現実との切り離し

イギリスは来る日も来る日も晴天で、少しこわいくらい。ただ、まだ朝の空気はひんやりなのでTシャツ一枚で家を飛び出してしまうと身震いをしてしまうことに。だから、最近は何を着ていけばいいのか迷ってしまいます。昨日はタンクトップにその上から長袖のジャンパーを。だけど、歩いていたらちょっと寒かったので駅まで走って行って体を温めました。

昨日は仕事が半日だったので、まだ日が高く、気温も高い午後4時に穏やかな日差しが入り込む電車に揺られて帰路に。この時間帯に電車に乗る人々はなんとなく穏やかで、僕も少しだけうとうとしてしまいました。

家に帰るとちょうどよい疲労感。ビルの最上階にある僕のアパート。朝からの日差しで暖かだこと。換気の必要性を感じ窓を開けるとアパート中に涼やかな風が吹き抜けていって”爽快”ってこのことだなって感じました。

実はしなくてはいけない仕事があって、”家に帰ってからすぐに済ませよう。”と思っていたのですが、どうも気分が乗らなかったので”現実離れごっこ”をすることに。時間があって、日常生活に疲れた時はうってつけなんです。。

 

この日常離れごっこ、遊び方は簡単なんです。仕事や家事など面倒くさいことは頭の中から忘れて、ひたすら自分の時間を持つというもの。これは人それぞれ何をするかは違ってくるし、その日の気分によっても変わりますよね。

今回僕は画家の人生について、何か除法が欲しいなと思い、ユーチューブで印象派であるマネと日本画家でそのシンプルで、だけど人の心を捉えてやまない絵を描いた東山魁夷(ひがしやまかいい)のドキュメンタリー番組を腹筋や腕立てをしながら視聴。みんな一筋縄ではいかない人生で山あり谷あり、時に批判されたり、自分のスタイルの模索に悩んだりしながら生きて素晴らしい作品を残していった姿が心打ちました。

それからココナッツオイルを使ってカレーを作り、ユリ君とスカイプで電話を。普段は見ないテレビを見ながら床に横になって全身を思いっきり伸ばすと気持ちのいいこと。年をとるにつれて体を思いっきり動かすことや、伸ばすことってすることが少なくなったなって思うので気がついたときには全身を伸ばしてます。

その後お風呂に入って、さっぱりしてから今日終わらせなきゃいけなかった仕事に着手。この時にはたっぷり自分時間をとった後だったので、苦にならずにしかも効率よく仕事が進みました。

みなさんにもオススメです、現実離れごっこ。

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