働くことって

穏やかな日差しの中で、もう少しで午後2時をむかえるドイツ北西部。そういえば、と戸棚に大切に入れたままで、ちょっと忘れられていた、、、、(そんなことってありますよね。)アールグレーの紅茶。いま、匂いを楽しみながら飲んでるところです。

最近ね、仕事探しをしてるのですがどうもイマイチ。特に田舎なのでしょうがないところはありますが、やっぱり残念でしたメールはさびしいもの。仕事をするって自分が社会の一部であるとか、その社会に貢献してるんだって感じることでもあると思うんですよね。なので、仕事がないとちょっと肩身が狭い気もします。ドイツがだめならと、今はオンラインで何かできないかなって仕事を探して、一つ気になるものがあって応募しました。結果やいかに!

さて、仕事と言えば、日本は外国人の労働者を受け入れるか受けないかが国会で話されているみたいですね。日本も移民にやさしくなるのかなって、思います。日本って世界の中でも移民に厳しい国で有名なんですよね、じつは。どうかな、僕は自分が移民としてイギリスやドイツに住んでいるので、移民に寛容な立場にいると思うんです。日本の総人口はこれから減っていく一方、内閣府の発表によれば2060年、僕は80歳ぐらいでまだ生きてるであろう時の日本の総人口は1億人はとうに下回る8600万人。そして60歳以上の人口が15歳から59歳の人口と同じ。ということは、多分このころは大学に行く子供がほとんどだろうから、働く人たちは21歳くらいかな、、、。そうするとね、年金とかって話じゃないなって。日本自体が壊れてしまうのではないんかなって考えちゃいますもんね。

僕の住んできた国はどこも移民が当たり前にある国で、それは長いこと山あり谷ありあったのでしょうが落ち着くところに落ち着いているんかんじです。アメリカとイギリスは英語の国なので、世界共通語という強みがあり移民でも、「英語は喋れて当たり前だよね」という感じ強いんですよね。英語を喋れれば、仕事の幅も広がるし、チャンスも増える。ドイツはここ数年、シリアなどの中東の難民を入れてきました。その前にもイタリアやトルコからの移民を受け入れている、移民国でも実はあるんですけどね。難民と移民は違うので、一緒にするのは問題ですけど、ドイツ政府が生活の面倒を見ています。僕のクラスメイトもほとんどがそうで、ドイツ語の学校も国が払って彼らは勉強をしているんですね、だから出席も厳しいのもそのため。もちろん、その中には一生懸命勉強する子もいれば、何にもしてないような子もいます。だけど、移民にちゃんと基本的なドイツ語、またはドイツに生きていくうえで必要な知識や生活の仕方も学ばせるんです。

日本はどうなるのかなって、考えてみたんですね。まずは言葉の問題。バブル期だとかオーストラリアでも海外で日本語を第二外国語として勉強していた国もあったようですが、今アジアの言葉と言えば中国語。日本語を習っている人もいるとは思うのですが、政府の目指している看護、建設の「単純労働」の労働力確保だそうで。そしたら、大学で日本語を勉強している人はまず来ないですよね。アジアや東南アジアの人々がターゲットなのかな。そうなるとね、もし第二外国語を知っていても英語でしょう。けど、日本で英語をうまく喋れる人はそんなに多くはない。じゃ、移民先が多い国と連携して日本語を第二外国語として定着させるとかしないといけないですよね。ここは日本の移民政策で難しいところだろうなって思います。

そうそう、よく調べてみたら人口減少で困ってる国って日本だけじゃないんですね。ヨーロッパは移民を受け入れることで人口増加へとつながった国もあるのですが、困っているのが意外と身近な韓国。韓国は僕が調べたところによると、政府が移民の管理を行っているみたいなんですね。日本はこの法律が執行されると会社が移民の受け入れ先のよう。ように韓国の場合は、移民100がいたら政府から移民を受け入れている会社に「新しく移民を受け入れませんか?」と持ち掛けるのだそう。なので、ブローカーの入るすきもないのだとか。また、韓国人と同じ最低賃金で、社会保障も認められるとのこと。また、移民の人たちの言語を喋れる人がいる支援センターもあるそうなんですね。けど、どうやら日本にはこれがないみたい、全部企業まかせ。

となると、例えば東南アジアから同じような距離にある日本と韓国、どっちを選ぶってなった時に選ばれるのは韓国だろうなって、単純に思うのは僕だけではないはず。

日本での移民の受け入れは必要となってくるのでしょう、けど今、労働力が必要だからというただの穴埋めで早急にしたところで、日本の息苦しさに疲れて時刻に帰るか、隣国の韓国に流れていくのが落ちかなって。

皆さんはどうお考えですか、移民問題。

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