王様の湖 本格始動 ケーニヒス湖 1

昨日はユリ君の冬用のタイヤを装着したいとのことで昔住んでいた町まで出かけてきました。仕事終わりのユリ君に拾ってもらって、久しぶりの町。ここは僕がドイツ語を習っていた町でもあるんですね。夕飯もこの街でと言うことになって、家族経営のファースト店へ。

そんなに大きなお店でないのもあるのだけれど午後7時前だというのに沢山のお客さんが。ここで食べるスペースは10席くらいしかないので、殆どのお客さんがテイクアウェー。システム的にはオーナーのおじさんがカウンターで忙しく詰め込んだり、フライドポテトをつめたり、注文をキッチンに叫んだりしていて、その人と目をあって、”何にする?’って言われたら注文します、ただ変な間を作ったり、何かが起きておじさんの意識が逸れてしまうと中途半端なことに。今回はユリ君が注文途中で他のお客さんの料理が出てきて、すべてを注文する前にそっちに行ってしまったおじさん。多分おじさんの中ではユリ君注文済みになってしまって、次のお客さんの注文へと。そこはちゃんと訂正して、どうにかすべて注文を終えました。

けど、注文したからって安心できません。自分が注文をしていたものを、ちゃんと聞いておかないいけないんですね。「チキンバーガー!持ち帰り!!」とか、「カレーソース付きウィンナー!!」とかね。問題なのは前のお客さんが頼んでいる場合もあるし、いったいどれか誰なのかわからない感があるんですが、ここで買い物をする人はちゃんとわかっているようで混乱もない感じ。僕たちはそこで食べるのでお皿に乗せられてくるので目星をつけやすいんですけどね。

勿論こんな上級者のオーダーは僕には無理なのでユリ君任せ。それにしても個々のプライドポテトの美味しさ。外はカリカリ、中はしっとりで今まで食べた中で断トツの1番。しかも毎回、同じ高クオリティー。本当に素敵なファーストフード屋さんです。

その帰り道はお腹が破裂しそうなくらいに食べたので運動を兼ねて公園を通っての長めの帰り道。40分くらいかな?午後7時過ぎだったのですが、最近はこの時間真っ暗。やっぱり、秋ですね。そうですよね、だって10月ももう終わりなんですもんね。温度も下がっているし。

そうそう、季節の変わり目と言えば、ドイツ南西部の旅でもそれを感じました。昨日はハイキングでなくてザルツブルクを訪問した話をしましたよね。今日はね、、、もうわかったかな、、、。そう、ハイキングの話です。ね、いったいどれくらいのハイキングをしたんだって話ですよね。うーん。21日のうち17日間。ね、体育会系の合宿並みです。

今回のハイキングコースはなんでも山の頂上をつたわりながら進むというもの。ユリ君曰くこの辺りは木も多いし、頂上でも平らな感じの道だと思うとの事。それで朝9時からスタート。

登り始めると霧の深いこと。そしてかなりの急斜面。けどね、高所恐怖症の僕には霧って有難いんですよね、高さを感じないから。どんどんと進んでいくと僕たちの姿は霧の中へ。そしてキルを出ると、、、、。

晴れ間のところも見えるほど。ただ、これからも上には雲が沢山。少し前までは夏のような天気だったのですが、このドイツ南西部に来た最初の夜にかなりの大雨が降ったんですよね。本当に道が流れのはやい川のようになるほどの雨。そして、雷、雷、雷。

それがね、どうやらあの日から季節が動いたようで。僕たちがあの雨を受けていた間に2300mの標高の山頂付近は、、、、。

雪。ちなみにこの写真にある家はオーストリア。ここはドイツとオーストリアの国境なんですね。これから先に足を少し進めてみたのですが至る所に雪が。歩き道にも。そうすると滑る可能性もあるので、ユリ君が引き返そうかと。

まさかこんな言葉が出るとはね。「うん!」と即答して帰ります。本当は7時間ほどのハイキングになる予定だったのですが、今日は4時間。そして、早めにホテルに帰り着いたので暑いシャワーを浴びて、お昼寝。久しぶりのお昼寝は気持ちがいい。

今回のホテルは夕飯も出るので、自炊する必要もないし、レストランを探しに行かなくてもいい。これは、ハイキングの後には本当にありがたい。ドイツには結構多いんですよ、夕飯込みのホテル。

 

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