ちょっと、頑張ってみた

僕は子供のから、高いところが苦手なんですよね。高所恐怖症なんです。

例えば、吊り橋とか、高層ビルの展望台とか。遊園地で一番怖いのはゆっくりゆっくりと狭いゴンドラの中で少しずつ高いところに上がっていく観覧車。

とはいえ、木登りとかは好きなんですよね。自分でどうにか降りれる自信がある時とか、周りに何か他のものがあってあまり高さを感じさせてくれなければどうにかなる時も。

今回のドイツのハイキングの旅で、悪魔の道というルートがあるんですよね。岩がゴツゴツしているところがたくさんあって、”悪魔だなー”って感じなところなんですが、このルートの中に物凄く大きな奇岩があるんですよね。

 

ね。何か不思議な岩でしょ。しかも写真から分かる様に木よりも背が高いんですよ。そしてどうやって登るかというと。

この2枚目の写真の左下に何があるか見えますか?か細い青いハシゴわかります?これ、本当に緊急のハシゴの様に急で、ステップとかも物凄く狭いんですよ。ユリアンの友達曰く、”ここは昔、東ドイツだったからね。だからケチな作りなんだよ。”と冗談まじりの回答が。

この階段が4回ぐらい続いて、けっこうな高さまで上がるんですよね。少しづつ、周りを見ずにガンバッッ登頂しましたよ。

高いところがなんともないユリアン。まったく動じない、この余裕のあるポーズ。羨ましい限り。

僕も頑張りましたよ。だけどね、どうしてもレールから手が離せなんですよね。だけど、見て。半笑顔頑張ってますから。(笑)

お互いに撮りあって

今日は夏の暑さがどこに行ってしまったのかというほど肌寒く、時をり強い雨が降ったりと不思議なお天気。これから少しずつ秋に向かっていくのでしょうかね?

最近、ハイキング記事で、写真も森の中の自然美溢れるものが。だけど、そんな間もユリアンを途中で撮ったりもしているんですけれどね。彼としては僕が許可も得ずに撮ったり、そして時にポーズを強制したりするので、時にカメラを取り上げられて僕の写真も数枚撮られました。

それを今日は、ご披露です。

これは見晴らしの良い場所で、ひと休憩をした時のもの。かなり歩いた後なので、疲れも溜まって、重いカメラとリュックサックを下ろして地面に寝転んだ時の一枚。

 

この2枚はまだ歩き始めて少しだから、ユリアンもポーズに応じてくれるし、僕もカメラのレンズを換えてその場所にあった撮影方法を選んでいたけれど、途中で疲れていつも使っているレンズ一本で。

けど、いつも思うのが”2人の写真がないよな”って、編集の段階で思うんですよね。それで最近、撮るようにしたのが二人の影の写真。

なんとなく影に性格が出ているようで、好きなんですよね、この影絵。

光と影の存在

今日はお休みだったので、ゆっくりとした朝を迎えた僕。9時半まで眠ったのに、まだ疲れが取れないというか、眠いんですよね。夏の暑さのためかなって思っています。

さて、ハイキング。今回行ったところはドイツの中部からもう少し北に位置するハルツ地方。(Harz) ドイツ語で”心”を表す文字なんですよね。ドイツの南部は高い山があるのですが、逆に北部はずっと平野。どこまで見ても丘もないような感じなんですよね。そこにあって、このハーツは唯一の山間部。しかもここ、魔女と悪魔で有名なんです。

この地方では一番高い山、ブロッケン。伝説ではここに年1回この山、魔女が集まって饗宴をするとのこと。あと、ここの山の名前をとった現象がブロッケン現象。霧の中に自分の影と虹が映り込む現象なんですね。

確かにハイキングのルートも苔むした道や、奇岩があったり、木々で鬱蒼とした森に川の流れ。神秘的な雰囲気です。

前回は、色どりの美しさに惹かれて撮ったもの。写真家の中で色ともう一つ気になるのが明るさと影の状態。これの状態は白黒写真にしたら綺麗だろうなって、色のある世界を見ながら考えるのも幸せなんですよね。

木の枝ぶりや太陽の光が創る光と影。これが本当に美しくてしょうがない時があるんですよね。それをカメラに収めることができるというのは嬉しいことですよね。

 

日常のカラフルな世界を白黒の世界で考えてみるって面白いですよ。ぜひ、オススメです。

様々な色の中を

暑さが昨日よりは少し和らいだロンドン。そして月曜日はイギリスでは祝日で3連休になるんですよね。ただ、イギリスは日本に比べて祝日が少なくて、この後はクリスマスまで祝日なし。貴重な祝日です。

さて、話をまたドイツのハイキングの旅に。

僕は端くれながらも、写真を撮って生きているんですよね。だから、ハイキングバッグの中にはカメラが。カメラを持って歩くと本当に重いんですよね。肩にずっしりと重みが。こんなに重いなら、カメラを置いていけばいいのにっていう重さ。

だけど、素敵な景色に出会えるのならば、それをカメラに収めることができるのならば、”重くても頑張る!!”って思うのがフォトグラファーの心意気なんですよね。

今回は色の美しさをとらてた写真をおすそ分けです。

青空が湖面に美しく映り、そこに横たわる巨木。この水の中でこの木は少しづつ解体されていつか姿を消すんだなって思うと不思議な気がしますね。

 

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同じ青空をバックにしても赤い実をならせて緑の葉を広げる木と、枯れてしまった木々の群れ。似たような感じの写真になのにそれぞれに違った印象を受けるのも写真の面白さだなって思います。

青と緑の他にも、ピンクや黄色の花々も咲いていました。穏やかな時の中で少しづつ歩みを進めて、変わる景色や風景の中で溶けこめるのはハイイングの醍醐味。

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この蝶々がある場所に本当にたくさんいて、一番驚いたのが人を怖がらないんですよね。何十匹の蝶がこの花の周りを飛び回ったり、止まっていたり。ユリアンが指を伸ばしてとまるか試していましたが、どうやら彼の指は蝶々のお気に入りではなかったようです。

 

 

至る所で、こんなにも

イギリスはここ数日、30度を越す真夏日でもう疲れています、、、。最近はエアコンがあるところも多いのですが、地下鉄でも、パブでも、お店でもクーラーがないところって多いんですよね、未だに。そんなところだと、こんな30度を超える日は暑くて、、、。

ちなみに僕の働いているお店も、クーラーなしでしかも熱が店内から逃げないので外の方が涼しい程の暑さに。多分、35度くらいでしょうか。その中で10時間ほど働いているとね、疲れもひとしおですよね。

さて、そんな疲れを忘れさせるためにもドイツのハイキング旅行の話へと戻しましょう。

時に川沿いを歩いたり、森の中を進んだりと、視界が開けたりと色々な景色を楽しめるのがこのハイキング。

まるで、ヘンゼルとグレーテルの世界。パンくずを落としてもこれじゃ帰ることも無理。そんな森の深さ。

すると、ユリアンが茂みに入ってゴソゴソ。

そこにあったのは、これ。

 

 

野生のブルーベリーとラズベリー。これが本当に至る所に生えてみをつけているんですよね。ブルベリーの木は膝ぐらいの大きさで小ぶり。ラズベリーの方が背が高く、野生種のためかスーパーのよりも小柄。

ユリアン曰く、あまりしたのみは取らないこと。狐や犬がおしっこをかけて、その寄生虫がいるかもしれないから。食べるなら直射日光があまり当たっていないところで育ったものを食べるべき。なぜなら甘みが増すから。

確かに木によっては酸っぱすぎるもの、逆に本当に甘いものもあって、そのアタリ的な甘いものを探すのに僕は結構がんばりました。かなりの数ハイキングをしながら食べたように思います。

また、この日ではなかったのですが野生のプラム(こちらもスーパーの大きさの5分の1の大きさ)を食べることができました。これは本当に甘かったー。

ハイキングってこんな楽しみもあって、いいですよ。

縦にそびえ、横に流る

朝起きると10時過ぎという朝寝坊。ユリアンも僕も仕事など忙しくてこの旅の前まで十分な睡眠がとれていなかったため、遅くまで眠ってしまうという事態に。本当はもっと早く起きてハイキングに行くつもりだったのですが、出鼻をくじかれた感じに、、、。

遅めの朝ごはん、そして昼ごはん用のサンドイッチ作り。中身はドイツの美味しいチーズと、ハム。それと果物にウィンナー。(日本のウィンナーとまったく似たようなもの。イギリスにではあんまり見かけないんですよねー。しかも日本のように再度温めなくてもいいんで、楽チン。)

天気も晴れ。借りていたホリデーアパートの大家さんが、”明日、明後日と雨の予報だからね。どうなるかしら?”と前日に言われていたので、”さすが晴れ男。”と自負しながらアパートを後に。

ハイキングのコースはユリアン任せで、”今日は23キロぐらいだよ。この辺りで4番目に高い山に登るからねー。”との情報を頼りにスタート。僕はカメラを持ってのハイキングなので荷物は肩にずっしりと重いんですよね。

町の中心を抜けてハイキングコースに。

森の匂いが体じゅうを覆って、呼吸を深くすると緑の深い匂いが少しずつ広がっていく感じ。僕の日本の地元は山に囲まれたところにあるので、懐かしさも。

そしてその森を潤している水の流れ。”さわさわ”と”ざわざわ”の間のような音を時にたてながら流れていく美しさ。木が育つには水が不可欠というのは当たり前のことだけど、それが営みとして目の前で観れるというのは幸せですよね。百聞は一見にしかず。そして聴覚も、嗅覚も視覚、触覚でそれを感じられる心地よさ。

そんな”自然”。だけど、ここには人が作った道があり、石橋がある。ただ、人間性が目立っていることもなく、そこにある森と川に混ざり合って一緒に生きている感じ。”共存”と呼び合えるのはこの様な感じなのかもしれませんね。お互いがあまりに自己を主張しすぎすに、互いの必要性は理解して、生きてく。これって、人間同士の関係性でも言えることですよね。

ね。人間もこうするとうまく自然と交わって、その一部みたいじゃないですか?

太陽の光も場所や時間によって燦々と注いだり、穏やかに漏れてきたり。その光が作る森の陰影がまた、写真家を魅了するんすよね。

 

 

 

 

連絡までに

ブログが滞っていて、申し訳ない。実は先週の木曜日から昨日までドイツに居て、昨日の夜遅くに帰ってきたんです。

今回はユリアンと初めての休暇を過ごすというのがメインイベントで、お互いに24時間を共に数日、自分の家でなく他の場所でもちゃんと仲良くいれるのかという実験もこめての今回の旅。”この旅の終わりには喧嘩別れしているかもね。”なんて冗談を言いながら、結果は喧嘩をすることなく楽しい旅行となりました。

ユリアンが選んだ旅先は、ドイツの中央部より少し北にあるハルツ(Herz)地方。魔女の住む場所として有名で、森と水に囲まれた素敵な場所でした。詳細は写真とともにブログでお伝えしますね。

なぜ、この地をユリアンが選んだかというとハイキングのため。

今回はかなりの距離を歩きました、登りましたよ。

初日は着いたのが午後5時ごろで、まず荷物を置いてひと休憩。スーパーに買い物を行くのに遠回りをして、この日8km。次の日から本格的なハイキングが始まり、この日は23km。次の日は31kmだけど、この日は標高差が最も高くて、550mからスタートして北ドイツで一番高いブロッケンまで1142mまで登り、その後600mまで下がって今度は北ドイツで2番目の山(971m)に登ってまた降りて戻るというルートに。そして次の日はユリアンの友達を含めて4人で25kmのハイキングに。なかなかのハードコアなスケジュールでしょ。

けど、その甲斐あって素敵な景色と出会えたのも事実。皆さんにその素晴らしさが伝わるようにブログで後ほどお伝えします。

これ、泊まっていたところから歩いて10分ほどのところなんですが、空が広い!!

 

ドイツ語の壁

秋のような空と、涼しい風が吹き抜けるロンドン。”これで、今年の夏も終わりかな?”と思っているのですが、数日前の新聞の記事によれば来週の頭にかけて熱波がくるらしく、火曜日の予想最高気温は32度。だったはずなのに、予報を見てみたら24度と真夏にはなりそうになさそうです。イギリスの天気は本当にその前日くらいまでは予測不可能なんですよね。

イギリスの今までの最高気温が2003年に記録した37度で、もしかしたらそれをも上回る記録が!!とのことだったけど、お預けのようです。

クーラーなどの冷房設備がないイギリスのアパートにとっては恐ろしい話なので、ホッと一安心しているのが本心なのですが。

さて、4月から始めたドイツ語も今、4ヶ月。毎日、20分ほどコツコツとやっています。

ドイツ語と英語は親戚同士だからって言う割には、ドイツ語の難しさの壁にぶち当たっています、、、。

けど、ドイツ語を学んだ人曰く、”ドイツ語は最初の壁が一番高くて、その後はルール通りになるから大丈夫。”その言葉を信じるのみ。

物の名前には男性、女性、中性があり、それによって英語ではthe(その)が違ったり、形容詞や動詞の変化などルールがたくさん。ただ、このルールを覚えてしまえればあまり不規則なものがないからと、慰められながら進めてます。

ドイツ語を勉強するときは基本は英語の脳みそで考えているんですが、ドイツ語の語順を考えるときは日本語を使うようにしてます。言葉の並びでいくと日本語に近いんですよね。

初級者なので進歩が目に見えてわかるところも今は助けになってます。最初は何も意味をなさなかったドイツ語の文章が、単語を習うごとに、文法を習うごとにわかっていく喜び。これはやる気が出ますよね。

日常生活を問題なく喋れるようになるには気が遠くなるような遠い道のりですが、千里の道も一歩から。地道に、気長にやっていこうと思います。

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人生ゲーム

この前、ユリアンが来た時に遊んだのがモノポリー。

モノポリーは実は僕が最初に買ったボードゲームなんですよね。地元の小さな、だけど子供だったら誰もが知っているオモチャ屋さんで。

あの頃の僕は自分のものにしろ、プレゼントにしろ、何かをじっくりと考えて、考えてものを買う。そんな子でした。だから、モノポリーを買おうって思って決断したのもそのオモチャ屋さんに籠城した後だったようにい思います。

あの頃、どれくらいの値段だったんだろう、、、。3000円とか、4000円くらいで。その頃の僕の1ヶ月のお小遣いが500円だったから、”何回やっても楽しさを感じるボードゲームを買わなきゃ!”ってそんな使命感を感じていたのかもしれませんね。

ゲームはそれから何度も遊んだのですが、一番のお気に入りだったのは銀色の駒達。戦艦、テリア犬、アイロンなどあって、それだけでも遊んでました。

今大人になってやってみて、ルールの本を読んでみると笑ってしまいます。モノポリーってルールがいろいろとあるじゃないですか。だから中途半端ににしかルールも読んでいなかったらしく、僕がやっていたやり方と全然違ったりで。もちろん、あれはあれで楽しかったのですが。

ちなみに勝負はユリアンの勝ちでした。

モノポリーと似ているのが人生ゲーム。

車の駒に最初は一人で乗って、結婚したり、子供を産んだりして駒の家族が増えていく。時に素敵な臨時収入があったり、ものすごい額のお金を納税しなきゃいけなかったり。人生、山あり谷あり。そんなゲームですよね。

僕の毎日の生活は特に荒波に揉まれることもなく、穏やかなものが多いのですが、時に人生の荒波に揉まれて、”どうしたらいいんだろう。”とか、”人生、年齢を増す度に悩みが増えていく、、、、。”なんて考えにとりつかれることが。先の見えない将来に物凄く不安になったり、小さな物事を考えすぎちゃったり。

そんな時、気分までも沈んでしまって、、、。

けど、最近はそんな時こう考えるようにしています。”人生はゲームなんだ。”って。

僕は人生というゲームをプレイしている。だから、そんなに考えても苦しんでもしょうがない。ゲームだったら、そんな時もある。臨時収入がくる日を待っとけばいいんだって。

そう思うと、人生が少しだけ楽しくなりませんか?

 

都会の夜

早いもので、最近のロンドンの夜や朝には秋の気配が漂っていて、しかも日を追うごとに強くなっている。そんな印象を受けます。

お盆も過ぎていない日本ではまだ夏まっ盛りの日々で秋の気配はないのでしょうけど、季節は一日置きに変わっているのですね。

開け離れた窓から入ってくるひんやりとした風がどこか少しだけ寂しさを含んでいる、夏の終わりはだからどこか物悲しいのかもしれませんね。今まで自分の手の中にあったものが、不意に気がつくと失ってしまっているそんな喪失感。

長いことロンドンに住んでいるけれど苦手なものが人混み。

自分のペースで歩くことができないし、人が多過ぎて、圧倒的な数の他人が疎ましく、まるで自分の敵であるかのように感じてしまうから。だから、歩く時もなるべく裏通りを歩くし、道路もすぐに方向が変えれるような道の端っこを歩く癖があるのかも。まるで野良猫のように。

だから、ゴミゴミ感が出る都会の喧騒や雰囲気は苦手なのかも。

だけど、都会の夜は特別だなって思います。

昼間よりも空気の密度が高くなって、深呼吸をしてもいっぱい酸素が肺にまで入ってくる気がして。

それに人工的な光が綺麗なのにどこか寂しげで、そこも好き。暗闇の中を頑張って照らしているようなそんな懸命さが。夜は昼間と違って全てを闇の中に隠そうとする、そこに一部分的に明かりを灯す光は少しだけ浮世離れしているし、現実を照らし出している気もする。

そんなあやふや感があるのも、都会の夜だと思う。