オーストリア 全裸でサウナ体験 6日目

ドイツは先週末に10月では観測史上初めての26度に達したというニュースが。もちろん、北海からの風が吹く僕たちの町はそこまでは上がりませんでしたが、穏やかな太陽の光が気持ちよくて昼食、夕食ともに庭のテラスで食べました。これも今年が最後かなと思いながら。何となく興味がわいて日本の10月の最高気温はって調べてみたら、意外と新潟でしかも今年に36度に達したそうで。ドイツの暑さは日本に比べてなんと穏やかなことか。

もう一つ面白いなと思ったことが。実は日曜日、ドイツの南のバイエルン地域が選挙だったんですよね。ドイツってアメリカと似ていてその地域の力が強いんです。日本だと中央集権でしょ?たぶんそうですよね、、、。福祉についてとか、教育にとかって政府や国会があってそこから各地方で同じことをする。ドイツはね地方分権、地方自治なんですね。例えば、小、中学校の夏休みはその地方の機関がいつにするか決めるし、その地域によって祝日の数も違ったり。面白いですよね。

特に南のバイエル地方は地域愛も強く、車の生産工場などもあってお金持ちの地方でもあるんです。少し保守的な感じもある地域ですが、、、、。驚いたのが投票率。70%を超える投票率だったんですよね。すごい。日本って50とか60%でよくその低さが問題視されますよね。ドイツ人は政治に熱いんだなって感じました。確かにユリ君も投票があるときはちゃんと行っているし。なんなのでしょうね、この政治への興味が国によって分かれてくるって?

さて、そんなバイエルン地方にも今回の休暇で行ってきたのですが、その前にもうちょっとだけオーストリアの旅について。ご安心を、もうハイキングではありません。

そうなんです、5日間連続のハイキングからやっと解放されたんです。笑 そのご褒美は、温水プールとサウナ!!

このことについては事前に聞かされていたのですが、「へ―。気持ちがよさそう。」くらいで、それよりも気になったのが「後の時間は何をするんだろう?」という素朴な疑問。だってね、温水プールとサウナで一日を過ごすなんてないでしょ。しかもね、入場料が昼食券付きですが5000円くらい。正直、行く必要あるのかなって思っていたのですが、、、。

行く甲斐ありました。しかもね、6-7時間くらい滞在してました。これなら安い。

温水プールは大人用と家族用と別れているのも素敵。家族プールは流れるプール、ウォータースライダーや幼児の浅いプールがあり、かなり大きな洞窟の空間ではアニメが放送してあったりと子供が飽きない作りに。もちろん僕たちもウォータースライダーしましたよ。光のあふれるそこまで急こう配ではないものと、明らかにスピード感重視の気が付いたら終わっているようなものと両方。しかも急こう配のほうはタイムが出るんです。ユリ君のほうが速かった、、、。ユリ君曰く足首を交差させてなるべく背骨のあたる部分を少なくして勢いをつけていくのが肝心なんだとか。

平日の日ですが、かなりの人がいます。大人の区間は泡が出るところがあったり、大きなプールは外へとつながっていたり。本当に温かなお湯。外に抜けるとその先にスポーツ用のプールとまるで大きな池のプールが。ここにはね人っ子一人いませんでした。なぜかなと足を入れて納得。常温なんですね。外の温度がそこまで高くないし、今まで温水に使っていれば冷たさも強く感じますよね。けど、ここで諦められない!!頑張って入りました。しかも浅瀬が最初あるんですけど、ほとんどが水深4mと深め。最初は寒かったけど水温になれれば心地のいい冷たさに。しかも、貸し切り!!その後僕たちが泳いでいる姿を見て人々が来ましたが、その冷たさに諦めてずっと貸し切りに。

けどプールで遊ぶ時間なんて1-2時間でしょ?もう飽きたなって頃にユリ君から、「じゃサウナに。」とのお誘いが。とうとう来てしまったこの時が。え?なぜそんなにも覚悟を決めたような言い方をしているかって?

ドイツはサウナ混浴です。「だから、それで?」って思うでしょ。いやいや。男女混浴でもいいですよ、水着来てれば。ドイツのサウナは水着は厳禁。しかもサウナの中ではタオルは体にまくものではなくてサウナの座る部分に大きく広げて座面の上に自分の汗が落ちないように受け止めるもの。つまりは真っ裸で座るわけで。僕も日本で温泉にはいったこともあるし、湯船にはマッパですけど、お湯というカモフラージュがあるでしょ?だからね、なんとなく緊張してたんです。こんなオーストリアの片田舎でアジア人がほとんどいないから見られるのは必須だし。

サウナエリアに入ってびっくり。温度が違ったり、スチームだったりと種類が違うサウナが10か所以上。しかも、サウナはプールのおまけだろって思っていたのですが、プールエリアよりかも広いんじゃないかってほどの大きさで。最初に僕たちが入ったのはクリスタルサウナ。水晶のでっかい石があってそれがサウナの上においてあってそれが溶け出すようですよ。しかも片面全面窓。目の前には大きな山が見え、その手前は人口の池でここではサウナで体が火照った人が全裸で泳いでいます。もちろん男性女性一緒に。

ここで本当にいろいろな人の裸を見ましたー。いやー、本当にいい経験。特に僕はゲイなので女性の裸を見ることってないんですよね。だから、「そっか、やっぱり女性の体はふくよかにできてるんだな。」ってわかったし、太っている体でもきれいな太り方ってあるんだなってわかって面白かったです。

あとね、外で休めるエリアもあるんですよ。芝生が広がった場所にデッキチェアーがいっぱい並べられていてそこで腰にタオルでもいいし、全裸で歩いても問題なし。すごい、開放感。最初は少し恥ずかしがっていた僕ですが、あとはもうね、慣れ。全裸に対してそこまでの抵抗がなくなっていました。

ちょうどよいことにここのビデオが!!もうね、豪華な感じ満載です。最初の家族連れが手をつないで入るのが冷たいといった人工池。あとでガラス張りのサウナも出てきます。ちなみにこれはプロモーション用なのでサウナではタオルを巻いていますが、真っ裸ですふつうは。

残念ながら写真は撮れないので、気になる人は下記のウェブサイトが英語でもあるので見てくださいね。

https://www.alpentherme.com/en/spa-resort-sauna

本当に体も心もほぐれた1日でした。ちなみに僕が見た中ではゲイカップルは僕たち以外に3組いたかなと。

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