気がつけば11月

ハロウィンの日の翌日は、11月1日。あと2016年も2ヶ月しかないのですね。今年はいろいろな出会いがあり、違った場所に行き、自分が持っていなかった価値観は習慣を学べた年になっているよなっていうのが正直な感情です。

あと2ヶ月で今度は何が起こるのかな?少し楽しみです。

来年はというと、また変化に富んだ1年になるのではないかと考えています。

人生の中で、いろいろな岐路に立つ瞬間がありますよね。このまま同じ道を進めば楽だろうなって時に、脇道に面白そうだけど難しそうな道が出てきて。”さて、どうする?”ってなってしまう時が。

若い時は、”じゃ、面白そうな道で。”ってすぐに動けるのに、年を重ねるにつれてその行動をしようかどうするか考えてしまって自分にブレーキをかけてしまう。それは変なプライドだったり、平穏を求めすぎから怠惰的なブレーキだったりで。

じゃ、それなら今のままで、何も変わらない生活が僕を100パーセント幸せにしてくれるのかなって思うと、そうでもなく。

じゃ、飛び込んで仕舞えばいいのにって思うのだけど何処か二の足を踏んでしまったり。

だから、2017年は飛び込みの年にしようかなって思います。

高さのある飛び込み台から覗き込んでクァがっているんじゃなくて、飛び込んでみてからその時何が起きたかで、次の行動を考えるような、そんな年に。

みなさんの今年はどうでしたか?また、来年はどんな年にしたいですか?

ハロウィンパーティー

今日は10発31日。アメリカやイギリス、そして今では日本でもハロウィンが人気のようで、町は子供達の”Trick or treat!”の声で溢れるのでしょうね。

今年のハロウィンは月曜日とあって大人たちのパーティーは先週末に。

今年はいつもの仲良しメンバーで、ハロウィンパーティをミニとマーロン君の家で開催。もちろん、仮装ありですよ。ただ、ミニの”アメリカのように、スーパーマンやシンデレラのような何でもありのコスチュームでなく、昔ながらの怖いオバケでの仮装のみ。”というルールに。

まずはハロウィン用にみんなが食事持ち寄りました。

最初の青色のカップケーキはKちゃんの作ったもので、トッピングにはハリボーのグミが。甘さ控えめのクリームチーズのクリームにグミの甘さがぴったりでした。下のは僕が作ったソーセージのミイラたち。あと、かぼちゃのパンケーキを焼いていきました。主催者のミニとマーロン君は美味しいランチを。野菜のパスタ、じっくりと煮込まれた美味しい豚肉、そしてピリッと辛さのあるバターナッツスクワッシュの煮物。

ハロウィンには必要不可欠のジャコランタンも作りましたよ。手前の顔の部分はマーロン君が。よく見るとジャコランタンの光に照らされて壁にコウモリの影が見えるのわかりますか?裏面にこれは僕が彫ったものです。

この5人で集まったのは本当に久しぶり(あ、kちゃんとAくんの愛犬、ハニーもいたのでプラス一匹。)だったので、正午から始まってミニとマーロンの家を出たのは夜の8時過ぎ。本当に飽きずに喋ったり、時に踊ったり、歌ったりして過ごしました。前回会った時は犬のハニーは人が苦手な感じがあったけど、今回は本当に人懐っこい犬になっていてビックリ。みんなからの愛情を存分に受けていました。

さて、それぞれの仮装写真をここで。

 

ミニとマーロンは双子の骸骨。Kちゃんは殺し屋パンプキン、Aくんはスクリームの死神で、僕は悪魔。

いつまでたっても子供のままで、成長しない僕たち5人組。この感性がけど、お互いに心地が良いと感じるところでもあるんですよね。素敵なハロウィンになりました。

疲労困憊

朝おきても灰色の空で、太陽の気配すら感じない日々のイギリス。こんな日が続くと、イギリスも冬だなって思うんですよね。起きた時に真っ暗で、まだ夜の気配の中から一日を始めるのって僕は苦手なので、少しだけ気分が滅入ってしまいます。

さて、クロアチア、ドイツのホリデーが終わって普段ならば一日10時間の仕事を週に3回ぐらいしか働いていないのに、この一ヶ月ほど人手不足のために毎週五日で働いていて、今週からはマネージャーが休暇を取っているので、そのカバーに入っていて週5日。しかもいつもの仕事内容と違うので疲労もたまりやすくなっているようです。

昨日の夕方から突然に肩が痛み出してきて、困ったもの。今週は何かと気が抜けないのであと2日間頑張らなきゃなー。と自分に鞭を打っているところです。

けど、疲れていると家に帰ってどっと疲れが出てきて、しかも集中力が散漫になりがちに。

一昨日は、お店のユニフォームを2枚洗濯しようと思って洗濯機をまわしていたら1枚しか洗ってなかったり、昨日は寝る前にコンタクトを外して眼鏡をつけて日記を書いて、”おやすみー。”っとベッドに横になって違和感。眼鏡をかけたまま寝ようとしてました。これには自分自身にも失笑。どうやら体も心も疲労困憊のようで。

週末にはゆっくりと自分の時間をとって体を癒してあげようと思います。

サヨナラの頻度

日本はまだ穏やかな秋の気配なのでしょうか?イギリスは温度が上がらず、最高気温が15度になればいいなって感じで。今日の昼の最高予想気温は13度です。これで太陽でも出てくれていたら嬉しいのですが、朝日が顔を出すこの時間、残念ながら夜のようにまだ真っ暗です。

さて、昨日は仕事終わりに日本人の友達にあって、ディナーを食べてきました。幽霊が出ることで有名なロンドン塔の近くにある、気軽なフランス料理屋さんで前菜にチキンのパテ、メインはステーキとフライドポテトで。それのお供に、グラスで赤ワインを。彼女に会うのは久しぶりだったので、話に花が咲き気がついたら夜の10時。お互いに次の日の朝が早いので、ここでお別れ。

”今度会えるのは、いつかな。”

そんな会話でお互いに帰路に。

10年以上住むイギリス、その長さが長くなるほどにサヨナラを言う回数が増えていきます。今回、ディナーを食べたこの女性も今週には日本へと本帰国。今度はどこで、いつ会えるのかも今は未定のまま。

海外に長く住むと、同じ国の人って仲良くなりやすいんですよね。文化、習慣、言葉を共有しているし、懐かしさもあるから。だけど、日本人の場合はこの国にいる人の時ほとんどが学生か、ワーキングホリデーで一時的にイギリスに来ている人で。ということはいつかはサヨナラをしなければいけないんですよね。

早い時では出会いから、数ヶ月。長くても1年から2年。”あー。この人こんな感じか。面白いな。もっと知りたいな。”って思う時にはもうイギリスにはいない。それの繰り返し。

それを何度も繰り返しているのですが、やっぱり仲よかった人がいなくなるのは寂しいものです。

一期一会。一つの出会いを大事にしたいなって、思います。

人生は時に上手くいきませんね

月曜日の朝のロンドン。朝の冷え込みはそこまでないのですが、どんより曇り空で気分はすっきりとしません。

昨日の朝からウエスト周りと、首筋が痒くて、、、しかもプックリと膨れています。どうやら土曜日のアイビーの蔦を取っている時にアイビーの毒にやられたようです。近所の薬局に相談しに行って、飲み薬とクリームを購入。まだ、かゆみも膨らみもそのままなのですが、早ふ去ってくれるのを祈るのみです。

それに加えて、眠っている間にかなり不思議な姿勢で寝ていたようで左手首にも捻ったような痛さが、、、、。

体調が悪い時って、すべてが上手くいってないなって気分になってしまいます。

昨日もネットを使ってあることをしていたのですが、小さな問題がうまくかたずかなくって、”なんでなんだ。人生ってどうしてこんなにもうまくいかないんだろう。”って思ってふて寝。

その後起き上がっても、なんとなく気分が乗らずに深い眠りに。

今朝起きてみるとぐっすり眠れたためか、ブルーな気分はなくなっていました。

今思えばそこまで落ち込むような問題でもないのですが、、、。なぜあんなにも卑屈になってしまったのかなって思うほど。けど、問題の本質はそのネットで出来なかったことではなくて、そこから派生する不安とか、苛立ちのように思います。

少し深呼吸して、頭の中をきちんと整頓してから、いつもの生活のリズムに戻る必要性があるようです。

新しい習慣は付き合う人ともにやってくる

日曜日。空には綿雲と青空、太陽の光は穏やかで、”これぞ日曜日!”という天気のロンドンです。

昨日はミニの家で今年最後となる庭仕事を頑張ってしてきました。これでもか!っていうほどのブラックベリーとアイビーの蔦や根っこを地面に這いつくばってむしり取ってきました。だから、少しだけ筋肉痛が。

少し疲れた体に、窓から入ってくる秋を含んだ風が気持ちいいです。外気を入れると澱んでいた部屋の中の空気が一気に動いて、心も体もリフレッシュできて本当にいいなって思います。

この換気の習慣、ユリ君と付き合い始めてから特に気をつけてするようになったなって。

独身の時や、同じ人と長い間付き合っていると生活習慣とかがずっと変わらないでいることって多くありませんか?そんな時に、新しい恋人でもいいですし、自分と違った生活スタイルを持っている人に会うと、少しだけ今までの自分とは違った生活の習慣が生まれたりして。これって面白いなって思うんです。

”そっか、こんな生き方や、考え方もあるんだな。”って。じゃ、この部分を僕の生活の一部に取り入れてみたらいいかな。とか、そのことについてネガティブに考えてたけど、この角度から見てみればそんなに悪いものでもないんだな。とか、そんなことが気づけることが付き合い始めって多くないですか?

ユリ君と付き合い始めて変わったとところは何かと考えてみると、換気をこまめにして新鮮な空気を取り入れる、ハイキングやカヤッキングなどの野外活動の喜び、お酒を飲まないという生活スタイル(僕は今でも飲むんですが、量は減ったように思います。)、夕飯の際にはサラダをいつも作る、あまり他人を気にしないで我が道を突き進む力強さと頑固さ。物事を計画的に、しかもちゃんと有言実行でするところ。

もちろん時には価値観の違いで衝突することもありますが、それもお互いを知るのには大事なことですよね。そこから自分が譲れる部分と彼が譲歩できる部分のちょうどいい所を見つけて、仲良くまた手をつないで進んでいく。これが大事だなって。だって、お互いに30年以上別々に生きてきて変えられない価値観や考え方って有るじゃないですか。それにはどちらが正しいとか、間違っているということはなく、それが自分というアイデンティティーだと思うんですよね。だから、お互いを全否定するんじゃなくて、認めれるところ認めてあげて、どこか妥協点を見つけてそこに歩み寄ることが一番だなって。

これから僕にはどんな新しい習慣が生まれてくるんだろう。今から楽しみです。

 

最後の瞬間にもし、、、

木曜日の夜。あともうすこしで週末ですね。待ちきれなくて、ちょっと強めのお酒で。ウォッカ、レモン、バーモスとブルーベリーとチェリーのジュースを氷で割ったカクテルで素敵な週末のお祝いをしている僕。来週は職場のマネージャーが2週間ほどホリデーなので、僕がお店のマネージメントをするので頑張らないと。それもありの、早めの週末の始まりです。(明日はもちろん、仕事なんですけどね。)

少し前の記事で、”僕はよく悪夢を見る。”ってかいたのですが、最近見たのがちょっと新鮮で、おすそ分け。

悪夢をおすそ分けっていうのもなんですが、何か妙に考えさせられる夢だったんですよね。

安楽死、ご存知ですか?末期の癌患者の人など、もう治る見込みがなく、これからは苦しみの果てに死しかない。そんな状態の人に、安らかな死を選択するもの。スイスではかなり昔から、世界でもベルギー、オランダ、アメリカ数州では合法化せれているこのシステム。

イギリスでは違法なので、出来ないのですが。時に新聞の記事に、安楽死を求めて合法の国に行って、最後の晩餐を家族としてその後眠るように亡くなったという記事とかが出ることがるんですよね。尊厳死ってったりもするようで。苦しみもがきながら、最後を迎えるより自分の好きな人に囲まれて自分のしっかりとした意識のまま死んでいきたい。確かに僕も理解できるなって思える尊厳死。

この前見た夢は、ベッドに横たわる僕。そして、ベッドの隣にいるのはお医者さん。その時点でわかっているのは、”僕はこれから苦しみを味わうしかない人生なんだ。それならば、その前に幕を下ろそう。”という思い。

そして僕の腕に注射される眠りを誘導し、僕を死へと導いてくれる薬品。

少しずつ眠りにが訪れて瞼が重くなってくる自分。そして不意にある感情が僕に去来する、”本当にやりたいこと全部したのかな。最後にもう少し会いたい人はいなかったっけ。あれ、今死ねるのかな?後悔はないのかな!”って焦って思っている感情とは裏腹に少しづつ死の眠りへと落ちていく僕。

そこで目が覚めたんですよね。けど、目が覚めたらベッドの上なので、その後の数分間、自分が死んでいくのか、どれが現実で夢なのか区別がつかなくてもの凄く狼狽えてしまいました。

これは夢としては怖いけど、このような思いがもしかしたら安楽死の時によぎるのかなって経験を出来たことは良かったなって思います。

人生悔いのないように生きていかなければなりませんね。悪夢は時に人生の教訓だなって思ってます。そうすると、少し悪夢も愛らしく思えるので。

イギリスを生きる術

今日は一面が曇り空で、しかも時に雨音が聞こえる寂しい朝のロンドン。一雨ごとに秋の深さが増しているようです。

そんな朝には温かな紅茶で体の芯からあたたかくするのが僕は一番好きです。秋は紅茶の味が美味しくなる季節だなって思うのは僕だけでしょうか。

実は今日は少し、遅めのスタートなのでゆっくりとした朝を迎えているんです。普段だったら朝7時半に家を出るのですが、今日はその2時間後。この朝の2時間って大きいですよね。

新しく入った子が、仕事の内容にもペースにも慣れてきたので今朝は僕の手伝いなく出来るだろうと判断してのこと。今頃、頑張って働いている頃かな。

イギリスで働いている日本人の子の多くは今は、ワーキングホリデーの人。5年ぐらい前までは学生も20時間ぐらいなら働けたんですが、ここ数年厳しんんですよね、法律が。それもあって、”海外で仕事をするのは、初めてなんです。”っていう子が多いのですが、みんな頑張っているなって思います。

知っている人が誰もいない国で、1から自分の生活を築き上げるのは簡単ではないですもんね。その苦労は僕もわかるので、できるだけのお手伝いもしてあげたいなと思って、英語を教えたり、イギリスに住むアドバイスだったりをおこがましくもしているんです。

だいたい聞かれるのが同じような質問だったりするので、もしかしたら今から留学やワーキングホリーでに行く人には役に立つかと思い、書いてみることにしました。

英語力はどうしたら伸びますか?

これはひたすら、使う。ということですね。日本人って、”ちゃんとした文章で喋らなきゃ。間違っちゃいけない。”っていう所がネックになって喋れないっていう人が多いように思います。言語って、間違ったら、恥をかいたら、その分だけ伸びるものだと僕は思っているんで間違いを恐れずに、”あれ、何か通じた。よかった。”程度の心意気でいいと思いますよ。あとは、自分の意見を持つことの大事さかな?日本ってあまり自分の意見を求められること、それを主張することが少ないので、”政治のことや、ある時事ネタについてどう思いますか?”と問われた時に、”うーん。わからない。”で終わる人が多いから、話が膨らまないのかななんて、考えたもします。調和を重んじる日本人だから、”私はこう思います!”って言えないのもわかるんですけどね。

イギリス人の友達はどうしたらできるの?

ロンドンって、本当に多国籍で位置を歩いていてもイギリス人がほぼいないってことも多いんですよね。ある年齢に達すると多くのイギリス人は郊外の街に移住して、そこからロンドン市内に通ってくるのが多いので。あと、語学学校にはイギリス人はいないですし、職場も飲食のサービス業はロンドン市内ではイギリス人、ほとんど働いていない感が大なんですね。ここで大事なのが、自分の得意技や趣味。”イギリス人が日本人の僕をどうして友達にしたいか?”と考える時に、多分”日本に興味があるから。”なんですよね。じゃ、日本に自分がどれくらい詳しいかというとそこまでない。そうするとイギリス人の友達ができるのが難しい。ただ、自分の特技や趣味があればそれに関するサークルなどに参加すればイギリス人の人がいる可能性が高く、そこで気が合えば友達に。お互いに好きな趣味が一緒だから、会話もその話題で盛り上がれる。

どうなんでしょ。他に聞きたいことがあったら、質問してくださいね。僕の知っている限りのベスト、答えますので。

人肌が恋しいとき

地平線近くまで厚い雲が覆っていて、そのわずかな雲のない空の部分が鈍い黄土色と金色の光を解き放っている今日の朝。夏のような開放的な明るさでなく、暖かさがある一部で、ほんのり感るの朝の始まり。寒い部屋の中で自分の寝ている布団の中だけは温かい、そんな景色。

僕はよく、悪夢を見て突然に夜中に目が覚めたり、まれに泣きながら目覚めたりすることが多くて、そんな時に誰かが隣で寝ていると安心できるんですよね。”あれは夢だったんだ。隣にはこんなにも安らかに眠っている人間がいる。僕も安全なんだ。”って思えるから。

その他の時に”誰かが隣に寝てくれればいいのにな。”って思う時は、秋の終わりと冬の始まり。

自分の体がまだ寒さに耐える準備ができていなくて、朝方の寒さの厳しさに戸惑って、眠い頭で、”もう一枚毛布をタンスから取ってこようか、けど、めんどくさい。”なんて葛藤している時や、ベッドに入った時のシーツの冷たさが身体中に駆け巡る時。

”誰かが隣にいて、体をぴったりとくっつけられれば温かいだろうに、、、。”って無性に一人で寝るベッドが寂しく感じてしまうんですよね。

ユリ君は基本的に基礎体温が高いようで、夏は近くで寝ると暑いと感じるほどですが、冬になると湯たんぽのような感じで布団の中がちょうどいい温度に。今度会えるのが十一月の上旬なので、それまではユリ式人間湯たんぽとは会えないので寂しい気分です。

この季節って人肌が恋しくなりませんか?

 

変化する

最近は秋の夜長にふさわしい空が見えるイギリスです。寒さも少し和らいで、冬という感じではなくなってホッと一安心。

僕の机は窓の隣にあるのですがその窓から見える月が最近は素敵です。少し銀のかかった金色の眩しい光を放ち、冷たく光っている月は秋の夜長にピッタリだなって、見るたびにほんの小さなため息が出てしまうほど。

静かな夜の生活というのもいいですよね。

さて職場には今、日本人の子が数人いるのですが最近は20代前半の子が2人入って平均年齢がグーっと下がったんですよね。僕以外はゆとり世代という感じで、働いていておもしろいです。

特に面白いなっていうのが使う言葉。

僕は2006年に日本からイギリスに来て10年。その前にも2年半アメリカにいたので、日本で最近使われている言葉とかがわからないんですよね。

僕が住んでいた時は、”ちょー楽しい。”など、超をつけるのが流行っていたのですが、今はどうなんでしょうね。

ある日ラインのメッセージに、”とりま”というのが来て、”とりま?犬の美容師さん?”かと思ったのですが、これは”とりあえずまあ、”だそう。あと、最近ユーチューブで見ていてもよく聞くなって思うのが、”それ、あるあるだよね。”って言葉。あるあるが名詞になるんだって思うと新鮮。

じゃ、”あるある”って思う時にどういう風に言うんですかと問われたので、”それ、よくあるよね。”って答えたら、”そのままなんですねー。”との返答が。

そしてフェイスブックの友達がシェアしている記事に、”初当選の新潟知事の経歴がチートすぎて、やばい”との見出し。

英語でチートだと、カンニング、ズル、浮気みたいな意味合いなので、”あれれ、嘘でも学歴に書いたのかな?”って見てみると、灘高卒業、東大を大学院まで出て、医師免許を取り、その後アメリカでも有名な大学に。何も詐称しているような記事はなく、、、、。

じゃ、なぜチート?と思いネットで調べてみると、最近はネット用語で凄さの表現、最強感を表す褒め言葉なのだそう。

言葉ってやっぱり生きているんだなって、こういう時に感じます。これから10年後にまったく違った言葉があるんでしょうね。