大事な人がいる週末

朝から忙しくしていて、午後にゆっくりとした時間が取れた土曜日。ものすごく穏やかな空が広がっていたので、”これは走りに行かなきゃ!”って思って、走ってきました。夕方3時半過ぎの公園は春めいているというか、秋の雰囲気があって家族連れや犬を散歩する人々で溢れていました。その中を縫うようにジグザグとかわしながら走るのも、また楽しいものですね。

先週のこの時間はユリ君がいたんです。バレンタインデーの日は平日で過ごせないので、その前の週末に来てくれました。その週の初めに祖父が亡くなって、その話を聞いたその夜は寝つきが悪くて、、、。その次の日のユリ君のイギリス到着は僕にとっては物凄く穏やかな安らぎをくれて、ゆっくりと休めました。

そんな週末はお互いの手料理を日ごとに作り合いました。手料理って、自分で何をどれだけ使うかわかるし、自分のために作ってもらった料理って味も格別ですよね。

まずはユリ君の作品。ツナステーキに、マンゴー、赤とうがらしとパプリカの付け合わせ。

僕が作ったものは、豚肉とポークを煮たものにコーンとお米を合わせたもの。りんごの甘さが豚肉との味に素敵に絡まって癖になる味でした。ちなみに背景にある白いバラはユリ君からのバレンタインデーの贈り物です。去年は赤のバラで、今年は白。去年は切り花だったけど、今年は鉢植えなので上手に育てられたらなって思います。

 

もう一品は野菜をたくさん(ズッキーニ、ポテト、ブロードビーン、ブロッコリー)と鳥の胸肉を煮込んで、ハーブのタラゴンを添えたもの。

 

僕からのバレンタインデーのプレゼントは、”自宅で体験、映画館”。まずは映画に必要なものを用意。ポップコーン、チョコレートのドリンク。(ユリ君はお酒を飲まないのでチョコレートティーというものを買いました。これが、あまりに不味くてびっくりしたんですけどね。)

テレビの前にマットレスを敷いてクッションを置いて映画館にあるようなラブシートにして映画鑑賞。今回はNormal Heartというエイズ感染が明るみに出てきた80年代初めを舞台にしたHBO制作の映画でした。心に響く一作で、ゲイの人はもちろんのこと、すべての人がこの映画を見て、初期エイズ患者の人々がどれだけの苦労をしたのか、またその状況を改善しようとLGBTの人々が戦ったのかを知ってもらえればと思っています。

ちなみに僕の自宅映画館の感じはこんな感じ。

ユリ君からは、”首のあたりの支えがなかったので。首が痛んだ。”との苦情が。改善の余地がありそうです。

映画の予告版はこちら。

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