夜が更けるとつい、、、

最近仕事が忙しくて、今日は家に帰ったのが夜の9時過ぎでした。明日が金曜日で、あと1日。イギリスは幸運なことに3連休なので、少しは体を休めたいと思います。もうね、疲れすぎていてここ数日は家に帰ってご飯を食べて横になったらいつの間にか寝ているってことが多くて。だから、この数日間ブログがおろそかに。ごめんなさい。

今週の初めから新人の子が入って、僕が教育係で教えていたのですが昨日の夕方に電話があって調子が悪いから休みますとの事。今日も夜の9時過ぎにマネージャーに連絡があってまだ体調が良くないので、明日も休みます。辞めるかもしれないとの事。来週から週3シフトに戻れるかなって思っていたのですが、また週5の日々となりそうです。頑張ります。

それだから家に帰る時間が遅くて、自分の時間がなかなかとりにくいんですよね。

体をストレッチしたり、ドイツ語の勉強をしたり、ブログを書いたりと色々としたいのですがどうしてもお中で睡魔にやられてしまって。

だけど、自分へのご褒美をあげたくなっちゃうんですよね。

最近、イギリスは毎日が夏日。(もちろん日本の夏日とは比較にならないほど最高温度は低いんですが。)今日は25度で、週末には28度なんだとか。これはエアコンがないイギリスにはもう、暑い暑い。しかも僕の働いている店が室内温度が高くて、地下なんて35−6度。もうね、体が溶けるんじゃないかというほど。そんなところに10時間もいると家に帰って何か冷たいものを飲みたいんですよね。

しかも、ちょっと大人な飲み物が。

この写真、アマレットと炭酸水を割ったもの。これがね、切なくメランコリックな味がするんですよ。この写真のように焦点が小さな場所にしか当たってなくて、その周りはボケてはっきりと見えない、だけど記憶の中にある懐かしいような味。

これが最近の僕のお気に入りです。

たしか僕がアマレットソーダという飲み物を知ったのは江國香織さんの本の中でだったと思うんですよね。高校生ぐらいで、一体アマレットがどんな味なのかもわからなくて。だけどどういうわけか杏のお酒だって誤解してなんですよね、長い間。

そして初めてアマレットを買ったのはイギリスで、それがアーモンドベースのお酒だって知ったんです。それで最初に飲んだ味は、”甘くて、まずい。”それから何回か試していくことで好きになっていくのですが、ソーダ割りはしてなくて今回が初めて。

最近疲れている僕の体と心の癒しとなっています。

 

平穏を突き破るように

火曜日の朝。今日のイギリスは気温が26度まで上る予想になって、それにふさわしいすっきりと晴れた青空が。ただ、どことなくみんなの心は穏やかでないのではないでしょうか、、、、。

朝、無料の新聞を僕は通勤中に読むのですがその記事の1つに、映画、演劇、コンサートの批評のページがあるんですよね。その中であまり歌人歌手のアリアナ グランデのイギリスでのツアーが始まって、それに対する評価が。音響不備などのマイナス評価が多くて、星5個満点の中で星2つの低評価。”なるほどねー。”なんて思ってササッて読んで特に気にしていなかったんですが。

昨夜は仕事の終わりが遅くて家に帰ったのが午後の11時過ぎ。体も疲れきって、そこから夕飯を作ってシャワーを浴びたりしていたら午前1時に。すると母からメッセージが。

”イギリスで爆発があったようですが。みんな大丈夫ですか?”

”え?何かあったっけ、、、。”と携帯で調べるとイギリスの中部のマンチェスターで行われていたアリアナ グランデのコンサートで爆発が起き、19人が死亡との検索結果が。

最近はネットや報道が世界中どこでもすぐに起きるので、イギリスに住んでいながら、日本の両親や友達などに先に”大丈夫?”ってメールで事件に気がつく事が多かったりします。

昨夜遅くなってからの事件なので、これからいろいろなことが明るみになってくるのでしょう。最近、テロ活動があまりにも日常化しつつあるなって思います。少し前までだったら、”え。一体何が。どういうこと?”のような頭が真っ白みたいな感じだったのに、最近は驚きながらも”あ。またか。”と思ってしまうところもあって。人間の慣れって怖いなって自分自身のふと思うその感覚にびっくりしてしまったりします。

1日1日を大事に過ごさなきゃなって思います。皆さんに取っても今日という日が良い1日になりますように。

 

そして家路につく ヨークシャー最終日

土曜日の昼間にこの前のパーティーで知り合った子が遊びに来るというので、朝から少し散らかり気味の自分のフラットを掃除。その後買い出しに出かけると約束の3時前に。本当は友達の到着前にデザートを午後のお茶用に作ろうと思ったのですが、間に合わず、、、。お茶を入れて話しながら作ることに。こんな時ってオープンプランって便利ですよね。

おやつにはラズベリーとストロベリーをグラスにまず入れ、その後ホワイトムースをピスタチオの砕いたものを振りかけたもの。これがあんたんだし、美味しくて作った自分もびっくり。夕飯はフランスパンの上にバルサミコ酢で軽く味をつけたロケットとブルーチーズにプロシュートを乗せたものが前菜で、メインにはエビをマスカルポーネと赤ワイントマトピューレで作ったソースを絡めたパスタに。

話に花が咲き、気がつくと開けたワインが4ボトル。しかも朝の3時半。即眠ることに。

僕は朝の9時に起き、ゲストは11時過ぎまで寝ていて昼ごはんを食べて午後の3時に帰って行きました。これ、長期滞在するユリ君や日本から来た友達を除けば最長記録かも。

そして今日曜日の夜は静かに音楽を聴きながらこのブログを書いているところです。週末ってどうしてこんなにも早く過ぎてしまうのでしょうね。

僕たちのヨークシャーでの休暇もまさに今週末のようにあっという間に過ぎて行きました。

最終日。ネットで予約した時にはチェックアウトが午前11時だったんですよね。ただ、僕たちのロンドンへ帰る電車が午後の3時すぎで、それまで街中でも散歩してもいいけど、荷物がね。っていう悩みが。このホリデーコテッジのオーナーから”何かあったらメールをしてね。”と言われていたので、午後の3時ぐらいまで荷物だけ置かせてくれないかと前日に送ると凄返信があって、”荷物だけと言わず、チェックアウトを3時30分にしてあげるよ。”との素敵な回答が。だからそれに甘えて、ゆったりとした朝を過ごしました。

何をするわけでもなく、ただベッドに寝そべって過ごす穏やかな時間。これってものすごく贅沢だなって。小さな窓から差し込む光の中で、大好きな人が隣にいて、何をしなくてはいけないと焦ることもなく、ただ寝そべっているというこの時間。幸せってこんなところにあるんだなって気づかされますよね。

結局、街中へは出かけずにコテッジに午後の3時までいて、その後は駅に。駅って別れと出会いが交差するましょだから、なんとなく不思議な感覚に包まれません?特に自分が旅人として訪れる場合は。

4日間のヨークシャーでの時間がものすごく有意義で、しかもホテルでなく、ユリ君との自炊の生活。いつもお互いの家に行って過ごすことはあるけれど、自分たちの見ず知らずの土地で生活を4日間でもするというのは新鮮でした。新しい暮らしが始まったそんな面白さを感じさせてくれて。

そんなメランコリーな気持ちを抱えて電車に。

ロンドンへと着いたのは午後5時半。ラッシュの時間帯で人で溢れかえる駅。街の中にも人が、ものが、車があふれて数時間前の風景がまるで夢物語のように。

せかせかと忙しく歩く人々。もしかしたら、僕は穏やかな生活を求めているのかもしれません。

2番目の頂点 ヨークシャー紀行3

金曜日はダメですねー。魔物が住んでいて。

そう、睡魔という魔物が。夕飯食べて、ちょっとソファーで横になってラジオでもと思ったのが間違い。気がついたら夜の11時半。寝ている間に天候も変わったようで雨が降っていました。空いていた窓からひんやりした空気が流れ込んできているのが目覚まし時計代わりになって先ほど如何にか起き上がりました。

起き上がったはいいものの、料理したままの台所での洗い物が。これって嬉しくないですよね、、、、。”もう、ベッドで寝ようかな。”とも思ったのですが、ちゃんと片付けましたよ。それで少し頭が冴えたので、ブログもと思い今書いているところです。

さて、昨日の続き。

ハイキング2日目の後半ですね。最初の頂点を極めて、次の山へ向かうのですがかなり遠く。

雲の向こう、遠くに見える高い山が見えますか?あれが次の山。遠いでしょ。最初の頂上からは下り坂で、途中で2つの道に分かれます。1つは2003年にできたちゃんと砂利が敷かれた道。もうひとつは道なき道で獣道のようなところを手探りで探していくような感じのところ。僕たちはどっちを選んだでしょう。

答えは、後者。実はこの上の写真、最初の頂上から分かれ道に入って撮ったものなんです。写真中央よりも少し右側に少しだけ色が濃いところがあるでしょ?こんな感じで人か動物が作った道を行く感じです。途中で湿地帯化したところもあるのでここはハイキングブーツが必須。途中で小川の流れの横で昼食に。今回もサンドイッチ、ゆで卵、とうもろこしに今日はご褒美でマフィンも。

この石造りの小屋が度しても気になって収めた1枚。なんとなくもの悲しさが感じられませんか?

 

その後また歩き続けてやっと人のいるようなところに出ました。見て、かわいい橋でしょ。”ユリ君、写真撮ってあげるから、橋の上に立ってよ。”というとアマノジャクのユリ君、わざわざ川の中をざぶざぶと入り橋を使わずに渡って行ってしまいました。

2番目の頂上に行く前に素敵なものがあるんですよね。僕がなぜこのハイキングコースにしたか、それはひとえにこの建築物があるからなんです。なんとなくハリーポッターの映画の魔法学校への列車の旅に出てきそうじゃないですか?

ここから第2の頂上に登っていくんですが、ユリ君が足が痛いとの訴えを。ここ、上りはそこまできつくないのですが下がキツイそう。ユリ君の足は物凄く痛むわけでなく、急な下り坂が痛みが強くなるとのことで2番目をパスして、3番目に登ることに。

 

3番目の山が、これ。なんとも面白い形をしているでしょ?どちらかというと最初の山の形に似てますよね。2段型というか、台形型が面白いですよね。大好きなニューメキシコのメサの形をなんとなく思い出します。

だんだんと近くなってくる第3の山。そして今回もまた近くになるにつれてある疑問が。標高は上がっているんだけど上がり方がそこまで急じゃない。”じゃ、いつあの山に着くんだろう?”って思っていたら、、、、。ものすごい急な登り、というか断崖絶壁のような岩場を上がっていくという感じだったんです。この時点で高所恐怖症の僕としてはもう気が気じゃなくて。

ユリ君にどれくらいの急斜面か写真を撮ってもらったのですが、アングルが悪くてあんまり高く見えないんですよね。多分次の写真の方がどれだけ高いかわかるかも。

この時、半分死にかけてます。ユリ君が、”もっと笑ったがいいよ。”って言われて笑ってるつもりだけど、引きつった笑顔でしょ。写真の左上に灰色のまっすぐなラインが見えるでしょ?あれがもうひとつ前の写真で撮った道なんですよ。もう、途中で何度も”怖くない、怖くない。”って自分に言い聞かせて頑張りました。もうね、頂上についたけども精神的な疲れの方が大きかったです。

その後帰り道はまだ穏やかな下りだったのでユリ君の足も悪化せず、僕も高所恐怖症に悩まされることなく朝着いた駅まで戻ってくることができました。

朝の10時に出発して駅に着いたのが午後の7時。9時間のハイキングで歩いた距離は32km。よく頑張りました。

 

 

まずは軽く1つ目を ヨークシャー3日目

朝から素敵な青空だったので、半袖で眺めのフードつきベストを着て出勤。最近、形的にはスリムだけど、丈が長めの洋服が好きなんですよね。イギリスではこのオーバサイズが昨年から流行っているんですけど、日本ではどうなんでしょうね。

そんな夏の格好で出かけたのですが、半日の仕事が終わって帰る頃には雨が降り出してきて気温もグーっと下がってちょっと失敗。けど、厚着をするよりかは薄着はなので、しょうがないか。

さてハイキングの1日目を終えて迎えた2日目は、電車の移動から始まりました。あの可愛い駅から北に一駅だけ。駅に早めについてチケットを買おうと思ったら自動券売機にお年寄りが2人。結構待つけどチケットを購入までいかない、、、、。電車の時間がせまり来るので、代わりに操作をして無事に電車に間に合いました。イギリスって色々な切符があってどれを選べかいいか迷う人が多かったりするんですよね。

今日のハイキングコースはこの地域で有名な3つの山の頂上を目指す3Peaks Challenge。ただ、3つとも制覇するには12時間かかるんです。ここを走る電車は田舎のローカル線で、朝は6時、次は10時と本数がものすごく少ないんですよね。僕たちの乗った電車は10時着なので3つとも登ったら夜の10時で無理なので、そのうちの2つにチャレンジすることに。走行歩行距離、32km。

まずは最初の山。真正面の遠くにあるのがそうなんです。この右側の急斜面のところを登って左側に下がっていきます。

 

先日のように平坦なところは少なく上がったり下がったの連続。もちろん最初は登りばっかりでした。けど最初は牧草地なのでそこまで難しくはないんですよね。

昨日も話題にしたんですが、人間と自然とのコラボレーション的な風景が本当に見事な調和で心奪われてしまいます。この自然に出来た階段とその横の一つ一つ石を積み上げて作られた石垣。その勾配にうまく馴染んでまるで龍の背中のようですよね。

ここから岩場が多くなって登りが急になってきます。

始まりから見えるこの最初の山。いつも視界に入るのですがあるけどもあるけどもなかなか近づかないんですよね。かなり登り歩いて、少しづつその岩肌が見えています。

ね。なんとなくもう少しのところまで近づいてきてるでしょ。

この下の写真の時はご覧のように笑顔で、”あともう少しだね。”って余裕だったんですけど、登っていくにつれてある疑問が。

 

石畳の道が途中で消えてる。しかもそのあとにほぼ垂直のような岩場、、、、。もしかして横がかなり急勾配で転げ始めたら何も止めることなく下まで真っ逆さまなところを歩くのか、、、、。という思考が。

僕のブログを読んで知っている人も多いと思うのですが、僕は高いところが苦手なんです。そう、高所恐怖症。木登りとか屋根の梯子とか、極端に高い飛行機とかは大丈夫なんです。だけど、中途半端に高くて自分のコントロールではどうにもならないような高さがものすごく怖くて。あと、その高さに風が吹くともうダメ。飛ばされてしまうって思うんですよね。

頂上に近づくにつれて、、、、。僕の持った通りの岩登り。右側は緑の急斜面、岩場で登れそうなところをかなりの前傾姿勢になりながら登りましたよ。

 

これ、岩を登り始めた最初の方。この後はもう、カメラで写真を撮ったり、手に持ったりしている余裕がなくて生き抜くのに必死でした。無事に頂上についてホッと一息。熱いお茶が美味しかったです。

明日は第2の頂上について書きますね。お楽しみに。

2日目は肩慣らしならぬ、足慣らし

あー。労働とは疲れるものですね。あと2日頑張って働きます。そんな仕事が終わったのがいつもより少し遅くて午後7時15分前。疲れたと思いながら駅のホームで携帯を見るとメッセージが。ブログで仲良くしてくれている人からのメッセージで、”本当に急なんだけど、ロンドンで今やっているミュージカルのチケットがあるから一緒にどうですか?”っというもの。送られてきたのが5時半で、メッセージを見たのが7時15分。ミュージカルの開演が7時半だから、そんなに遠くはないのだけれどどうしても間に合わない、、、、。このミュージカル、結構気になっていたので”行きたい!!”って思いを抑えて、”ごめんね。”と返信。もう少し、こまめに携帯をチェックしなきゃな。残念。

さて、話をヨークシャーにある町、セトルに戻しますね。

セトルという町に決めたのには理由があって、ロンドンからのアクセスが便利なのと、ハイキングにすぐに出かけられるということ。本当に町の東側には小高い丘があってハイキングを開始できるようになっているんですよね。

4日間の滞在で1日丸々使えるのは2日間。なので、この2日間はハイキングをメインに。そんな最初のハイキングデーは、足慣らしにそこまで歩かず15km。

ウェブサイトなどでハイキングのルートの情報を得て、その情報をまとめたり、印刷して準備も万端。

まずは町の西にある川を上流に向かい上がっていきます。

このように川の横を歩くんですけど、もちろん舗装もされてませんし、家畜である牛、馬、羊がそこら中にいるんですよね。だいたいはゆっくりと道を開けてくれるんですが、時々この動物たちの中に僕たちに興味を示すものもいてちょっと冷や汗。

春なので子羊がたくさんいました。元気に駆け回るのやら、お母さんの影に隠れているのやら、どれも可愛かったですよ。ここはちょうど湧き水が出ていて、それでたくさんお羊が集まっていました。

そんな牧草地と牧草地を次から次へと動いていくのですが、”動物が他の敷地内に移動をしてしまうのでは?”って思われるでしょ。ゲートなどは開けっ放しにしていく人もいるので実用的でない。そんな生活の知恵から考えられたのがこれ。

素敵ですよね。あとは、木の梯子だったりと周りの風景に混ざりあえるようなデザイン。もちろん、こんなにおもしろいものがあれば写真も撮っちゃいますよね。

 

川沿いの旅が終わると今度は石畳の急な道を登り始めます。春の花であるブルーベルが道脇に咲き誇って綺麗でしたよ。

 

そして登りあがると視界が一気に開けて、ヨークシャーの田舎の風景が目の前には広がります。

人間と自然が作り出した共同的な景色。このハーモニーとバランスがいいなって思います。

 

これから道はさらに厳しくなりますよ。ユリ君のバッグには温かなお茶、水、お昼ご飯用のサンドウィッチ、ゆで卵、とうもろこしが。

 

この道なき道を入って舗装道路に出て、次に目指したのが小高いところに位置する洞窟。Victoria Caveと言われて何でも貴重な洞窟なんだとか。この中から太古の象やサイの骨が出てきたり、ローマ人がイギリスへと出兵した時には神聖な場所として使われていたそう。

そこから南に足を進めると山の標高が上がってきます。今回は山の上には登らずにその周りをぐるっと回ることに。

ここはイギリスっぽくなくて、中央アジアの国みたいじゃないですか?木も生えずに草原だけで、ゴツゴツした山肌が印象的でしょ?

 

家に帰り着いて夕飯を作って、そそくさと眠りについたのは言うまでもありません。本当に自然の中に溶け込んだハイキングを楽しめました。

そして次の日は今までで一番長いハイキングとなりました。それについてはまた、次回。

 

都会を離れて田舎の地へ パート1

休暇の後の仕事への復帰はどうしても、疲れますね。本当は月曜日はいつも仕事は休みなのですが、先週に仕事を辞めた人がいて急遽週5のシフトに戻ってしまいました。けど、今日は半日だけだったので、どうにか持ちこたえていますが。

仕事が終わって、家に着いた時のあの安堵のような脱力感が僕は好きだったりするんですよね。自分がいるべき場所、帰るべきところにいるっていう感覚。

さて、話を先週の休暇に戻しましょう。ランダムに選んだ休暇の場所はヨークシャーデールの南西側にある町、Settle(セトル)。ロンドンからはキングスクロス駅からヴァージントレインでLeedsまで行き、次にここからローカル電車でセトル駅まで。乗り換え時間も30分で、ローカル線は特に眺めの良さでも有名です。(セトルーカーライル間が車窓からの眺めがベストだそう。)ロンドンからセトルまでの3時間半ほどでつけます。

ユリ君とは今回はロンドンでの合流ではなくてLeeds駅での待ち合わせ。僕の電車は定刻通りに着いたのですが、ユリ君のマンチェスター行きの飛行機が30分遅れて到着。事前に考えていた電車よりも1つ遅いのに乗ったとメールが。となると、ローカル電車の出発時間とユリ君の到着の時間との猶予は3分。

僕たちがセトル行きの電車は5番ホームで、ユリ君が着くのは12番ホーム。しかもユリ君からの情報だと、”8分遅れで出た、、、。”との恐ろしい内容が。ただし、僕の待つ駅では”定刻通り”の文字が。これは、賭けるしかない。ユリ君に出口のエスカレーターに近い後部車両の左側に陣取る様に伝え、僕も12番プラットフォームへ。すると、ユリ君の電車が定刻よりも30秒遅れで到着。

ユリ君がいるのを確認して僕はエスカレーターを駆け上がり、ユリ君もそれを見て追いかけてきます。ユリ君がちゃんと後ろをついてきているのを確認しながら走る僕。そして、5番線に到着。出発の30秒前。ちょうど出発の合図をしようかと用意をしていた駅員さんに、”この電車、セトルに行きますよね?”と聞くと、そのとうりだとの答え。ユリ君も間に合って、ギリギリセーフ。

本当にラッキーだったねって言って、それから1時間ほど電車に揺られて着いたのがセトル駅。ここ、駅の雰囲気もかわいいんですよ。

そして、ここから歩く事5分。今回の宿に。僕たちはどちらも自炊をするし、その土地に住むという気持ちを持ちたいので、長く滞在するときには台所や、リビングなどがあるホリデーコテッジやホリデーフラットなどを借りる事が多いんです。今回も類にもれず、素敵な場所を予約しました。

ちょっと、高めだったのですが他に良いところがなかったし、町の真ん中にあってハイキングをするにも、食料を買い出しに行くときにも便利だったので僕が決めました。

スタジオ形式で、階段を上がるとこのような眺めに。右側がキッチンで左側にはバーテーブルの様に背の高い椅子とテーブル。中間には薪をくべて暖をとるストーブとソファーが。奥は右側がお風呂とトイレで、左側がベッドルーム。

窓から見える景色は隣の庭の緑の木々で、聞こえるのは小鳥の囀りだけという素晴らしさ。

もちろん備品もしっかりしていて、ネスプレッソのマシーン、洗濯機、ディッシュウォッシャー、オーブンもあり。ウェルカムギフトで、クッキーとワンがボトルで置いてあるのも素敵ですよね。その他にもミルクや、コーヒー、お茶のティーバッグもありました。

旅の初日はお互いに疲れて、ここに着くなりこの広いベッドでお昼寝。夕方過ぎに起き上がって町のスーパーで買い出しをして夕飯。そして、ぐっすりと眠りにつきました。

ちょっと、一休み

最後のブログ記事から、10日くらい時間が空いてしまいました。ご心配おかけしましたが、毎日元気でいましたよ。先週から1週間、休暇を取っていたんです。ユリ君が月曜日にイギリスに到着して、田舎の町でゆったりと都会の忙しさを忘れて過ごしていました。

ロンドンに帰って来たのは先週の木曜日の夕方。それからかなり前からこのブログでも話していた映画、Boss Babyを見て、金曜日にはミュージカルのライオンキングを鑑賞。土曜日にはミニの家でガーデニング&Euro Visoinパーティーに参加してと、大忙し。今が朝の6時半なのですが、ユリ君は朝早い飛行機で帰るために今朝は3時半に起きて出発しました。

そんなこんなで、気がついたら今日までブログがおろそかに、、、。休暇の記事などもあるので、これからはちゃんと書いていきますね。

さて、僕たちがどこの田舎町で休暇を取ったのか、、、。それは、ここです。

白っぽいグレーの石で作られた垣根、穏やかな丘。本当に牧歌的ってこんな所を言うんだろうなって思える写真じゃないですか?これが僕たちの訪れたヨークシャーにあるSettleという町なんです。

”10月の日本の休暇の前にもう一つ休暇を取りたい!!”というユリ君の願いを叶えるべく、行われたこの休暇。イギリス国内でと言うことでスコットランドのハイランドや、イギリスの南西部のコーンウォール、デボンなども考えていたのですが、最終的に決まったのがヨークシャーデール地方。ここはイングランドの中でも山らしい山があるんですよね。だから、ハイキングが好きな僕らにもぴったりだと思って。なぜこの町にしたかというのは、直感的なもので、、、。地図を見て何となく気になったので調べたら宿も、ハイキングコースもロンドンからの交通の便も良くて確定となったのです。

これから数日間は美し風景の写真とともに僕たちの休暇を書いていきますので、お楽しみに。

眠る前に

今日は撮影日です。ロンドンの中心部で、花嫁花婿をロンドンの観光名所の前で写真を撮ることになっています。前日の天気予報は曇りでしたが、今の所青空が広がっている状態で、いい撮影になりそうです。頑張ってきますね。

最近、よく眠れるんですよね。僕のブログをよく読んでいらっしゃる人はわかると思うのですが、悪夢に悩まされることが多くて、、、。だから、安眠するにはどうしたらいいかなってよく考えることがあるんですよね。

それで、ここ最近していることがあって。どうやらこのおかげか、最近悪夢を見ずに過ごせることが多いんですよ。

それがね、これ。

これ、なんだかわかりますか?ルームスプレーなんですよね。香りは野生のイチジクとブラックベリー。

深呼吸を何回かして眠ると安眠できると何かで読んで、これを実践していたのですが。ある時、”深呼吸を自然にしやすいようにいい香りがあればいいのではないか。”との結論に至り、このスプレーを購入。

寝る前に少しだけ降っていい匂いを思いっきり吸い込んで眠りに落ちています。これ、いいですよ。幸せな気分で眠りに落ちれます。

今の自分にぴったりな

シャワーを浴びて、さっぱりしてこのブログを書いているところです。1日働いた後のシャワーってどうしてこうも気持ちがいいんでしょうかね?勢いよく流れてくるお湯を背にして頭の上からお湯を全身に流して軽く自分の体をマッサージ。それとともに筋肉の奥に隠れていたであろう疲労が押し出されて流されていく感じが僕にとっては幸福感なんですよね。

お店の仕事は今週は終わりなのですが、明日は歯医者で先日取れてしまった銀の詰め物の治療、そして明後日はロンドンの中心街で写真撮影と忙しい日々となりそうです。だから、自分の体をいたわれる時はいたわるようにしています。

この前のブログにも少し書いたのですが、自分の気分にぴったりの音楽、映画、本を探してから聞く、見る、読むを行いその世界に入って同化するというのを書いたんですが、この2日間、なんとなく見てみた映画の雰囲気や物語がその時の僕にぴったりで。それだけで幸せな気持ちになれました。

まず、昨日の夜は1999年のアメリカ映画、You’ve Got Mail (邦題:ユーガットメール)。トムハンクス、メグライアン主演の王道のラブコメディーなのですが。この映画の雰囲気がものすごく好きなんですよね。この雰囲気を説明するのが、ちょっと難しいんですが、、、。メグライアンが可愛いとか、話のストーリーが面白いとか、そういうのとは違って、漂っている空気感のことなんです。メグライアン演じるキャスリーンのお店の中の雰囲気だとか、彼女の家の間取りだとか、彼女のメールを書くときの言葉遣いだとか。そんなものがすべて自分がそこにいて、または自分の過去を思い出して、”そこに自分がいるかも、(または、いたかも)しれないと思わせてくれる何かが感じれるんですよね。けど、超現実的な感じでなくてうっすらとした半透明の紙で透かし見る感じというのが一番しっくりとくるかも。

見ず知らずの人と顔を見ずにメールだけでお互いを知り合っていくというのも、これは素敵だなって。よく考えと僕の恋もこんな感じがほとんどなので、そこに共感するところが多いのかもしれませんね。

そして今日は、An American Girl Story Ivy & Julieという可愛らしいタイトルなんですが。これね、多分ティーン向け。なんですよね。家に帰って筋トレをしている時に何か短いドラマやテレビ番組を聴きながらすることが多くて、70年代のサンフランシスコの設定と、アジア人の子が出ていたので何となくみいたのがきっかけです。

物語はいたってシンプル。中国系アメリカ人のアイビーはサンフランシスコに住むティーン。そして時代は70年代。アイビーのおじいちゃん、おばあちゃんが10代の時にアメリカに渡ってきたとあって、アイビーは英語が母国語。ただ、毎週土曜日は兄とともに中華街の中国学校で、中国語を嫌々習っています。そんな彼女の一番の友達は白人のジュリー。そして、アイビーが力を入れているのが新体操。もうすぐ市の大会で、それで勝てばもっと大きな大会に駒をすすめることができるのですが、、、。ここで問題が。この市の大会と、中国の旧暦の正月とが重なってしまったんです。家族全員や、親戚一同を集めて例年になく大きなお祝いをしたい両親、それとは裏腹に大会にどうしても出たいアイビー。両親は、”もういい年齢なんだから、自分で決めなさい。”との選択をアイビーにさせます。果たして、どうなったのか。

物語はよくある話なんですが、”移民”という立場をうまく表してるなって思うんですよね。僕は今までアメリカとイギリスに住んでいるのですが、アジア人の見た目ですぐに”外国人”というレッテルを貼られることが多いように思うんですよね。例えばそれは、日本で白人の人がいたら、”外国の人だ。観光かな?”っていう感覚。けどもしかしたらその人は日本で生まれ育って日本語ぺらぺらの可能性だってあるわけでしょ?けど、見た目から判断して”外国人”っていうレッテルをつける。これがアジア人が欧米に行くと感じるものだと思うんですよね。

アイビーの場合はアメリカで生まれ育っているので、”自分はアメリカ人。中国人ではない。”という感情が強くて、時に中国語で話しかける母親を恥ずかしく思ったりします。

僕の場合はアメリカに最初に住んでいた時は、”アメリカ人になりたい。”て結構強く思ってました。自分の日本語アクセントの英語が嫌で、一生懸命に発音を直したし、英語の勉強もたくさんして、機会があると友達を作って話してました。それは多分、自分が同性愛者で日本という場所でそれを隠して住まなくてはいけないというのが息苦しくて、その逃げたアメリカが僕を寛容に受け容れてくれたことにあると思うのです。

それから月日が流れて、イギリスでもうすぐ11年。アメリカが2年半なので、僕の海外生活も13年半。人生の3分の1以上を日本以外で過ごしているんですよね。そうすると、少しづつ二品人とは何か、日本語とは何か、日本文化とは何か、考え始めるんです。そして海外で長く暮らす僕は今もなお”日本人”として通用するのだろうかとか思ったりして。

だから、このアイビーの家族と自分の願望の葛藤が手に取るようにわかって、ものすごく共感できました。

こんな自分にぴったりな映画や、本、音楽に出会えると不思議なことに、”人生って悪くないな。”って思えるから不思議ですよね。