナス29度だったり、同僚のリトアニア人曰く来週はリトアニアはマイナス20度台なので、やっとマイナスに入ったぐらいのロンドンの寒さで嘆いていちゃダメですよね。

さて、今回のドイツで過ごす時間がかなり長くて、10日間。そのほとんどをユリ君のアパートで過ごし、彼が仕事の時間があったので自分一人で過ごす時間が多かった今回の滞在。

ユリ君のアパートの勝手もわかってくるし、ほんの少しずつですが第2の我が家的な感じが出てきました。それでもアパートの空気感や、家具の配置やテイストなどは99.5パーセントはユリ君のもの。その中で一人でいる時に、”お客様気分”でいる自分が妙に浮いていたりして。

皆さんもそうでしょうが自分の場所ってありませんか?

これは多分、家だけでなくても電車のあの席がいいとか、職場のあの角部屋が落ち着くだとか。その空間が欲しいなって思って。

そして見つけたのがここ。

 

これ、ユリ君の台所。その右端に置かれた朝食用のテーブル。ここに座って窓から眺めを見ながら読書をしたり、勉強をしたりする。この空間が自分の居場所だなって気がついて、それからはここで暇な時間は過ごすようにしています。

この大き目の窓から見える景色が本当に僕にとっては面白くて、見ていて飽きないんですよね。

右奥からの道路はカーブしながら橋を渡ってくるし、運河沿いの歩行者専用の道と少し段上の道路を歩く人を眺めるのも楽しくて。人それぞれの違ったドラマが僕の眼の前をほんの数十秒の間流れていく、そんな感じ。また、この場所は午後になると冬の太陽が雲の間から時おり顔を出すのが見れるのも好きな理由の一つですね。

今回のドイツ滞在で得られた最高の収穫の一つはユリ君のアパートの中に、自分の居場所を探せたことだなって思います。

皆さんはどうですか?自分の居場所がちゃんとありますか?

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