スタンド バイ ミーの世界の様に

先週末に友達5人とハイキングへと出かける事に。

歩くのは僕は好きだし、今年中にユリアンと1日20kmを歩くハイキングへと行く事を計画しているのでその、前哨戦と思ってのこの計画。

ちゃんとリュックサックに大きめの水、カメラ、雨が降った時のためのジャケットを入れて準備完了。日差しが強かったのでサングラスも用意。本当はハイキングのブーツを買ったのですが、いまだドイツにあるので今回はいつもランニングで履いている靴で。

今回のハイキングコースは僕の街から電車に揺られて15分程の所。友達が提案したこの地区なのですが、友達に電話して見ると特に何処に行くかは決めていないという返答だったので、ネットで調べて地図とハイキングコースの目印が書かれた文章をプリントアウト。僕、こうやって事前に調べておくのが好きなんですよね。

この目印がなかなかのもので。まるで秘密の地図を解き明かす様な感じなんです。たとえばこんな感じ。”駅を出て右に。坂を降りてまた上る。スーパーがありそこの横のステップを上がる。そして橋を越える。芝生を横断して木の並木道を右に曲がる。学校を右手にみてその道を降りる。道はなだらかに右に曲がる、そこにある通り道を進む。”こんな感じで書いてあるんです。

地図はあるけれどステップが一体どんなものなのか、道がどんなものなのかは不明。それはそこに行って自分で頑張って探しなさい。そんな感じのものなんです。

最後の文章である”通り道”これがみつけてみたら草がかなり生い茂る、舗装も無い道だったんですよね。これは見逃しちゃうよねってな道で。途中で大きなカエルがいたり、清らかな流れの小川に遭遇したりと自然が一杯。

けど、時には人の家の裏側と高速の間というもの凄く不思議な道をも行かなくちゃいけないんです。この道フェンスで両側を遮られ道幅は人が2人も列んで通れない程の道。歩いていて刑務所に送られる囚人の気持ちになる、そんな道でした。

歩いて2時間半、雲行きも怪しくなってきたので今回はここで終了。まだまだ探検は当初の4分の1程。近々、再チャレンジです。

けど,緑の中に自分の身を置く事って大事ですね。小鳥の声が聞こえたり、鬱蒼と生い茂る緑の中を歩いたり、時おり吹く風に汗を乾かしてもらって、遠くで降る雨の景色を眺める。いつもの生活だと、どうしても自分自身にだけ目がいってしまって周りが見えなくなる。そんな時こそ、大きな目を得る為にハイキングに行くべきだな。そう思えた1日でした。

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