朝起きたらば

朝起きたらば薄っすらと雪化粧をしていたドイツ北西部。昨日の夜に降っていた雨がいつの間にかに雪に変わっていたようですね。その雪のためか、いつもよりぼんやりと明るいリビング。温かな紅茶をもってしばらく窓辺から運河と、その向こうにある雲を眺めていました。朝にぴったりなジャズの音楽が耳に心地よくて、こんなどんよりの曇り空も悪くないなって。

すると突然に空のトーンが一つだけ下がって、雪が降り始めました。水分を多く含んでいるのか雨のような感じで縦に降る雪で、車や犬を連れて歩く人々がその雪のなかを歩いて行く姿は情緒がありますよね。

僕がよく読むブログの人からのコメントで、悪天候ばかりの愚痴を言ってると気分も落ち込んでしまうよね。とあり。確かにそうだなって イギリスやドイツなど、冬は本当に暗いんですよね。しかもお日様の顔をあまり見ることもない。だから何かと悪天候に文句を言ってしまいたくなるんですが、こんな曇りの雪の日は素敵だし、あまり見ないからこそ時に顔を出す冬の太陽を物凄くありがたく思える。この薄暗い冬も込めて愛さなきゃいけないんだなって。

そう思うと、人生も恋愛にも同じことが言えるのかもしれませんね。生きていると晴れの日ばかりじゃなくて、曇りの日や嵐の日だってあるし、パートナーだって自分と違った価値観を持っているのでぶつかり合う日もあれば、何となく意地悪になってしまう日もある、だけどそれをも含めて、愛していかなきゃいけないんだなって。強風の日があって、雨があって、台風もあって、時には全身ずぶ濡れで、もう耐えられそうにない日もあるけど、突然の太陽の光に、”あー。こんな日もあるよね。暖かで、穏やかで、気持ちがいいな。”って思える日もあるという事。

うーん。生きていくって本当に奥が深いですね。

さて、家の引っ越しがだんだんと本格化してきました。

昨日、オーナーからインターネットに関する返信が。僕は詳しくはわからないのですが、どうやら高速のインターネットは家の近くまで来ていて、その数十メートルの差で僕たちの引っ越したいビルには届いていないらしいのです。ただ、この高速インターネットの配線をその数十メートル先から延長して僕たちの敷地内に入れ込めば高速インターネットも受信可能に。ただ、費用はここのオーナー持ちになるとの事。決して安い値段ではないのですが、このオーナーがその費用は負担をすると言ってくれたので、じゃ契約をしましょうかと動いているところです。4月中旬の引っ越しになるようです。

なので時間があれば新しい家具はなにを買おうかウェブサイトで調べている感じかな。これが楽しすぎて、あまりのめり込まない様にはしているんですけどね、、、。ひとまず欲しいのはダイニングテーブルかな。片側はベンチシートにして、反対側は椅子を2脚。その後、余裕が出来たら新しいソファーとか本棚かな。そしてワードローブ。うーん。出費ですね。ちゃんと考えながらいかないとね。

あれ。いつの間にか雪がやんで、晴れ間がのぞいています。素敵な1日になりそうです。

 

 

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