人生無駄があった方がね。

ロンドン橋でのテロが週末に起こり、その後の仕事はじめ。先週の暖かさはどこに行ったのかというほどの肌寒い始まりとなりました。道行く人々もどことなく他人の行動にをどこか訝しげに見ているような感じがしました。ちょっとした音に人が異様に驚いたり、と人々の精神もどこか研ぎ澄まされてすぎて過敏になっているようです。

そんなイギリス国民の心情のように空模様もどんよりと、そしてどこか嵐めいたような雰囲気が。どんよりと暗い雨雲と時折吹く強い風。今夜は一雨くるかもしれませんね。その雨の間かで静かに眠ろうかなって思いながらこのブログを書いています。

最近、母に勧めた本があって。それが、ハリーポッター。”え、なんで?”って思われすなんですが、、、。これって、児童書の枠を超えて大人も楽しめるんですよ。

例えば大人になるともっとわかる子どもの本ってあったりしますよね。”星の王子様”がその典型でしょうか。サンティグジュペリの人生哲学が散りばめられたお話。子どもの頃は、”ふーん。”って思って読んだものが、大人になって読むとその奥の深さに驚かされ、共感するそんな大人のための子どもの本。

ハリーポッターはこれには当てはまらないんです。

ハリーポッターの凄いところはその吸引力にあると思うんですよね。読み始めるとあっという間にハリーの世界に連れ込まれてハリーの世界が目の前に現れて、自分がそこに存在しているかのように感じるあの力。これはすごいなって、読み始めた時に思いました。

じゃ、なぜそれを大人が読むのか。

大人になると日常生活に自分自身がどっぷり浸かって、”あー、これもしなきゃいけない。あれもしなきゃいけない。”って生活に追われることってないですか?数字の計算だったり、効率力だったり、人間関係の駆け引きだったりを頭の中で考えるだけど、想像とか空想をする空間を脳から締め出していることって多いと思うんですよね。そして、その中で自分の世界を確立して”時間内に終わらない。どうしよう。”とか、”人生が思ったように動かない。”とか考えてしまって現実の海の中にどっぷりとそしていつの間にかに沈んでいく。

ここから引き上げてくれるのがハリーポッターだなって思うんです。まずはその吸引力。あっと今に魔法学校に自分が飛ばされて、そこで起きる出来事。素敵なこともあれば、恐ろしいこともあるハリーの世界。この恐ろしさを持っているところが、大人をも惹きつけるハリーポッターの魅力でもあると思うんです。子供のお話だと出てこないようなダークな部分が出てくるところ。”これは物語だからいいよね。”って思わせない力強さがものすごく素敵なんです。

皆さんも空想や想像、最近してますか?ちょっと精神的に疲れたな、と思っているのならこのハリーポッターがいいですよ。自分の想像力を増してくれるし、子供の頃に感じたワクワク感を取り戻すこともできるので。

実用書以外の本は時間の無駄だっていう人もいますが、無駄がある人生こそが面白う、またその無駄から得るものも多い気がするのは僕だけでしょうか?

やはり、雨が降ってきました。雨足の強さが屋根を叩く音でわかり、遠くの方では雷のような音も聞こえています。イギリスはこの雨の中で鎮静しているようです。

僕もぐっすりとこの雨に包まれて眠れそうです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *