ドイツの冬の楽しみかた

先週末は寒さが厳しかった、ドイツです。僕たちの住むドイツ北部は広い範囲で雪が降りました。気温もグーンと下がってマイナス。寒い寒い寒い。って思っていたのですが、そんな週末にまさかの外での行動をしてきました。

12月の週末はドイツ人は家族や友達と過ごすことが多いのかなって思います。クリスマスの日に家族が集まれないことがあるので、そんな時は12月の週末に会う。特に友達は、12月の週末か大みそかかな。

先々週はアヒルの日で、先週末は友達に会う日でした。僕はドイツにはまだ友達がいないので、ユリ君の友達なんですけどね。今回の友達はユリ君の大親友の2人。D君とT君。大学時代からの友達で、僕ももう何回もあったことがあるんです。大学卒業から10年ほどたって、3人ともそれぞれのパートナーがいて、今回は計6人で。ちなみに、ゲイなのはユリ君だけ。年齢も少しばらつきがあって、一番年下なのがT君の彼女で、多分まだ20代。そして、他の4人が30代半ばで、実は僕が一番年上。だけど、立ち位置的には、ドイツ語もできないし何か弟的な感じかな。それが僕にとっては居心地がいいので、可愛らしい弟キャラで生き抜いています。

今回はブレーメンで集合。なぜかというと、僕は海の田舎に、D君たちは山の田舎に住んでいて、3人が通った大学があるブレーメンという都会の街に残っているのはT君だけなので、都会集合ということに。特にこのクリスマスはクリスマスマーケットが出ているからもあるのです。

去年僕はロンドンに一時帰った時に一人で立ち寄っただけなので、今回のクリスマスマーケットはちょっと違っていました。なんといってもドイツ人とともに、ドイツ流で楽しむというものだから。

クリスマスマーケット、イメージはどうですか?クリスマスの可愛いオーナメントや、クリスマスツリーが売られている感じかな?確かにクリスマスのオーナメントとか、木製の玩具とかを売ってはいるのですが、基本的には食べ物が多い。露店のお店の中に大きな火が焚かれていて、その上には大きな網が回転していて肉が焼かれています。それをパンで包んだものとか、ソーセージがほとんど。それを寒い寒いといいながら、白い息を吐きながら食べるのがどうやらドイツ流。そこでも、ここでも、みんな何かを食べている。もちろん、立ち食い。

そして次に行くのは露店のドリンクバー。ここではビールもあるのですが、殆どの人が飲むのはグルーワイン。ワインをシナモン、オレンジなんかのスパイスで煮込んだ温かな飲み物。これがね、また立ち飲み。それも2-3杯くらい寒い中飲んで、たわいもないおしゃべりをします。だから、ちゃんと防寒をしていくのが基本です。寒さも楽しみにするのがドイツ流なのかなって。

零時になる前に6人で家に帰って、ビールを飲んでその後就寝。大人6人で楽しくクリスマス気分を楽しんできました。

そして次の日は雪が降る中を犬の散歩と称して1時間ほど森の中を散歩。日本だと寒いから家にいるって言うのが基本だけど、ドイツではどうやら寒さは防寒でカバーして、外で楽しむというのがベースのようです。

 

Leave a Reply

Your email address will not be published.