ウォッカを飲まずに、さてどうする

月曜日ですね。先週の終わりからドイツ北西部には夏が戻ってきました。今日は最高気温が22度まであがり、空は綺麗な青。心躍る天候です。明日から数日も天気はいいのですが気温は20度を下回りそう。

そんないいお天気の日は走るに限る。ただ、日本の夏を2006年を最後に味わっていないので日中の22度の中を走る気にはなれず。最近は早朝に走るようにしています。今日は7時半に家を出て海辺をふくむ10kmのコースを走ってきました。前回の時とほぼ同じ時間だったので、通り過ぎる人たちもほぼ一緒。勝手に仲間意識を持つのは僕だけでしょうか。

シャワーの後にドイツ語の勉強をして午前11時に一休み。そのテラスで日記を書き、本を読んでいると誰かが呼ぶ声が。どうやら僕に声をかけているよう。振り向くと一気にドイツ語の嵐。もちろん何が何なのかわかないので、聞き返すと外にある何かに入りたいとのこと。その何かがわからず、、、、頭の中で推測する僕。この人たちは道具を持っているから何かのメカニックの人たち、そして外にある建物、、、、、!!!そっか、24時間換気システムの小屋がアパートの個別の納屋の奥にある!それだ!!

”ここに入りたいの?”とその建物を指すと、イエスの回答。ただ僕はこの鍵は持ってないよと伝えて、おしまい。

その後彼はどこかに電話をしてその5分後に戻ってきて、手招きを。どうやら入りたかったのはその換気システムではなくて、僕たちのアパートの納屋?もの置き場。それでよく聞けば、電気の配線を変えに来たとのこと。

これには聞き覚えが。ユリ君がどうやら僕たちにあてがわれた物置の電気ケーブルが間違って隣の家の電気メーターとつながっているから、電気自動車を充電できないな、って話していたんですよね。これは大家さんを呼んで直してもらわなきゃって。

その人は何やら配線を変えて終了。めでたし。だけど、全くをもってネイティブのドイツ語は聞き取れる気がしない、、、、。いいお灸になりました。もっと頑張って勉強しなくちゃなー。

けど、何の連絡もなかったので留守だったときはどうしたのかな?もしかしてユリ君に連絡が言っていて、僕に言い忘れたのか?どちらにしろいい経験でした。

ユリ君はかなりのグリーンな人間。車もハイブリッドだし、歩いて7分ぐらいのスーパーで1週間の買い出しをするときも歩き。環境にやさしくが彼の根っこにあるらしく、感心してしまうほど。それと気にするのがオーガニック。有機栽培の野菜とか卵も。僕はそんなにも気にしないのですが、値段があまりにかわらないときは僕も有機野菜に手を伸ばしますが、ユリ君は庭の鉢植えの土までオーガニックにするという、、、。そこまで?と僕は思ってしまうのですが。

そのユリ君の影響なのか、僕も自然に優しいもので生活するのも悪くないかもなと思うように。それで何が変えれるかなと考えて、、、。掃除の洗剤!!だと気が付きました。特にお風呂場の洗剤ってにおいがきつくないですか?呼吸が難しそうになるあの匂いが前から嫌だなって思っていたんですよね。それでそれに代わるものはないかとネットで調べていると、見つけたんです。万能お掃除クリーナーの作り方。

用意するのはこれ。

有機栽培のオレンジ。実ではなくて必要なのはこの皮。これをちぎります。

そして密封できる瓶に入れ込みます。瓶の横の青いステッカーのボトルわかります?ウォッカなんです。このアルコールで皮を漬け込みます。

イギリスではウォッカがそんなに安くはないのですが、ドイツは有難いことにこの750mlが700円ほどなので気軽にこのクリーナーが作れるというわけ。

あとは直射日光の当たらない暗いところで2週間寝かせます。

そして2週間後に濾過して、スプレーボトルに入れれば出来上がり。お好みでアロマオイルを入れてもいいのだとか。なくてもオレンジの香りがちゃんとします。これ、殺菌効果もあるそうなので除菌スプレーとしても使えるそうです。ただ、ガラスや窓磨きにはあんまり向いていないみたい。

皆さんも試してみてはいかがでしょうか?

Leave a Reply

Your email address will not be published.